第13回創元SF短編賞受賞作収録

カゼニナルニハマダ

風になるにはまだ

笹原千波


未刊

定価:2,090円 (本体価格:1,900円)

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風になるにはまだ

ジャンル
SF > 連作短編集
レーベル
創元日本SF叢書

判型:四六判仮フランス装
ページ数:288ページ
初版:2025年8月22日

ISBN:978-4-488-02106-1
Cコード:C0093

装画:竹浪音羽
装幀:小柳萌加(next door design)


内容紹介

散りたくない。
無形の情報に還(かえ)るにはまだ、わたしというものへの未練が濃い。
病気や障害などの事情で生身の体で生きることが難しくなった人々が、〈情報人格〉として仮想世界で暮らせるようになった近未来。情報人格の小春は、大学時代の同級生が集うパーティに出席するために「一日だけ体を貸し出してくれる」サービスを利用する。体を貸してくれたのは年の離れた大学生だった。ひとつの体を共有して、ふたりは特別な一日を過ごす。
第13回創元SF短編賞受賞作を含む瑞々しいデビュー作品集。


目次

「風になるにはまだ」
「手のなかに花なんて」
「限りある夜だとしても」
「その自由な瞳で」
「本当は空に住むことさえ」
「君の名残の訪れを」


笹原千波

(ササハラチナミ )

1994年生まれ。2020年「翼は空を忘れない」(日吉真波名義)で第204回Cobalt短編小説新人賞受賞。2022年「風になるにはまだ」で第13回創元SF短編賞を受賞。他の作品に「宝石さがし」(『アンソロジー 舞台!』)、「夏睡」(『地球へのSF』)がある。