2025.01.14
額賀澪『願わくば海の底で』サイン本ネット販売のお知らせ
【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】
2月19日発売の額賀澪『願わくば海の底で』(四六判並製/税込定価1,760円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『願わくば海の底で』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は1月20日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
サイン本のお申し込みはこちらから。
※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
お届けは2025年2月中旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
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◆『願わくば海の底で』内容紹介◆
宮城県沿岸部のとある高校。そこで起こるささやかな謎の中心には、いつだって彼がいた。校舎が荒らされた前夜に目撃された謎の光。一人プールサイドで昼食を摂っていたところを話しかけてきた人物を突き飛ばしてしまった女子生徒。テーマ不明の、花瓶に生けられた花の絵。そして、大学に進学するまでの猶予期間、何者でもなかった2011年の”あの日”以来、私たちの前から姿を消してしまった彼自身――。これは大切なものほど失くしてしまう悪癖に悩まされ、それでも飄々と振る舞う青年が歩んだ、高校生活3年間の軌跡を辿りなおす物語。
◆著者紹介◆
額賀澪(ぬかが・みお)
1990年茨城県生まれ。日本大学芸術学部卒。2015年『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞、『屋上のウインドノーツ』で第22回松本清張賞を受賞しデビュー。吹奏楽、スポーツ、お仕事小説など多彩なジャンルの書き手として注目を集める。また、出版業界の内状に切り込んだエッセイ『拝啓、本が売れません』も評判となる。著作は他に『タスキメシ』『競歩王』『沖晴くんの涙を殺して』『モノクロの夏に帰る』『転職の魔王様』『夜と跳ぶ』などがある。
2025.01.10
額賀澪『願わくば海の底で』ネットサイン本販売開始日のお知らせ
2月19日発売予定の額賀澪先生『願わくば海の底で』(四六判並製/税込定価1,760円)のサイン本を、ネットで予約販売いたします。
当サイトを通して『願わくば海の底で』をお買いあげいただく方へのサービスです。
ご応募開始は1月14日(火)夕方17時より(※販売開始日のお知らせ翌日ではなく連休明けです)、締切は1月20日(月)夕方17時といたします。なお、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
※楽天ブックスを通じてのお申し込みとなります。
お届けは2025年2月中旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
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◆『願わくば海の底で』内容紹介◆
宮城県沿岸部のとある高校。そこで起こるささやかな謎の中心には、いつだって彼がいた。校舎が荒らされた前夜に目撃された謎の光。一人プールサイドで昼食を摂っていたところを話しかけてきた人物を突き飛ばしてしまった女子生徒。テーマ不明の、花瓶に生けられた花の絵。そして、大学に進学するまでの猶予期間、何者でもなかった2011年の”あの日”以来、私たちの前から姿を消してしまった彼自身――。これは大切なものほど失くしてしまう悪癖に悩まされ、それでも飄々と振る舞う青年が歩んだ、高校生活3年間の軌跡を辿りなおす物語。
◆著者紹介
額賀澪(ぬかが・みお)
1990年茨城県生まれ。日本大学芸術学部卒。2015年『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞、『屋上のウインドノーツ』で第22回松本清張賞を受賞しデビュー。吹奏楽、スポーツ、お仕事小説など多彩なジャンルの書き手として注目を集める。また、出版業界の内状に切り込んだエッセイ『拝啓、本が売れません』も評判となる。著作は他に『タスキメシ』『競歩王』『沖晴くんの涙を殺して』『モノクロの夏に帰る』『転職の魔王様』『夜と跳ぶ』などがある。
2024.11.14
雨井湖音『僕たちの青春はちょっとだけ特別』、谷 夏読『この恋だけは推理(わか)らない』2点サイン本ネット販売のお知らせ
【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】
12月11日発売の雨井湖音『僕たちの青春はちょっとだけ特別』(四六判仮フランス装/税込定価1,980円)、谷 夏読『この恋だけは推理(わか)らない』(四六判仮フランス装/税込定価1,980円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『僕たちの青春はちょっとだけ特別』と『この恋だけは推理(ワカ)らない』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は11月20日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
※楽天ブックスを通じてのお申し込みとなります。
