
2022.05.26
第19回ミステリーズ!新人賞の一次選考結果を発表しました
東京創元社が主催する短編ミステリの新人賞である、第19回ミステリーズ!新人賞の一次選考結果を公開しました。
詳細は下記リンクより、ミステリーズ!新人賞のページでご確認ください。
http://www.tsogen.co.jp/award/mysteries/

2022.05.15
第53回星雲賞参考候補作に東京創元社の作品が多数選出されました
5月15日(日)に第53回星雲賞の参考候補作が発表されました。同賞は、日本SF大会参加登録者によるファン投票で決定される、優秀なSF作品およびSF活動に贈られる賞であり、日本のSFおよび周辺ジャンルのアワードとしては最も長い歴史を持つ賞です。
第53回星雲賞の投票は5月15日~6月30日におこなわれ、受賞作の発表と贈賞式は2021年8月27~28日に第59回日本SF大会「F-CON」(開催:福島県)でおこなわれる予定です。詳細は下記リンク先をご確認ください。
●第59回日本SF大会「F-CON」公式サイト
●第53回星雲賞 参考候補作一覧ページ
今回、東京創元社の刊行作品で選出されたのは、以下の作品です。
【日本長編部門】
●門田充宏『蒼衣の末姫』(創元推理文庫)
無作為に人を襲う怪物が跋扈する世界。役立たずの姫として周囲から蔑まれてきた少女キサは、同じように大人たちに見捨てられた少年と出会い、過酷な宿命と立ち向かう決意をする。
【海外長編部門】
●マーサ・ウェルズ/中原尚哉訳『ネットワーク・エフェクト』(創元SF文庫)
【ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞】かつて大量殺人を犯したとされたが、その記憶を消されていた人型警備ユニットの“弊機”。プリザベーション連合に落ち着いた弊機は警備役として惑星調査任務に赴くが、絶体絶命の危機に。はたして弊機は人間たちを守り抜き、大好きな連続ドラマ鑑賞への耽溺に戻れるのか? ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞・日本翻訳大賞受賞『マーダーボット・ダイアリー』、待望の続編!
【海外短編部門】
●S・チョウイー・ルウ/勝山海百合訳「沈黙のねうち」/『紙魚の手帖 vol.02』(A5判単行本)収録
移民の母は娘の将来のため、自らの母語を売り渡す決断を迫られる――
●カリン・ロワチー/中原尚哉訳「ノマド」/『パワードスーツSF傑作選 この地獄の片隅に』(創元SF文庫)
●デイヴィッド・バー・カートリー/中原尚哉訳「アーマーの恋の物語」/『パワードスーツSF傑作選 この地獄の片隅に』(創元SF文庫)
パワードスーツ、強化アーマー、人型歩行メカ――アレステア・レナルズ、ジャック・キャンベルら豪華執筆陣が、古今のSFを華やかに彩ってきたコンセプトをテーマに描く、全12編の傑作書き下ろしSFアンソロジー。加藤直之入魂のカバーイラストと扉絵12点も必見。解説=岡部いさく
※電子版には扉絵カラー版が収録されています。
●ジェイムズ・アラン・ガードナー/佐田千織訳「星間集団意識隊の婚活」/『銀河連邦SF傑作選 不死身の戦艦』(創元SF文庫)
広大無比の銀河に版図を広げた星間国家というコンセプトは、無数のSF作家の想像力をかき立ててきた。オースン・スコット・カード、ロイス・マクマスター・ビジョルド、G・R・R・マーティン、アン・マキャフリー、ロバート・J・ソウヤー、アレステア・レナルズ、アレン・スティール……豪華執筆陣による、その精華を集めた傑作選が登場。解説=大野万紀
※電子版には扉絵カラー版が収録されています。
【ノンフィクション部門】
●福井健太編『SFマンガ傑作選』(創元SF文庫)
手塚治虫、松本零士、筒井康隆、萩尾望都、石ノ森章太郎、諸星大二郎、竹宮惠子、山田ミネコ、横山光輝、佐藤史生、佐々木淳子、高橋葉介、水樹和佳子、星野之宣……SFマンガの黄金期ともいうべき1970年代の作品を中心に綺羅星のごとき14編を収めた、ベスト・オブ・ベストの傑作マンガ・アンソロジー! 編者による各作品解説と、30ページを超す巻末のSFマンガ史概説も充実。編者=福井健太

