2022年6月アーカイブ
2022.06.30
第19回ミステリーズ!新人賞の二次選考結果を発表しました
東京創元社が主催する短編ミステリの新人賞である、第19回ミステリーズ!新人賞の二次選考結果を公開しました。
詳細は下記リンクより、ミステリーズ!新人賞のページでご確認ください。
http://www.tsogen.co.jp/award/mysteries/
2022.06.30
創元推理文庫2022年復刊フェア書目が決定しました【2022年10月開催予定】
東京創元社では、品切れ中の文庫作品を対象として、毎年”復刊フェア”を開催しています。
本年の復刊フェアは、2022年10月より開催を予定しております。
今回も、twitterで実施したアンケートの結果を参考にして、銘柄を決定しました。
今回復刊されますのは、以下の10点(9作品)です。
「●新カバー」とあるものは、復刊を機にカバーが新しくなります。
◆ミステリ◆
ヒラリー・ウォー/吉田誠一訳『事件当夜は雨』 ●新カバー
土砂降りの雨の夜、果樹園主を訪れたその男は「おまえには50ドルの貸しがある」と言い放つや、銃を発砲した! 霧の中を手探りするように手がかりを求めるフェローズ署長。試行錯誤の末に彼が見いだした、犯人の恐るべき正体とは? 警察の捜査活動を緻密に描きつつ、本格推理の醍醐味を満喫させる、巨匠ウォーの代表作。
F・W・クロフツ/大庭忠男訳『スターヴェルの悲劇』 ●新カバー
ヨークシャーの荒野に立つ陰気なスターヴェル屋敷が一夜にして焼け落ち、当主と召使夫婦の三人が焼死した。だが、この火災に疑問をいだき、犯罪のにおいを嗅ぎとった銀行支配人の発言をきっかけに、フレンチ警部の捜査が開始される。事故だったのか、それとも殺人・放火といったいまわしい犯罪なのか? クロフツ中期を代表する長編傑作。
ドロシー・L・セイヤーズ/浅羽莢子訳『五匹の赤い鰊』 ●新カバー
釣師と画家の楽園たるスコットランドの長閑な田舎町で、嫌われ者の画家の死体が発見された。画業に夢中になって崖から転落したとおぼしき状況だったが、当地に滞在中のピーター卿は、これが巧妙な擬装殺人であることを看破する。怪しげな6人の容疑者から貴族探偵が名指すのは誰? 後期の劈頭をなす、英国黄金時代の薫り豊かな第6長編!
M・D・ポースト/菊池光訳『アブナー伯父の事件簿』
開拓時代のウエスト・ヴァージニアを舞台に、無法と悪に挑戦するアブナー伯父の活躍を描く名作から、作者生前の短編集には未収録の作品を全編収めた待望の一巻! 全14編を収録。
S・J・ローザン/直良和美訳『冬そして夜』
11月の深夜、警察署へ呼び出された私立探偵ビル・スミスは、甥のゲイリー少年と思わぬ再会を果たす。なぜニューヨークへ来たのか話さぬまま、再び姿を消した甥を探すため、甥一家が住む町ワレンズタウンを訪れたビルと相棒のリディア・チンは、アメリカン・フットボールの盛んな町が抱える歪みと醜聞に、否応なく直面するのだった。私立探偵小説シリーズ第8弾、MWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞受賞作。
天藤真『鈍い球音』 ●新カバー
日本シリーズを目前に控えた東京ヒーローズの監督が、東京タワーで不可解な失踪を遂げた。にわかに白熱化する大阪ダイヤとの日本シリーズ。しかもその真只中、今度は東京ヒーローズの代理監督が蒸発してしまった。事件の陰に潜む黒い陰謀を暴こうと奔走する新聞記者や監督の娘比奈子。全野球ファンを熱狂の渦に巻き込んだ壮絶な戦い!