お届けは2024年12月中旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
『僕たちの青春はちょっとだけ特別』 |
『この恋だけは推理らない』 |
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・雨井湖音『僕たちの青春はちょっとだけ特別』
『僕たちの青春はちょっとだけ特別』サイン本のお申し込みはこちらから。
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◆『僕たちの青春はちょっとだけ特別』内容紹介◆
中学時代、流されるままぼんやりと過ごしてきた青崎架月。15歳の春、この明星高等支援学校に進学したことで、ちょっとずつ変化が。先輩が巻き込まれたゴミ散乱事件、ロッカーの中身移動事件、生徒失踪事件を周囲の手を借りながら解決していく。高等支援学校を舞台に、初めての友人たちとの対等な掛け合いに戸惑う架月の青春と、彼が出合った謎を描く連作集。「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」大賞受賞作。
◆著者紹介
雨井 湖音(あまい・こおと )
1996年宮城県生まれ。宮城県在住。宮城教育大卒。現在、特別支援学校の職員として働く傍ら、ミステリ作品の執筆を行う。
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・谷 夏読『この恋だけは推理らない』
『この恋だけは推理らない』サイン本のお申し込みはこちらから。
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◆『この恋だけは推理らない』内容紹介◆
「彼女いない歴=年齢」だけど『恋愛の神様』扱いされている岩永朝司、17歳。放課後、2年2組の教室にやってきた小井塚咲那は、開口一番「私に小説のネタになりそうなコイバナを教えてください!」と真剣な眼差しで言うのだ。恋愛小説家なのに恋愛知らずの咲那と共に、恋愛にまつわる謎を2人で解決していくと……。爽やかな余韻も美しい、学園ミステリ。「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」大賞受賞作。
◆著者紹介
谷 夏読(たに・なっとう )
1984年新潟県生まれ。東京在住。現在会社員。
2024.11.13
12月11日発売のネットサイン本2点、雨井湖音『僕たちの青春はちょっとだけ特別』、谷 夏読『この恋だけは推理(わか)らない』販売開始日のお知らせ
12月11日発売のネットサイン本2点、雨井湖音『僕たちの青春はちょっとだけ特別』(四六判仮フランス装/税込定価1,980円)、谷 夏読『この恋だけは推理(わか)らない』(四六判仮フランス装/税込定価1,980円)のサイン本を、ネットで予約販売いたします。
ご応募の開始は以下の通りです。
先着順で在庫がなくなりしだい受付を締め切らせていただきます。
なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
※楽天ブックスを通じてのお申し込みとなります。
お届けは2024年12月中旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
『僕たちの青春はちょっとだけ特別』 |
『この恋だけは推理らない』 |
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・雨井湖音『僕たちの青春はちょっとだけ特別』
11月14日(木)夕方17時より、締切は11月20日(水)17時
『僕たちの青春はちょっとだけ特別』サイン本のお申し込みはこちらから。
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◆『僕たちの青春はちょっとだけ特別』内容紹介◆
中学時代、流されるままぼんやりと過ごしてきた青崎架月。15歳の春、この明星高等支援学校に進学したことで、ちょっとずつ変化が。先輩が巻き込まれたゴミ散乱事件、ロッカーの中身移動事件、生徒失踪事件を周囲の手を借りながら解決していく。高等支援学校を舞台に、初めての友人たちとの対等な掛け合いに戸惑う架月の青春と、彼が出合った謎を描く連作集。「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」大賞受賞作。
◆著者紹介
雨井 湖音(あまい・こおと )
1996年宮城県生まれ。宮城県在住。宮城教育大卒。現在、特別支援学校の職員として働く傍ら、ミステリ作品の執筆を行う。
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・谷 夏読『この恋だけは推理らない』
11月14日(木)夕方17時より、締切は11月20日(水)17時
『この恋だけは推理らない』サイン本のお申し込みはこちらから。
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◆『この恋だけは推理らない』内容紹介◆
「彼女いない歴=年齢」だけど『恋愛の神様』扱いされている岩永朝司、17歳。放課後、2年2組の教室にやってきた小井塚咲那は、開口一番「私に小説のネタになりそうなコイバナを教えてください!」と真剣な眼差しで言うのだ。恋愛小説家なのに恋愛知らずの咲那と共に、恋愛にまつわる謎を2人で解決していくと……。爽やかな余韻も美しい、学園ミステリ。「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」大賞受賞作。
◆著者紹介
谷 夏読(たに・なっとう )
