東京創元社主催 文学新人賞 創元ミステリ短編賞


第2回創元ミステリ短編賞は、2024年3月31日をもちまして受付を締め切らせていただきました。
応募総数は496編でした。今回も多数のご応募をいただき、誠にありがとうございます。

第1回 創元ミステリ短編賞 決定

2023年8月1日、第1回創元ミステリ短編賞の最終選考会が、大倉崇裕・辻堂ゆめ・米澤穂信の三選考委員によりおこなわれ、上記のとおり決定しました。
選考経過等の詳細は10月刊行の≪紙魚の手帖 vol.13≫をご覧ください。

 

受賞者のプロフィール

 

小倉千明(おぐら ちあき)

1984年山口県生まれ。神戸大学卒。現在は会社員。

 

水見はがね(みずみ はがね)

1985年埼玉県生まれ。日本大学卒。現在は主婦。

最終候補が決定しました

第1回創元ミステリ短編賞は、7月3日に行なわれました3次選考の結果、以下の7編が最終候補作品に決定しました。
大倉崇裕・辻堂ゆめ・米澤穂信の三選考委員による最終選考は8月上旬に行なわれる予定です。

小倉千明おぐらちあき嘘つきたちへ
水見はがねみずみはがね朝からブルマンの男
水山英春みずやまえいしゅんスウェーデン花時計の秘密
嶌崎藤乃しまざきふじの鳥越九郎の杞憂
葉村直はむらなお黒塗りの季語
田島巧仁たじまよしひとアリバイ・インストール
藤井純考ふじいすみたか一九四五年、春の果て

1次選考の通過作が決定しました

第1回創元ミステリ短編賞は、6月27日におこなわれた2次選考の結果、以下の35作品が通過いたしました。
3次選考は7月上旬におこなわれる予定です。

菊田将義きくたまさよし藪の中へ
奈瀬千種なせちくさ
比村コズヱひむらこずえ冷たい嘴
高本葵葉たかもとあおば夜の研究会
岡畑暁おかはたあきら溶けた王冠
卯の花うのはな死者かく語りき
泡崎陸あわさきりくXの悲劇、或いはXmasの悲劇
草間小鳥子くさまことりこわたしの知らないくろうさぎ
小倉千明おぐらちあき嘘つきたちへ
今葷倍正弥いまぐんばいまさやイグ・パットンへの奇妙な依頼
夜来風音やらいかざねAIに殺される
瀬野ひかりせのひかり作曲家の遺言
市河たつきいちかわたつきある種の悪意
森野東介もりのとうすけ清明祭のゆんたく
茂登美智もとみちモノクローム
一乃口梓いちのくちあずさもうすでに暗い場所から
羽合けらまはわいけらまフリッププロップ
水見はがねみずみはがね朝からブルマンの男
関五行せきいつゆき私のたいせつな家族
水山英春みずやまえいしゅんスウェーデン花時計の秘密
嶌崎藤乃しまざきふじの鳥越九郎の杞憂
吉住樹よしずみたつきベテルギウスが消えた夜
鈎鉄兎刑はりがねとけい死者への十字架
入ヶ岳愁いりがたけしゅうゴースト・ショット
葉村直はむらなお黒塗りの季語
黒澤主計くろさわかづえ机の上のH・Sさん
和居並歩わいならぶ凶器はシナリオ
小池夏美こいけなつみ平面じゃない私たち
裕木湊ゆうきみなと姉の本懐
雨地草太郎あまちそうたろうダンデライオンの綿毛の問題
田島巧仁たじまよしひとアリバイ・インストール
江戸川雷兎えどがわらいとフォアグラオンザビーフ
藤井純考ふじいすみたか一九四五年、春の果て
君野新汰きみのあらた不要不急の密室
満島輝みつしまかがや不発弾が眠る島

1次選考の通過作が決定しました

第1回創元ミステリ短編賞は、2023年3月31日をもちまして受付を締め切らせていただきました。
応募総数は438作品でした。今回も多数のご応募をいただき、誠にありがとうございます。
5月23日におこなわれた1次選考の結果、以下の51作品が通過いたしました。
2次選考は6月下旬におこなわれる予定です。