◆ファンタジイ◆
パトリシア・A・マキリップ/原島文世訳『茨文字の魔法』
レイン十二邦を統べる王の宮殿。その下にある王立図書館で捨て子だったネペンテスは育った。ある日、魔法学校の学生から預かった一冊の本。そこには茨のような謎の文字が綴られていた。ネペンテスは憑かれたように茨文字の解読をはじめる。書かれていたのは、かつて世界を征服した王と魔術師の古い伝説。おりしも年若い女王の即位に揺れるレイン十二邦は、運命の渦に巻き込まれていく。名手マキリップが織りなす、謎と伝説の物語。
アーサー・マッケン/平井呈一訳『怪奇クラブ』 ●新カバー
パンの神はいつも、森の広場に人間の処女を拉して性の乱舞を行なう。人間の性の神秘を超自然に託して魔訶不思議な様相をくりひろげるマッケンの世界は、戦慄と陶酔の妖しい白光の世界である。黒い封印と戦う老教授、淫楽の密室に白い粉薬をのんで肉体が溶けてしまう青年の話など一連の怪談集と、聖杯を主題とした「大いなる来復」を収録。
◆SF◆
ジュディス・メリル編/浅倉久志他訳『SFベスト・オブ・ザ・ベスト』上下
SF作家であり卓抜なアンソロジストでもあるジュディス・メリルが、『年刊SF傑作選』からさらに27編を選りすぐった傑作中の傑作。この贈り物に、読者はSF世界を心ゆくまで逍遥できるにちがいない。
※2022年6月30日時点では購入できません。
2022.06.28
チャンドラー『長い別れ』新訳決定版刊行記念 田口俊樹さん×杉江松恋さんオンライントークイベント開催のお知らせ(7月27日)【このイベントは終了しました】
4月に創元推理文庫よりレイモンド・チャンドラー『長い別れ』新訳版が刊行されました。その刊行を記念して、丸善ジュンク堂書店主催による、翻訳者の田口俊樹さんと巻末解説を書かれた杉江松恋さんによるオンライントークイベントを開催いたします。
おふたりには『長い別れ』翻訳にかける思いや裏話、『長い別れ』と過去の二つの翻訳との違い、これまで手掛けてきたミステリ、ハードボイルドの翻訳について等、熱く深く語っていただきます。
みなさまのご参加お待ちしております!
「『長い別れ』(レイモンド・チャンドラー/創元推理文庫)刊行記念
田口俊樹×杉江松恋 『長い別れ』を語り尽くす」
日時:7月27日(水) 19:30~
出演:田口俊樹(翻訳家)
杉江松恋(書評家、『長い別れ』巻末解説者)
参加方法:
下記いずれかの参加チケットをご購入いただくことでイベントの視聴が可能となります。
1:視聴チケット ¥1,100
2:書籍付き視聴チケット ¥1,980
3:サイン入り書籍付きチケット ¥1,980
※2と3のチケットには書籍(『長い別れ』創元推理文庫)に加え、田口俊樹さんのエッセイ「エンタメ翻訳党宣言」(『紙魚の手帖 vol.03』より)を掲載した特製ペーパーが付きます。
チケットの購入やその他詳細の確認は丸善ジュンク堂書店池袋本店様のイベント告知ページよりおこなえます。
https://online.maruzenjunkudo.co.jp/collections/j70019-220727
2022.06.28
イラストレーター・信濃八太郎先生の個展が東京・表参道でひらかれます(7月1日~6日)【このイベントは終了しました】
小社刊のマックス・アンナス『ベルリンで追われる男』やフェルディナント・フォン・シーラッハ『コリーニ事件』【単行本版】等の装画を手がけられたイラストレーター・信濃八太郎先生の個展が、7月1日より東京・表参道の〈オーパ・ギャラリー〉で開催されます。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
信濃八太郎展「Bluebirds」
日時:2022年7月1日(金)~7月6日(水)
11:00~19:00 ※最終日は17:00まで
会場:オーパ・ギャラリー
東京都渋谷区神宮前4-1-23-1F
TEL:03-5785-2646
http://www.opagallery.sakura.ne.jp/index.html
2022.06.23
浅ノ宮遼/眞庵『情無連盟の殺人』サイン本ネット販売のお知らせ
【サイン本販売のお申し込みは締め切りました】
7月29日発売の浅ノ宮遼/眞庵『情無連盟の殺人』(四六判上製/税込定価2,090円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『情無連盟の殺人』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は6月30日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
サイン本のお申し込みはこちらから。
※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
◆『情無連盟の殺人』内容紹介◆
徐々に感情が失われていく病「アエルズ」に罹患した、元麻酔科医・伝城英二。同じ病状の8名で、一軒家で共同生活を送る「情無連盟」から加入の誘いをうけたのだが、見学に行った矢先に連続殺人事件に巻き込まれる。不可能状況下、あらゆる欲求が失われている「情無」たちが集う家で、なぜ二つの殺人事件は起こったのか? 現役医師であり、ミステリーズ!新人賞受賞作家である著者が相棒と共に描く、本格犯人当て長編。
著者紹介
浅ノ宮遼(あさのみや・りょう)
1978年生まれ。宮城県仙台市出身。新潟大学医学部卒の現役医師。2014年、「消えた脳病変」で第11回ミステリーズ!新人賞を受賞。16年、同作を連作化した『片翼の折鶴』(文庫化に際し、『臨床探偵と消えた脳病変』に改題)を刊行し、話題となる。
眞庵(しんあん )
秋田大学医学部医学科卒。浅ノ宮遼とはかねてからのミステリ仲間。単行本『片翼の折鶴』の制作にかかわり、今作から共著者として本格的にデビュー。
※サイン本ネット販売の詳細・お申し込みについては、こちらをご覧ください。
お届けは2022年8月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
2022.06.23
東京創元社「創元 夏のホンまつり2022@東神楽坂」開催決定!【このイベントは終了しました】
来る7月8日(金)、9日(土)の二日間、東京・飯田橋の東京創元社本社において、夏の恒例イベントだった「ホンまつり」を3年ぶりに開催いたします!