1984年新潟県生まれ。東京在住。現在会社員。
2024.10.23
藤井太洋『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』サイン本ネット販売のお知らせ
【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】
11月29日発売の藤井太洋『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』(四六判仮フランス装/税込定価2,090円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は10月29日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
サイン本のお申し込みはこちらから。
※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
お届けは2024年12月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
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◆『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』内容紹介◆
宇宙で渡り鳥の研究を行なう女性研究者と春節に地球へと帰還する習慣を持つ中国人のパートナー。それぞれの選択を描いた表題作ほか、薩摩藩に雇われ江戸総攻撃に臨む屍兵遣いの数奇な人生を綴る「従卒トム」、大国による侵略の危機に晒される難民キャンプで感染症対策に挑む日系エンジニアの闘い「距離の嘘」、軌道ステーションに就職した奄美の巫女(ユタ)が遭遇する宇宙的脅威「祖母の龍」など、『オービタル・クラウド』『マン・カインド』の著者が国内外で発表した11のSF短編を収録。各編に書き下ろしの著者解題を付す。
◆著者紹介
藤井太洋(ふじい・たいよう)
1971年鹿児島県奄美大島生まれ。2012年、電子書籍のセルフ・パブリッシングで発表した『Gene Mapper』が注目を集めデビュー。15年に『オービタル・クラウド』で第35回日本SF大賞と第46回星雲賞日本長編部門を、19年には『ハロー・ワールド』で第40回吉川英治文学新人賞、22年には『マン・カインド』で二度目の星雲賞日本長編部門を受賞している。
2024.10.22
深沢仁『ふたりの窓の外』、E・T・A・ホフマン/酒寄進一訳『牡猫ムルの人生観』(訳者・酒寄進一先生の直筆サイン入り)2点サイン本ネット販売のお知らせ
【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】
11月29日発売の深沢仁『ふたりの窓の外』(四六判仮フランス装/税込定価1,760円)とE・T・A・ホフマン/酒寄進一訳『牡猫ムルの人生観』(四六判上製/税込定価3,960円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『ふたりの窓の外』と『牡猫ムルの人生観』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は10月28日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
※楽天ブックスを通じてのお申し込みとなります。
お届けは2024年12月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
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・深沢仁『ふたりの窓の外』
『ふたりの窓の外』サイン本のお申し込みはこちらから。
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◆『ふたりの窓の外』内容紹介◆
自分を裏切った恋人ともうすぐ旅行に出かけるはずだった女、その恋人の代わりに旅に同行することを申し出た男。なぜか承諾してしまった女は、それまで見ず知らずだった男と春の宿で一夜を過ごすことになる——。春の宿、夏の墓参、秋のドライブ、そして冬の宿。火葬場での出会い以来、それぞれの季節に一度ずつしか会うことのなかったふたりの一年を四章仕立てで描いた、絵画のような恋愛小説。『眠れない夜にみる夢は』の著者の新境地的傑作。
◆著者紹介
深沢 仁(ふかざわ・じん)
2010年、詩集『狼少女は羊を逃がす』を自費出版。翌年、『R.I.P. 天使は鏡と弾丸を抱く』で第2回「このライトノベルがすごい!」大賞優秀賞を受賞、本格的な執筆活動をスタートさせる。20年には作品集『この夏のこともどうせ忘れる』で第12回高校生が選ぶ天竜文学賞を受賞。ほかの著書に〈英国幻視の少年たち〉シリーズ(全6巻)、『渇き、海鳴り、僕の楽園』などがある。
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*注記*
著者ではなく、訳者の酒寄進一先生の直筆サイン入りになります。
・E・T・A・ホフマン/酒寄進一訳『牡猫ムルの人生観』
『牡猫ムルの人生観』サイン本のお申し込みはこちらから。
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◆『牡猫ムルの人生観』内容紹介◆