2022.05.13
作家パトリシア・A・マキリップ逝去
2022年5月6日、ファンタジイの名手として知られる米国の作家パトリシア・A・マキリップが74歳で亡くなりました。
1948年2月29日米国オレゴン州セイラムで生まれたマキリップは、 1974年に刊行された最初の長編『妖女サイベルの呼び声』で世界幻想文学大賞、〈イルスの竪琴〉3部作の第3部『風の竪琴弾き』(1979)でローカス賞ファンタジイ長編部門、『影のオンブリア』(2002)で世界幻想文学大賞、『夏至の森』(2006)ではミソピーイク賞を受賞したほか、数多くの賞にノミネートされ、独特の美しい世界観や、詩的な文章表現で多くの読者を魅了してきました。
創元推理文庫からも、『オドの魔法学校』『茨文字の魔法』『ホアズブレスの龍追い人』『冬の薔薇』〈イルスの竪琴〉3部作など、いくつもの作品を刊行いたしました。
幻想的でありながらリアルな異世界の素晴らしさ、物語の構成の見事さ、キャラクター造形(特に女性!!)の魅力は、他の追随をゆるさないものがあります。
もう彼女の紡ぎ出す新たな物語を読むことができないかと思うと、本当に残念でなりません。
心からご冥福をお祈りいたします。

2022.04.26
第13回創元SF短編賞 受賞作決定
【正賞】笹原千波「風になるにはまだ」
選考委員に山田正紀先生・酉島伝法先生を迎え、東京創元社・小浜徹也を加えて2022年4月26日にオンライン会議システム上で行ないました最終選考会の結果、受賞作を上記のとおり決定いたしました。
受賞作は今夏刊行予定の《Genesis 創元日本SFアンソロジー》(四六判並製)に収録したのち、単体の電子書籍として刊行し、また朗読音源化して配信いたします。
選評は、近日中に『Web東京創元社マガジン』に掲載いたします。

2022.04.25

2022.04.01
第32回鮎川哲也賞の最終選考会がおこなわれました
2022年3月30日、第32回鮎川哲也賞の最終選考会が、辻真先・東川篤哉・麻耶雄嵩の三選考委員によりおこなわれ、下記のとおり決定しました。
受賞作なし
優秀賞:真紀涼介「想いを花に託して」
選考経過等の詳細は2022年10月刊行予定の『紙魚の手帖 vol.07』に掲載予定です。
鮎川哲也賞の詳細については、以下のページをご覧ください。
http://www.tsogen.co.jp/award/ayukawa/

2022.03.25
第13回創元SF短編賞 二次選考結果発表
東京創元社が主催する短編SFの新人賞である、第13回創元SF短編賞の二次選考結果を発表しました。
創元SF短編賞のページでご確認ください。
http://www.tsogen.co.jp/award/sfss/13th/

2022.02.28
第13回創元SF短編賞 一次選考結果発表
東京創元社が主催する短編SFの新人賞である、第13回創元SF短編賞の一次選考結果を発表しました。
創元SF短編賞のページでご確認ください。
http://www.tsogen.co.jp/award/sfss/13th/

2022.02.10
『SFが読みたい! 2022年版』の「ベストSF2021」に東京創元社の作品が多数ランクインしました
発売中の『SFが読みたい! 2022年版』(早川書房)において、「ベストSF2021」(対象期間:2020年11月~2021年10月刊行分)に東京創元社の作品が多数ランクインしました。

2022.01.28
第32回鮎川哲也賞2次選考結果発表
東京創元社が主催する長編ミステリの新人賞である、第32回鮎川哲也賞の2次選考結果を発表しました。
鮎川哲也賞のページでご確認ください。
http://www.tsogen.co.jp/award/ayukawa/