2022年1月アーカイブ
2022.01.28
第32回鮎川哲也賞2次選考結果発表
東京創元社が主催する長編ミステリの新人賞である、第32回鮎川哲也賞の2次選考結果を発表しました。
鮎川哲也賞のページでご確認ください。
http://www.tsogen.co.jp/award/ayukawa/
2022.01.27
辻堂ゆめ『トリカゴ』が第24回大藪春彦賞を受賞しました
東京創元社より刊行された辻堂ゆめ『トリカゴ』(単行本)が、第24回大藪春彦賞を受賞しました。
「大藪春彦賞」は作家・大藪春彦氏の業績を記念して創設された、優れた物語世界の精神を継承する新進気鋭の作家及び作品に授与される文学賞です。『トリカゴ』は1月26日にひらかれた選考会において、武内涼『阿修羅草紙』(新潮社)との同時受賞が決定しました。
贈賞式は3月上旬に開催される予定です。
その他詳細については、以下のページをあわせてご覧ください。
●第24回大藪春彦賞受賞作品決定
https://www.tokuma.jp/news/n45514.html
●大藪春彦賞
https://www.tokuma.jp/company/c1515.html
2022.01.12
イラストレーター・ケッソクヒデキ先生の個展が東京・神宮前でひらかれます(1月25日~30日)【このイベントは終了しました】
アリンガム『ホワイトコテージの殺人』やフェイ『ゴッサムの神々』『7は秘密』などの装画を手掛けているイラストレーター・ケッソクヒデキ先生の絵本『でんしゃでおでかけ』(福音館書店)の原画展が、1月25日より東京・神宮前のギャラリー「Popularity」で開催されます。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
ケッソクヒデキ個展「でんしゃでおでかけてん」
日時:2022年1月25日(火)~1月30日(日)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)
会場:Popularity(ポピュラリティー)
東京都渋谷区神宮2-3-24
TEL 03-5770-2331
詳細は公式ホームページをご覧ください。
2022.01.11
【受付終了】高山羽根子/酉島伝法/倉田タカシ『旅書簡集 ゆきあってしあさって』サイン本ネット販売のお知らせ
【サイン本販売のお申し込みは締め切りました】
1月27日発売の高山羽根子/酉島伝法/倉田タカシ『旅書簡集 ゆきあってしあさって』(四六判仮フランス装/税込定価1,760円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『旅書簡集 ゆきあってしあさって』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は1月18日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
◆『旅書簡集 ゆきあってしあさって』内容紹介◆
●岸本佐知子推薦「ひとつ手紙を開くたびに、心は地上のはるか彼方に飛ばされる。
手紙を受け取るということは、もうそれだけで旅なんだ。」
「この国にはいわゆる“お金”がありません。貨幣の代わりに踊りを踊ります。」「たぶん、翌朝にはチェックアウトできるでしょう。チェックインをしなかったような気もするので心配ではありますが。」「われわれ乗客は無言で顔を見合わせました。すでに『われわれ』と呼んでさしつかえないような連帯感が生まれていました。」三人の作家が架空の土地を旅してまわり、文章や写真、スケッチを送りあう、幻想旅情リレー書簡集。巻末エッセイ=宮内悠介
著者紹介
高山羽根子 (たかやま・はねこ )
1975年富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。2010年、「うどん キツネつきの」で第1回創元SF短編賞佳作となる。14年、同作を標題とした短編集『うどん キツネつきの』(東京創元社)で書籍デビュー。同書は第36回日本SF大賞最終候補に選出された。16年、「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞を受賞。19年「居た場所」で第160回芥川賞候補、「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」で第161回芥川賞候補。20年「首里の馬」で第163回芥川龍之介賞を受賞。
酉島伝法 (とりしま・でんぽう )
1970年大阪府生まれ。小説家、イラストレーター。2011年、「皆勤の徒」で第2回創元SF短編賞を受賞。
13年刊行の第一作品集『皆勤の徒』は『SFが読みたい! 2014年版』のベストSF2013国内篇で第1位となり、第34回日本SF大賞を受賞したほか、15年に〈本の雑誌が選ぶ21世紀のSFベスト100〉で第1位を獲得、『SFが読みたい! 2020年版』の〈2010年代SFベスト〉でも第1位となった。18年3月には英訳版も刊行され話題となった。19年刊行の第一長編『宿借りの星』は第40回日本SF大賞を受賞した。
倉田タカシ (くらた・たかし )
1971年埼玉県生まれ。2010年、「夕暮にゆうくりなき声満ちて風」が『NOVA2』に収録されてデビュー。13年に「わたしたちのこれからと、エアロック」が第4回創元SF短編賞の最終候補作となる。14年に第2回ハヤカワSFコンテストに投じた『母になる、石の礫(つぶて)で』は最終候補作となり、15年に長編単行本として刊行された。18年刊の『うなぎばか』で第1回細谷正充賞を受賞。
※サイン本ネット販売の詳細・お申し込みについては、こちらをご覧ください。
お届けは2022年2月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
2022.01.05
明神しじま『あれは子どものための歌』サイン本ネット販売のお知らせ
【サイン本販売のお申し込みは締め切りました】
1月27日発売の明神しじま『あれは子どものための歌』(四六判仮フランス装/税込定価1,980円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『あれは子どものための歌』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は1月12日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
サイン本のお申し込みはこちらから。
※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
◆『あれは子どものための歌』内容紹介◆
●桜庭一樹氏(選評より)──「読後は、世界と人間に対してのちいさな発見を得た。これこそ、物語を読む醍醐味だ」
八年ぶりに因縁のある旅人と再会した料理人の話、飢饉に苦しむ国を救った商人の話、不思議なナイフで自らの〝影?を切り離した男の話。一見関係が無さそうな三つのエピソードが並行して語られ、終盤でひとつになるとき、驚愕の真相が浮かび上がる! 大胆な仕掛けと巧みに張り巡らされた伏線で、本格ミステリの謎解きを紡いだ、第七回ミステリーズ!新人賞佳作「商人(あきんど)の空誓文(からせいもん)」。
どんな賭けにも負けない力を得た少女、あらゆる傷を跡形なく消し去る名医……。この世の理に背く力に人生を狂わされる者たちの五つの物語と、その背後で進行する、国の存亡に関わる陰謀。架空の異国を舞台に、本格ミステリの興趣を巧みに織り込んだ、異色のミステリ連作集。
著者紹介
明神しじま(みょうじん・しじま)
1989年東京都生まれ。早稲田大学卒。在学中はワセダミステリクラブに所属。2010年「商人の空誓文」が第7回ミステリーズ!新人賞佳作となる。2014年に発表した「あれは子どものための歌」は、本格ミステリ作家クラブの年刊アンソロジーにも選ばれた。2022年、両作を含む連作短編集『あれは子どものための歌』でデビュー。自在な語り口で本格ミステリの謎解きを描く、独自の作風で魅せる期待の新鋭。
※サイン本ネット販売の詳細・お申し込みについては、こちらをご覧ください。
お届けは2022年2月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。