猫のムルは生まれたての子猫の時、稀代の知識人にして奇術師アブラハム氏によって、橋の下から拾い上げられ、育てられたが、氏が書き物をする側近くに陣取って、読み書きを修得したのだった。そして、自らの人生を回想する原稿を書き始めたが、羽根ペンで書いては、近くにあった一冊の本、音楽家クライスラーの伝記のページをちぎり、吸い取り紙や下敷きとして原稿にはさみこんだのだった。いざ、原稿を出版する運びとなった折、印刷所が、挟まれた吸い取り紙の「クライスラー伝」をうっかりそのまま組み込んで印刷してしまったというのが、本書なのである。牡猫ムルが自らの人生を語る文章のあちこちにクライスラーの伝記が、挟み込まれているという二重構造の小説、動物小説であり、怪奇小説であり、犯罪小説であり恋愛小説でもあるという贅沢作品なのである。
高校生時代からこの作品に思い入れの深かった酒寄進一先生の翻訳で贈る稀代の傑作。
◆著者紹介
E・T・A・ホフマン
Ernst Theodor Amadeus Hoffman
1776年-1822年 ドイツの作家、作曲家、音楽評論家、画家、法律家。現在では、主に幻想作家として知られる。
◆訳者紹介
酒寄進一(さかより・しんいち)
ドイツ文学翻訳家、和光大学教授。主な訳書として、2012年本屋大賞翻訳小説部門第1位に選ばれたシーラッハ『犯罪』、2021年日本子どもの本研究会第5回作品賞特別賞を受賞したコルドン〈ベルリン三部作〉、ヘッセ『デーミアン』、ブレヒト『アルトゥロ・ウイの興隆/コーカサスの白墨の輪』、ケストナー『終戦日記一九四五』、ノイハウス『友情よここで終われ』、ザルテン『バンビ――森に生きる』などがある。
2024.10.21
11月29日発売のネットサイン本3点、深沢仁『ふたりの窓の外』、E・T・A・ホフマン/酒寄進一訳『牡猫ムルの人生観』(訳者・酒寄進一先生の直筆サイン入り)、藤井太洋『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』販売開始日のお知らせ
11月29日発売のネットサイン本3点、深沢仁『ふたりの窓の外』(四六判仮フランス装/税込定価1,760円)、E・T・A・ホフマン/酒寄進一訳『牡猫ムルの人生観』(四六判上製/税込定価3,960円)、藤井太洋『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』(四六判仮フランス装/税込定価2,090円)のサイン本を、ネットで予約販売いたします。
ご応募の開始は以下の通りです。
先着順で在庫がなくなりしだい受付を締め切らせていただきます。
なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
※楽天ブックスを通じてのお申し込みとなります。
お届けは2024年12月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
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・深沢 仁『ふたりの窓の外』
10月22日(火)夕方17時より、締切は10月28日(月)17時
『ふたりの窓の外』サイン本のお申し込みはこちらから。
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◆『ふたりの窓の外』内容紹介◆
自分を裏切った恋人ともうすぐ旅行に出かけるはずだった女、その恋人の代わりに旅に同行することを申し出た男。なぜか承諾してしまった女は、それまで見ず知らずだった男と春の宿で一夜を過ごすことになる——。春の宿、夏の墓参、秋のドライブ、そして冬の宿。火葬場での出会い以来、それぞれの季節に一度ずつしか会うことのなかったふたりの一年を四章仕立てで描いた、絵画のような恋愛小説。『眠れない夜にみる夢は』の著者の新境地的傑作。
◆著者紹介
深沢仁(ふかざわ・じん)
2010年、詩集『狼少女は羊を逃がす』を自費出版。翌年、『R.I.P. 天使は鏡と弾丸を抱く』で第2回「このライトノベルがすごい!」大賞優秀賞を受賞、本格的な執筆活動をスタートさせる。20年には作品集『この夏のこともどうせ忘れる』で第12回高校生が選ぶ天竜文学賞を受賞。ほかの著書に〈英国幻視の少年たち〉シリーズ(全6巻)、『渇き、海鳴り、僕の楽園』などがある。
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*注記*
著者ではなく、訳者の酒寄進一先生の直筆サイン入りになります。
・E・T・A・ホフマン/酒寄進一訳『牡猫ムルの人生観』
10月22日(火)夕方17時より、締切は10月28日(月)17時
『牡猫ムルの人生観』サイン本のお申し込みはこちらから。
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◆『牡猫ムルの人生観』内容紹介◆
猫のムルは生まれたての子猫の時、稀代の知識人にして奇術師アブラハム氏によって、橋の下から拾い上げられ、育てられたが、氏が書き物をする側近くに陣取って、読み書きを修得したのだった。そして、自らの人生を回想する原稿を書き始めたが、羽根ペンで書いては、近くにあった一冊の本、音楽家クライスラーの伝記のページをちぎり、吸い取り紙や下敷きとして原稿にはさみこんだのだった。いざ、原稿を出版する運びとなった折、印刷所が、挟まれた吸い取り紙の「クライスラー伝」をうっかりそのまま組み込んで印刷してしまったというのが、本書なのである。牡猫ムルが自らの人生を語る文章のあちこちにクライスラーの伝記が、挟み込まれているという二重構造の小説、動物小説であり、怪奇小説であり、犯罪小説であり恋愛小説でもあるという贅沢作品なのである。高校生時代からこの作品に思い入れの深かった酒寄進一先生の翻訳で贈る稀代の傑作。
◆著者紹介
E・T・A・ホフマン
Ernst Theodor Amadeus Hoffman