鮎村咲希あゆむらさき跳ぶツチノコ
菊田将義きくたまさよし藪の中へ
奈瀬千種なせちくさ
比村コズヱひむらこずえ冷たい嘴
高本葵葉たかもとあおば夜の研究会
岡畑暁おかはたあきら溶けた王冠
大和色やまといろ魔眼使いと麗しの乙女
卯の花うのはな死者かく語りき
水無月ありさみなづきありさ先祖返り
水池亘みずいけわたる魔法少女は清く正しく美しく
泡崎陸あわさきりくXの悲劇、或いはXmasの悲劇
草間小鳥子くさまことりこわたしの知らないくろうさぎ
小倉千明おぐらちあき嘘つきたちへ
阿部新あべしん一生ファンでいますから
亜済公あずみこう人間動物園殺人事件
今葷倍正弥いまぐんばいまさやイグ・パットンへの奇妙な依頼
夜来風音やらいかざねAIに殺される
瀬野ひかりせのひかり作曲家の遺言
市河たつきいちかわたつきある種の悪意
佐藤卓庵さとうたくあん勇者は懼れず、推理をしない
森野東介もりのとうすけ清明祭のゆんたく
茂登美智もとみちモノクローム
膠花妄人にかわばなもうじんあとの祭り
一乃口梓いちのくちあずさもうすでに暗い場所から
羽合けらまはわいけらまフリップフロップ
水見はがねみずみはがね朝からブルマンの男
有村和太郎ありむらかずたろう神器考
関五行せきいつゆき私のたいせつな家族
端江田仗はしえだじょう曰くの集まる物件について
水山英春みずやまえいしゅんスウェーデン花時計の秘密
嶌崎藤乃しまざきふじの鳥越九郎の杞憂
吉住樹よしずみたつきベテルギウスが消えた夜
鈎鉄兎刑はりがねとけい死者への十字架
入ヶ岳愁いりがたけしゅうゴースト・ショット
葉村直はむらなお黒塗りの季語
坂崎かおるさかさきかおるクジラの歌
黒澤主計くろさわかづえ机の上のH・Sさん
田中青二たなかあおにレトロゲームの殺人
和居並歩わいならぶ凶器はシナリオ
美富寿屋康文みふすやこうぶんわが思ふ人はありやなしやと
小池夏美こいけなつみ平面じゃない私たち
裕木湊ゆうきみなと姉の本懐
中道龍三なかみちりゅうぞう終夜(よもすがら)
雨地草太郎あまちそうたろうダンデライオンの綿毛の問題
山葉大士やまばひろしようこそ日本へ
田島巧仁たじまよしひとアリバイ・インストール
柴田圭しばたけい千里眼殺し
江戸川雷兎えどがわらいとフォアグラオンザビーフ
藤井純考ふじいすみたか一九四五年、春の果て
君野新汰きみのあらた不要不急の密室
満島輝みつしまかがや不発弾が眠る島

第2回 創元ミステリ短編賞 応募規定

■選考委員  大倉崇裕/北村薫/辻堂ゆめ

【選考委員より投稿される皆さんへ】

◇大倉崇裕先生
実は、選考委員をやるのは初めてなのです。新人選考委員です。新人賞の選考委員が新人なのですから、不安を覚える応募者の方もいらっしゃるでしょう。でも、私も新人賞をいただいて作家になりました。新人賞の重みは判っているつもりです。全力でがんばります。面白い作品、びっくりする作品、ひっくり返るような作品、待っています。楽しみです。
◇北村薫先生
ミステリという楽器の弦を弾いたら、どんな音が出るのか。いやいや、これは叩くんですよ――と言われるかもしれない。思いがけないところから吹いて、鳴らすのかもしれない。今わたしは、摩訶不思議な楽器を前に並ぶ演奏者たちの列を見て、わくわくしています。あなたの奏でる音が響くのを、待っています。
◇辻堂ゆめ先生
ミステリの短編というのは、とても密度の高い物語の形式です。導入があって、展開があって、驚きがあって、そしてラストへ。枚数制限のある中で、長編同様にこの流れを辿らなくてはならないわけですから大変なことです。逆に言えば、読み手側からするとものすごく贅沢です。審査は緊張しますが、楽しみにしています。
斯界に新風を吹き込む、意気込みに溢れた推理短編の書き手の出現を熱望します。
未発表の短編推理小説に限ります。手書きの場合は400字詰原稿用紙30~100枚、1ページ40字×40行で印字したワープロ原稿の場合は8~25枚。
正賞は懐中時計、賞金は30万円です。受賞作は小社刊〈紙魚の手帖〉に掲載し、また朗読音源化したものを『kikubon(キクボン)』 (株式会社RRJ)にて配信いたします。また、受賞作の電子出版に関する優先権は小社に帰属します。受賞作の映像化等の二次使用に関する処理は、小社に委託するものとします。

 

締切  令和6年(2024年)3月31日[消印有効] 
(鮎川哲也賞とは締切日が異なりますので御注意ください)

 

ウェブでの応募方法
下記の専用応募フォームページで必要事項を記入し、作品原稿と、必要な場合は添付図版などをお送りください。ファイル名が長くなる場合は、作品名の前半数文字を使ってください。ファイルサイズの上限は合計5MBです。

 

