2022年8月アーカイブ
2022.08.30
ジェイムズ・アラン・ガードナー/佐田千織訳「星間集団意識体の婚活」が星雲賞受賞!
2022年の第53回星雲賞が決定し、海外短編部門をジェイムズ・アラン・ガードナー/佐田千織訳「星間集団意識体の婚活」(創元SF文庫『不死身の戦艦 銀河連邦SF傑作選』収録)が受賞しました。
星雲賞は、日本のSF及び周辺ジャンルのアワードとしては最も長い歴史を誇るSF賞です。星雲賞は、前年度に発表された作品および活動の中から、日本SF大会参加者のファン投票により決まります。
第53回星雲賞は、5月15日から6月30日にかけて「第59回日本SF大会 F-CON」参加者による投票が行われました。
結果発表と授与式は、2022年8月27日に「第59回日本SF大会 F-CON」で行われました。
他部門の結果など詳細は、「日本SFファングループ連合会議」公式サイト内の結果発表ページをご覧ください。
2022.08.29
作家・光原百合氏ご逝去
2022年8月24日(水)、かねてよりご病気でご療養中だった作家の光原百合氏(58歳)が、ご自宅でご逝去されました。葬儀は26日、近親者で営まれました。
光原百合氏は、1964年広島県尾道市生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。在学時から詩や童話とともにミステリも執筆、98年にミステリとして最初の著書となる『時計を忘れて森へいこう』を刊行しました。2002年「十八の夏」が第55回日本推理作家協会賞短編部門を、11年『扉守 潮ノ道の旅人』が第1回広島本大賞を受賞。近年はアミの会のメンバーとしてさまざまなアンソロジーに短編小説を発表、また尾道市立大学文学研究科で教授職にも就いていらっしゃいました。
他の著書に『風の交響楽』『遠い約束』『最後の願い』『銀の犬』『イオニアの風』などがあります。
謹んで哀悼の意を表します。
2022.08.24
鵜林伸也『秘境駅のクローズド・サークル』サイン本ネット販売のお知らせ
【サイン本販売のお申し込みは締め切りました】
9月30日発売の鵜林伸也『秘境駅のクローズド・サークル』(四六判仮フランス装/税込定価1,980円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『秘境駅のクローズド・サークル』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は8月31日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
サイン本のお申し込みはこちらから。
※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
◆『秘境駅のクローズド・サークル』内容紹介◆
どこをさがしても見つからない。いくらさがしても見つからない。残り一球が見つからないと帰れない。いったいボールはどこへ行ったのだ? 闇雲にさがしても無駄だ、頭を使おうと高校野球部の部員たちは推理でボールの行方を突きとめようとする。著者の出発点となった「ボールがない」をはじめ、天文部員が日常の謎の解明に挑む「宇宙倶楽部へようこそ」、スイッチバック駅で起きた殺人の謎を描く「秘境駅のクローズド・サークル」など五編。意外なところから真相がひょっこりと顔を出す、鵜林ミステリの個性を示す第一作品集。
著者紹介
鵜林伸也(うばやし・しんや)
1981年兵庫県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。鮎川哲也賞やミステリーズ!新人賞への応募を続けていたところ、2009年に鮎川哲也賞へ投じた長編『スレイプニルは漆黒に駆ける』が編集者の目に留まり、翌年に短編「ボールがない」が書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー『放課後探偵団』に掲載される。18年に長編『ネクスト・ギグ』を刊行し本格的デビューを遂げた。
※サイン本ネット販売の詳細・お申し込みについては、こちらをご覧ください。
お届けは2022年10月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
2022.08.22
東川篤哉『仕掛島』サイン本ネット販売のお知らせ
【サイン本販売のお申し込みは締め切りました】
9月30日発売の東川篤哉『仕掛島』(四六判仮フランス装/税込定価1,980円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『仕掛島』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は8月29日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
サイン本のお申し込みはこちらから。
※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
◆『仕掛島』内容紹介◆
岡山の名士が亡くなり、遺言に従って瀬戸内の孤島・斜島に集められた一族の面々。長らく行方を晦ましていた親戚までもが球形展望室を有する別荘に招かれ、不穏な空気に包まれるなか遺言状は読みあげられた。その翌朝、相続人の一人が死体となって発見される。折しも嵐によって島は外界から隔絶される事態に。相続人探しの依頼を受けていた私立探偵と遺言執行人の代理を務める女性弁護士、ふたりの周囲では次から次へ奇怪な事件が発生する。幽霊の目撃、鬼面の怪人物の跳梁、そして二十年以上前に起きた人間消失――続発する怪事の果てに、探偵たちの眼前に驚愕の真相が現出する! 本屋大賞作家が満を持して放つ、謎解きの興趣を隅々まで凝らした長編ミステリ。
著者紹介
東川篤哉(ひがしがわ・とくや)
1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒。鮎川哲也編『本格推理』への投稿・入選を経て、2002年〈KAPPA-ONE〉第一期生として『密室の鍵貸します』でデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が2011年本屋大賞を受賞する。主な著書に〈烏賊川市〉シリーズのほか『館島』『放課後はミステリーとともに』『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』『純喫茶「一服堂」の四季』『探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて』『伊勢佐木町探偵ブルース』『うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理』がある。
※サイン本ネット販売の詳細・お申し込みについては、こちらをご覧ください。
お届けは2022年10月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
2022.08.04
第19回ミステリーズ!新人賞が決定しました
東京創元社が主催する短編ミステリの新人賞である、第19回ミステリーズ!新人賞が決定しました。
詳細は下記リンクより、ミステリーズ!新人賞のページでご確認ください。
http://www.tsogen.co.jp/award/mysteries/