1776年-1822年 ドイツの作家、作曲家、音楽評論家、画家、法律家。現在では、主に幻想作家として知られる。
◆訳者紹介
酒寄進一(さかより・しんいち)
ドイツ文学翻訳家、和光大学教授。主な訳書として、2012年本屋大賞翻訳小説部門第1位に選ばれたシーラッハ『犯罪』、2021年日本子どもの本研究会第5回作品賞特別賞を受賞したコルドン〈ベルリン三部作〉、ヘッセ『デーミアン』、ブレヒト『アルトゥロ・ウイの興隆/コーカサスの白墨の輪』、ケストナー『終戦日記一九四五』、ノイハウス『友情よここで終われ』、ザルテン『バンビ――森に生きる』などがある。
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・藤井太洋『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』
10月23日(水)夕方17時より、締切は10月29日(火)17時
『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』サイン本のお申し込みはこちらから。
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◆『まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集』内容紹介◆
宇宙で渡り鳥の研究を行なう女性研究者と春節に地球へと帰還する習慣を持つ中国人のパートナー。それぞれの選択を描いた表題作ほか、薩摩藩に雇われ江戸総攻撃に臨む屍兵遣いの数奇な人生を綴る「従卒トム」、大国による侵略の危機に晒される難民キャンプで感染症対策に挑む日系エンジニアの闘い「距離の嘘」、軌道ステーションに就職した奄美の巫女(ユタ)が遭遇する宇宙的脅威「祖母の龍」など、『オービタル・クラウド』『マン・カインド』の著者が国内外で発表した11のSF短編を収録。各編に書き下ろしの著者解題を付す。
◆著者紹介
藤井太洋(ふじい・たいよう)
1971年鹿児島県奄美大島生まれ。2012年、電子書籍のセルフ・パブリッシングで発表した『Gene Mapper』が注目を集めデビュー。15年に『オービタル・クラウド』で第35回日本SF大賞と第46回星雲賞日本長編部門を、19年には『ハロー・ワールド』で第40回吉川英治文学新人賞、22年には『マン・カインド』で二度目の星雲賞日本長編部門を受賞している。
2024.10.11
辻真先『命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎』サイン本ネット販売のお知らせ
【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】
11月20日発売の辻真先『命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎』(四六判上製/税込定価2,310円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は10月17日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
サイン本のお申し込みはこちらから。
※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
お届けは2024年11月中旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
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◆『命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎』内容紹介◆
大正8年、帝国新報の記者・可能勝郎は、玉電で東京郊外の世田谷村にやってきた。村一番の富豪である守泉家が、中村座を招き『番町皿屋敷』を上演するのを取材するためだ。守泉邸は上空から見ると「む」のような形をした、通称「むの字屋敷」と呼ばれている。中村座の俳優・静禰や、伊藤晴雨のモデル・カネなどにも話を訊きながら上演日を待つ勝郎は、二つの不可能殺人に遭遇する。売り出し中の“探偵小僧”明智少年と共に推理を巡らす勝郎だったが……。〈昭和ミステリ三部作〉、そして〈ポテトとスーパー〉にも繋がる、長編ミステリ。
◆著者紹介◆
辻真先(つじ・まさき )
1932年愛知県生まれ。名古屋大学卒。NHK勤務後、『鉄腕アトム』『サザエさん』『サイボーグ009』『デビルマン』『Dr.スランプ アラレちゃん』など、アニメや特撮の脚本家として幅広く活躍。72年『仮題・中学殺人事件』でミステリ作家としてデビュー。現在でもTVアニメ『名探偵コナン』の脚本を手掛けるほか、大学教授として後進の指導にあたっている。82年『アリスの国の殺人』が第35回日本推理作家協会賞を、2009年に牧薩次名義で刊行した『完全恋愛』が第9回本格ミステリ大賞を受賞。19年に第23回日本ミステリー文学大賞を受賞。20年刊行の『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』は、年末ミステリランキング3冠を達成する。
2024.10.10
辻真先『命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎』ネットサイン本販売開始日のお知らせ
11月20日発売予定の辻真先先生『命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎』(四六判上製/税込定価2,310円)のサイン本を、ネットで予約販売いたします。
