今後発行予定の近刊情報です。
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※定価は税込みです。
ヴィヴァルディの手書き楽譜がたどった数奇な運命を、音楽家でヴィヴァルディ研究の第一人者の鬼才サルデッリが見事に描いた傑作。2015年、優れた小説に与えられるジョヴァンニ・コミッソ文学賞受賞作。
1758年、朝鮮王朝期。悪意と陰謀うずまく宮廷で王族の女性を診察する医女(イニョ)が、殺人事件の謎解きに挑む。アメリカ探偵作家クラブ賞YAミステリ部門受賞の清新なミステリ!
得意客とともに旅行に出かけた喫茶店〈北斎屋〉一行は、瀬戸内海に浮かぶ孤島へ降り立つ。かつて新興宗教の聖地だった島で良質な退屈を味わうはずが、次々と惨事が起き……。
新宿区落合の月額一万円の下宿屋〈なかもり荘〉。人と人が落ち合う下宿屋で繰り広げられる、心温まるミステリ。
逃亡中の治療師エルウィンがたどり着いたのは、目に見えない家政婦が切り回す不思議な家だった。〈(株)魔法製作所〉の著者が贈る、お茶と謎のコージーファンタジイ開幕!
この九年間にあったことと、今おぼえていることが違う。『ハウルの動く城』の著者、英国ファンタジイの女王が、失われた時を求める少女の愛と成長と闘いを綴る、現代魔法譚。
八十代も半ばを迎え、遺産のゆずり先に悩むヴェロニカ。遺産相続人として南極のアデリーペンギンがふさわしいかを見極めるため、はるか南の大陸へと一世一代の旅に出た──。
カイとランスがロンドンへ行く「グリム・リーパー」、登場人物たちの過去を描く「ウィール・オブ・フォーチュン」に、書き下ろし+単行本未収録短編を加えた愛蔵版第2弾。
第76回日本推理作家協会賞短編部門の候補に選ばれた「神の光」を始め、奇跡の如き消失劇を5編収録。稀代のトリックメーカー・北山猛邦の新たな代表作となる、傑作推理短編集。
【ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞最終候補】35光年離れた恒星系から旅してきた正体不明の光子帆船。彼らの目的は? ファースト・コンタクトSF史上に輝く傑作!
【ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞最終候補】35光年離れた恒星系から旅してきた正体不明の光子帆船。彼らの目的は? ファースト・コンタクトSF史上に輝く傑作!
ひとりで生きてきた旅人と、職務放棄クローン。孤独な魂の出会いを繊細な筆致で綴る6つの物語。『凍土二人行黒スープ付き』に新作二篇を加え文庫化。
第35回鮎川哲也賞&第3回創元ミステリ短編賞選評。青柳碧人、待望の新連載スタート。読み切り、近藤史恵、櫻田智也、東川篤哉掲載ほか。
夏休み、美術館内での火事騒動。煙が晴れると、名画が何者かによって盗まれていた。容疑者は13人──。推理の魅力が満載、『ロンドン・アイの謎』続編の謎解きミステリ!
班目機関の研究資料を探すグループとともに、奇怪な屋敷「兇人邸」に侵入した葉村譲と剣崎比留子を待ち受けていたのは、無慈悲な首斬り殺人鬼だった。シリーズ第3弾、ついに文庫化!
【ヒューゴー賞受賞】遺伝子工学で復活したマンモスに野生の生き方を教えるため、生物学者の意識がデジタル移植されるが……ネビュラ賞、ローカス賞候補作。
ニュージーランド代表のオールブラックス入りした一人の日本人ラガーマンの物語。ラガーマンの絆、友情、そして孤独を見事に描きげた堂場瞬一スポーツ小説の頂点ともいうべき傑作。
著名な下院議員が殺害された。ロンドン警視庁の警部ハービンダー・カーが捜査の指揮を執るが、なんと関係者には自分の部下が……。『見知らぬ人』の著者の傑作謎解き長編!
国内ミステリ >> ミステリーズ!新人賞
大正8年古本屋「三人書房」を開いた、平井太郎ら三兄弟。探偵小説に拘る余り、客は少ないが謎や事件は集まってくる! 第18回ミステリーズ!新人賞受賞作を含む、連作集。
カナダの雨林を訪れた三人の大学生。狼に関する調査のかたわら、ひとりが退屈凌ぎに不思議なことを言い出して──『叫びと祈り』の著者が心を込めて贈る、春夏秋冬の物語。