今後発行予定の近刊情報です。
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※定価は税込みです。
死神から言い渡された一週間の猶予。作家デビューを狙う小松は、その出来事を小説仕立てで執筆し完成を急ぐ。しかし友人たちが次々と殺害され……。第33回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。
サム警視と娘のペイシェンスが遭遇した殺人事件は、あらゆる状況証拠がひとりの男を指していた。絶体絶命の容疑者を救うために名探偵レーンが披露する、究極の消去法推理!
英国政府のエージェントであるレドヴァースの依頼で、夫婦のふりをして豪華客船に乗り込んだジェーン。初めての捜査(?)にやる気満々だったが……。好評シリーズ第三弾。
第二次世界大戦下、ニューヨーク公共図書館のマリアは、枢軸国の書籍収集という任務を帯び、リスボンへと旅立った──本を愛する者たちの戦いを描く、心揺さぶる傑作長編!
長らく関係を絶っていた弟が殺された。弟の十歳の娘との交流と、真実を追い求める旅路が、孤独な保安官ヴィクターの灰色の人生を彩っていく。一人の男の再生を描くミステリ。
教会の殺人という、一見クラシカルな事件が、世界的規模の展開を見せるジャーナリスティックで、論理的なしかも、けれん味たっぷりのグランジェらしい作風の見事な成功例。
教会の殺人という、一見クラシカルな事件が、世界的規模の展開を見せるジャーナリスティックで、論理的なしかも、けれん味たっぷりのグランジェらしい作風の見事な成功例。
寛政の改革の頃、板元の若旦那・二三は強烈な役者絵に魅入られる。その絵師・写楽の正体を追ううちに、やがて幕府と禁裏を揺るがす大事件に巻き込まれる! 傑作ミステリ。
かつて人間を滅ぼした異形の生物たちが暮らす惑星で、再び戦争が起きようとしていた。主人公は異種族の道連れとともに、惑星の危機に立ち向かう。酉島伝法、待望の初長編。
少年たちをのせて天空をゆく船、ひとが人形に変化する奇病が蔓延した村、機械の身体を持つ青年と植物に身を覆われた少女との出会い。幻想文学の新旗手による初小説集、遂に文庫化。
搬送されてきた自分と瓜二つの溺死体。自身との関係を探る先で辿り着いた、鍵を握る人物も命を落とす。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ。第34回鮎川哲也賞受賞作。
第34回鮎川哲也賞&第2回創元ミステリ短編賞選評掲載。本誌初登場の古矢永塔子が贈る読み切り、新野剛志『粒と棘』連載最終回ほか。
シンフルの中年女性がネットのロマンス詐欺にあった。犯人は町の住人とふんだフォーチュンとスーパーおば(あ)さまふたりは、義憤にかられて立ちあがった。シリーズ第八弾。
ドラマ大好き、人間は苦手な暴走人型警備ユニットの“弊機”。植民惑星での任務中、弊機にトラブル発生!? ヒューゴー賞4冠&日本翻訳大賞受賞の大人気シリーズ第4弾!
〈時計島〉シリーズの作家が住む島に招待されたルーシーは、ゲームに勝ち抜き願いを叶えることができるのか。現代版『チャーリーとチョコレート工場』、心暖まる感動の物語。
ある組織の遺体運搬係となった学は、土葬の風習の残る集落の噂を耳にする。そこは祖母の出身地で、怪しげな神社が取り仕切る場所だというが……。驚愕のホラー小説。
江戸川乱歩が「人生の怪奇を宝石のように拾い歩く詩人」と評した、詩人にして探偵作家・城昌幸の掌篇傑作選全二巻。本巻では、自選集『みすてりい』全編に散文詩的作品など増補。
星新一をして「珠玉の掌篇を味わった」と讃した、詩人にして探偵作家・城昌幸の掌篇傑作選全二巻。本巻では、逝去直前に刊行された選集『のすたるじあ』全編に書籍初収録を含む掌篇を多数併録。
ハムレット、ホームズなど、名作の登場人物たちが住む図書館で起きた一大事件を描く表題作ほか四作品。『失われたものたちの本』の著者による「本」がテーマの作品集!
柳田国男、種田山頭火、宮武外骨、南方熊楠、そして平井太郎……。民俗学の隠れた偉人・中山太郎が出会った、魅力溢れる人々。『三人書房』に続く、滋味溢れるミステリ。