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2023年10月アーカイブ

2023.10.30

翻訳家・池央耿氏ご逝去

 
2023年10月27日、SF、ミステリを中心に活躍された翻訳家の池央耿(いけ・ひろあき)氏が川崎市のご自宅で脳出血のため逝去されました。83歳でした。
 
池氏は1940年東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒。訳書に、1981年に第12回星雲賞海外長編部門を受賞したベストセラーであるJ・P・ホーガン『星を継ぐもの』のほか、アイザック・アシモフ《黒後家蜘蛛の会》シリーズ、チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』『二都物語』、ロバート・フルガム『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』、ピーター・メイル『南仏プロヴァンスの12ヶ月』など多数。著書に『翻訳万華鏡』があります。
 
安らかにお眠りください。
 

2023.10.24

第31回神保町ブックフェスティバル(10月28日、29日)に東京創元社のブースを出店します【このイベントは終了しました】

 

 
10月28日と29日の2日間、東京・神保町で開催されます「第31回神保町ブックフェスティバル」に東京創元社のブースを出店し、流通の過程で汚れてしまった汚損本を廉価販売いたします。
その他、各種グッズも販売いたしますのでお楽しみに。
ブックフェスティバルにお越しの際は、是非お立寄りください。
 
「第31回神保町ブックフェスティバル」
日時:10月28日(土)10:00-18:00
    10月29日(日)10:00-18:00
    ※雨天中止
会場:神田神保町(すずらん通り)
    ※東京創元社のブースはツルハドラッグ正面・東京堂付近に配置
 
神保町ブックフェスティバルの詳細は下記をご覧ください。
https://osanpo-jimbo.com/info/5349873
 

2023.10.20

前川ほまれ『藍色時刻の君たちは』(東京創元社)が第14回山田風太郎賞を受賞しました

 

 
10月20日、東京會舘にて第14回山田風太郎賞の選考会が開催され、前川ほまれ『藍色時刻の君たちは』(東京創元社/単行本)が受賞いたしました。
http://www.tsogen.co.jp/sp/isbn/9784488028985
 
山田風太郎賞については下記のサイトをご覧ください。
 
●KADOKAWA公式サイト
https://awards.kadobun.jp/yamadafutaro/
 

2023.10.18

楠谷佑『案山子の村の殺人』サイン本ネット販売のお知らせ

11月30日発売の楠谷佑『案山子の村の殺人』(四六判仮フランス装/税込定価1,980円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
【サイン本販売のお申し込みは締め切りました】
 

当サイトを通して『案山子の村の殺人』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は10月25日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。


サイン本のお申し込みはこちらから。

※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。

 

『案山子の村の殺人』内容紹介◆
案山子だらけの宵待村で、案山子に毒の矢が射込まれ、別の案山子が消失し、ついに殺人事件が勃発する。現場はいわゆる雪の密室の様相を呈していた――。“楠谷佑”のペンネームで活動する合作推理作家の大学生コンビが謎に挑むシリーズ第一弾。『ルームメイトと謎解きを』の俊英が二度に亙る〈読者への挑戦状〉を掲げて謎解きの愉しみを満喫させる、渾身の長編本格推理! 叢書ミステリ・フロンティア20周年記念特別書き下ろし作品。
 

著者紹介
1998年富山県生まれ。2016年に『無気力探偵』を刊行しデビュー。18年に開始した本格推理シリーズ〈家政夫くんは名探偵!〉がヒットし、一躍注目の存在となる。ほかの著者に『ルームメイトと謎解きを』がある。

 

※サイン本ネット販売の詳細・お申し込みについては、こちらをご覧ください。

お届けは2023年12月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。

 




Web東京創元社マガジン

2023.10.12

創元ホラー長編賞最終選考作が決定しました

東京創元社が主催するホラー小説の新人賞である、創元ホラー長編賞の最終選考作が決定しました。
 
詳細は下記リンクより、創元ホラー長編賞のページでご確認ください。
https://special.tsogen.co.jp/sogenhorror
 

2023.10.05

イラストレーター・宮嶋結香先生の個展が埼玉および横浜で開催されます(10月7日~27日/11月1日~8日)【このイベントは終了しました】

 

 
小社刊のイバン・レピラ/白川貴子訳『深い穴に落ちてしまった』の装画を手がけられたイラストレーター・宮嶋結香先生の個展が、10月にさいたま市浦和区の「柳沢画廊」で、11月に横浜市中区の「art Truth」で開催されます。お近くにお越しの際は、ぜひ足をお運びください。
 
宮嶋結香展 KAO
日時:2023年10月7日(土)~10月28日(土)
    11:00~18:00 水・木曜休廊、最終日は17:00まで
会場:柳沢画廊
さいたま市浦和区高砂2-14-16 柳沢ビル2・3階
TEL:048-822-2712
公式サイト:http://yanagisawagallery.com/index.html
 
宮嶋結香展 Calm sea
日時:2023年11月1日(水)~11月8日(水)
    11:00~19:00 会期中休廊日なし、最終日は17:00まで
会場:art Truth
横浜市中区山下町112-5 日絹パークビル1階
TEL:045-263-8663
公式サイト:https://art-truth.net/
 

2023.10.04

『異星人の郷』のSF作家マイクル・フリン逝去

 

異星人の郷 上異星人の郷 下

 
アメリカのSF作家、マイクル・フリンが、2023年9月30日、ペンシルベニア州イーストンの自宅で亡くなりました。
 
フリンは1947年イーストン生まれ(生月日不詳)。84年にSF専門誌〈アナログ〉で短編デビュー。97年に初の長編In the Country of the Blindを刊行、同書はリバタリアニズムのSF小説を対象とするプロメテウス賞を、また第一長編を対象としたコンプトン・クルーク賞を受賞。ハードSFの書き手として活躍しました。
2003年には、宇宙事業の発展に寄与したものに贈られるロバート・A・ハインライン賞を受賞しています。
 
創元SF文庫では、1997年にラリー・ニーヴン、ジェリー・パーネルとの共著『天使墜落』(上下、浅井修訳)Fallen Angels(1991)、2010年に単著『異星人の郷(さと)』(上下、嶋田洋一訳)Eifelheim (2006) を刊行し、どちらも日本SF大会参加者が選出する星雲賞日本長編部門を受賞しました。
やすらかにお眠りください。
 
■情報サイト「ローカス」の訃報
https://locusmag.com/2023/10/michael-flynn-1947-2023/