新野剛志
(シンノタケシ )1965年東京都生まれ。立教大学卒。99年『八月のマルクス』で第45回江戸川乱歩賞を受賞してデビューする。2008年『あぽやん』が第139回直木賞の候補となる。主な著書に『どしゃ降りでダンス』『FLY』『中野トリップスター』『パブリック・ブラザース』『カクメイ』『キングダム』『溺れる月』『戦うハニー』がある。
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終戦とともに家族も尊厳もあらゆるものを失い、それでもなお戦後という時代を、人々は惨めにも気高く生きる。著者が短編の名手としての本領を遺憾なく揮う珠玉の六編。
ひとから見下されるような仕事をしている勇吾と、大手コンサルタントを辞めて彼の許に居候する宗介。暗い過去を持つふたりの青年が五つの事件を通して経験する出会いと別れ。
僕が店長を勤める「ラブホリック」では、店の女の子がらみ事件がちらほら。そんな時に、僕の友人のヨガを修行する宗介に事件解決を頼むのは何故? 気鋭が贈る、連作ミステリ。
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