1. 作品原稿
  • 必ずテキスト形式(書式なし)で保存し、ファイル名を"作品名"+"_ペンネーム"としてください(例:○×殺人事件_ペンネーム.txt)。WordファイルやPDFファイルなど、他形式での応募は不可とします。
  • 作品の冒頭に作品名とペンネームを記載し、末尾に「了」の字を付してください。
※ルビなどの指定方法について
「XYZ」に「abc」とルビを振る場合は、|XYZ《abc》のように、全角の|と《》で挟んで記述してください。そのほかの書式指定が必要な場合は、いわゆる「青空文庫形式」を使用してください。(ただし、選考過程において青空文庫形式対応ビューワを使用するとはかぎりません。ルビや書式指定を多用したい場合は、郵送応募をお勧めします)。
本文と紛らわしくなる場合などは、指定ルールをご自分で設定していただいてもかまいません。

 

2. 添付図版等
必要な場合のみ。ファイルが複数ある場合は、まとめてzip圧縮してください。"作品名"+"_図版"というファイル名にしてください(例:○×殺人事件_図版.zip)。

 

作品のご応募はこちらから
  • 外部サイトに接続します。
  • 応募フォームには、株式会社フューチャースピリッツのシステム「フォームメーラー」を利用しており、送信されるデータは暗号化された通信(SSL)で保護されています。

 

 
郵送での応募方法
宛先: 〒162-0814 東京都新宿区新小川町1-5 東京創元社編集部 創元ミステリ短編賞係

 

作品原稿・応募者情報(下記参照)を、A4サイズ横向きの用紙に40字×40行の縦書きでプリントアウトまたは400字詰原稿用紙に手書きし、バインダークリップかゼムクリップで右上をとじてください。紐やホチキスでとじるのは不可です。また、感熱紙印刷、原稿用紙などマス目つき用紙への印刷、USBメモリやCD-Rなど保存メディアでの応募は、すべて不可とします。

 

1. 作品原稿
冒頭に作品名とペンネームを記載してください。末尾には「了」の字を付してください。左下にノンブルをふってください。表紙はつけないでください。

 

2. 応募者情報
下記10点を明記して、A4用紙1枚に収めてください。
1. 作品名2. 筆名&ふりがな3. 本名&ふりがな
4. 応募時年齢5. 性別(男性/女性/その他・非公開)6. 職業
7. 郵便番号&住所8. 電話番号9. メールアドレス
10. 小説の商業出版歴&公募新人賞応募歴(最終候補以上のみ)
※事務連絡には主にメールを使用いたしますので、なるべくPC用のメールアドレスをご記入ください。また、@tsogen.co.jpからのメールを受信できるよう、ご自身の迷惑メールフィルタ等の設定をご確認ください。
※電話番号は平日の日中に連絡のつくものをご記入ください。
※10番については、箇条書きでペンネーム・作品名・出版社名or賞名・年を明記してください。
  • 別名義の作品も、必ず記載してください。
  • 件数が多い場合は、代表的なもののみ記載してください。
  • 商業出版以外の作品発表歴(自費出版や協力出版、同人誌・個人サイト・小説投稿サイトでの発表など)や、最終候補未満の新人賞応募歴は記載しないでください。
  • 該当履歴がない場合は空欄にしてください。
 
発表
小社サイトで行う予定です。受賞作は小社刊〈紙魚の手帖 vol.19〉(2024年10月刊)に収録します。

 

注意事項・よくある質問へのお答え
  • 二重応募(他の公募賞に応募中の作品を応募すること)は失格とします。
  • 持ち込み応募は受け付けいたしません。ウェブか郵送でご応募ください。
  • 応募原稿の差替や修正、取り下げは受け付けいたしません。
  • 応募原稿は返却いたしません。
  • 「40字×40行換算で8~25枚」というのは、実際に40字×40行で組んだときの長さです。「12800~40000字」という意味ではありません。
  • 商業的権利について無契約の作品は、商業媒体未発表とみなし応募を受け付けます。ただし、応募・選考期間中は非公開としてください。(非営利の個人ウェブサイトや同人誌などで発表した場合は、通常は無契約です。なお、電子書籍を含む自費出版物や、小説投稿サイトで公開した作品は、商業的権利について契約が存在する場合があります。不明な点は、当該サービスにご確認ください。)
  • 以下のお問い合わせにはお答えできません。結果発表をお待ちください。
    • パソコンやソフトウェアの操作に関するご質問
    • 応募原稿到着のご確認
    • 規定に気がつかず違反してしまった場合に関するお問い合わせ
    • 選考日程・内容・結果に関するお問い合わせ
  • ご提供いただいた個人情報は、本賞にかかわる事務連絡のみに利用いたします。
  • 受賞作および活字化された応募作の著作権、および二次的利用(映像化その他)に関する権利は、著者に帰属します。
 
主催 東京創元社