当サイトを通して『命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎』をお買いあげいただく方へのサービスです。
ご応募開始は10月11日(金)夕方17時より、10月17日(木)夕方17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
※楽天ブックスを通じてのお申し込みとなります。
お届けは2024年11月中旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
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◆『命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎』内容紹介◆
大正8年、帝国新報の記者・可能勝郎は、玉電で東京郊外の世田谷村にやってきた。村一番の富豪である守泉家が、中村座を招き『番町皿屋敷』を上演するのを取材するためだ。守泉邸は上空から見ると「む」のような形をした、通称「むの字屋敷」と呼ばれている。中村座の俳優・静禰や、伊藤晴雨のモデル・カネなどにも話を訊きながら上演日を待つ勝郎は、二つの不可能殺人に遭遇する。売り出し中の“探偵小僧”明智少年と共に推理を巡らす勝郎だったが……。〈昭和ミステリ三部作〉、そして〈ポテトとスーパー〉にも繋がる、長編ミステリ。
◆著者紹介
辻真先(つじ・まさき )
1932年愛知県生まれ。名古屋大学卒。NHK勤務後、『鉄腕アトム』『サザエさん』『サイボーグ009』『デビルマン』『Dr.スランプ アラレちゃん』など、アニメや特撮の脚本家として幅広く活躍。72年『仮題・中学殺人事件』でミステリ作家としてデビュー。現在でもTVアニメ『名探偵コナン』の脚本を手掛けるほか、大学教授として後進の指導にあたっている。82年『アリスの国の殺人』が第35回日本推理作家協会賞を、2009年に牧薩次名義で刊行した『完全恋愛』が第9回本格ミステリ大賞を受賞。19年に第23回日本ミステリー文学大賞を受賞。20年刊行の『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』は、年末ミステリランキング3冠を達成する。
2024.09.20
柳川一『中山民俗学探偵譚』と乾石智子『月影の乙女』2点サイン本ネット販売のお知らせ
【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】
10月31日発売の柳川一『中山民俗学探偵譚』(四六判仮フランス装/税込定価1,980円)と乾石智子『月影の乙女』(四六判上製/税込定価2,750円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『中山民俗学探偵譚』と『月影の乙女』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は9月26日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
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『中山民俗学探偵譚』 |
『月影の乙女』 |
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・柳川一『中山民俗学探偵譚』
『中山民俗学探偵譚』サイン本のお申し込みはこちらから。
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◆『中山民俗学探偵譚』内容紹介◆
かつて民俗学の巨匠・柳田国男に師事し、戦後地元・足利でひっそりと暮らす中山太郎の元を、下野新聞記者が訪れる。探偵小説執筆の参考に、中山太郎が同時代を過ごした偉人達との交流について話を聞きたいという。柳田国男、種田山頭火、宮武外骨、南方熊楠、そして平井太郎、話を脱線させつつも中山太郎は奇妙な出来事を語っていく。『三人書房』で鮮烈なデビューを飾った著者による、滋味溢れる連作集。
◆著者紹介
柳川一(やながわ・はじめ)
1952年茨城県生まれ。茨城県在住。明治学院大学卒業。2021年、「三人書房」で第18回ミステリーズ!新人賞を史上最年長で受賞。23年、同作を連作化した『三人書房』を刊行し話題となる。
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・乾石智子『月影の乙女』
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◆『月影の乙女』内容紹介◆
精霊の恵み深き国ハスティア。幼い頃から卓越した魔法の力を発揮したジルは、国に仕える魔法使いとなった。だが、平和な国ハスティアを虎視眈々と狙う者がいた。竜の血を引く王を戴くドリドラヴの侵略に、掟により魔法を使う攻撃を禁じられているフォーリたちは苦悩を深める。魔法で戦えば精霊たちが滅んでしまうというのだ。ジルたちの選んだ道は……。『夜の写本師』でデビューした異世界ファンタジイの紡ぎ手が放つ渾身の傑作。
◆著者紹介
乾石智子(いぬいし・ともこ)
山形県生まれ。山形大学卒業。山形県在住。1999年教育総研ファンタジー大賞受賞。スターウルフで目を覚まし、コナン・ザ・バーバリアンから最初の一歩を助けてもらった。著作に『夜の写本師』『魔道師の月』『太陽の石』『オーリエラントの魔道師たち』『紐結びの魔道師』『沈黙の書』『イスランの白琥珀(こはく)』『久遠の島』『闇の虹水晶』『滅びの鐘』などがある。