「ホンまつり」とは東京創元社本社の屋内駐車場をリアル書店として開放、自社単行本・文庫の流通品目全点、オリジナルグッズなどの販売を行うイベントです。
【東京創元社「創元 夏のホンまつり2022@東神楽坂」】
◇日時:2022年7月8日(金)12:00-18:00、7月9日(土)10:00-17:00
◇場所:東京創元社本社 屋内駐車場
※屋内駐車場以外の本社社屋は立ち入り禁止とさせていただきます。
東京都新宿区新小川町1-5
Googleマップ
最寄り駅のJR/東京メトロ飯田橋駅からのルートはこちらも参考にしてください。
【 #ホンまつり2022 東京創元社への歩き方①】
#ホンまつり 会場となる #東京創元社 までのルートをご案内します。①JR/メトロ東西線をご利用の場合は飯田橋駅東口。JR改札を出たら左へ
②歩道橋を上る(上ったら直進)→⑥へ
or歩道橋を迂回して交叉点へ →③へ
③交叉点で1つ目の信号を渡る pic.twitter.com/2lv5q37quT— 東京創元社 (@tokyosogensha) July 7, 2022
◇雨天決行、荒天中止(アナウンスはtwitter、ホームページで随時おこないます)
【開催内容】
◇東京創元社の流通在庫全点販売(1,000点以上)
◇オリジナルグッズ販売
◇非流通商品の廉価販売(※)
など
(※)非流通商品とは、カバー等に一部擦れたキズや日焼けによる脱色のある書籍です。
【07/07更新】
・ご来場の皆さまへのお願い
当日の注意事項をお知らせします。
※感染症対策にご協力ください
※混雑状況により入場制限をおこないます
※支払い方法はキャッシュレス決済のみ。現金不可
その他詳細は画像をご確認ください。
【07/05更新】
・新グッズ第2弾「Tシャツ」発売!
本イベントに合わせて新作Tシャツを2種製作しました。くらりの目が大きくプリントされた「貴方がくらりを覗いている時くらりもまた貴方を覗いているのだTシャツ」と4種のジャンルマークをあしらった「ミステリジャンルマークTシャツ」です。購入数の限定はいたしません。数に限りがございますのであらかじめご了承ください。詳細は下記の通りです。
販売価格:各3,000円(本体価格)
※サイズはLサイズのみ
※着用見本画像:男性・身長約180センチ/女性身長約150センチ
※店内に見本がございます。また、当日一部スタッフが着用しています。
・貴方がくらりを覗いている時くらりもまた貴方を覗いているのだTシャツ
・ミステリジャンルマークTシャツ
・新グッズ第3弾「クリアボトル」発売!
暑い夏に持ち歩きたい、これからの季節の必需品であるスリムクリアボトルを製作しました。星に願いをささげるくらりが可愛い、涼しげなデザインのクリアボトルです。購入数の限定はいたしません。数に限りがございますのであらかじめご了承ください。
販売価格:1600円(本体価格)
※プラスチック製
【06/30更新】
・新グッズ第1弾「オリジナルブックポーチ」発売!
書籍を入れてもよし、小物入れにしてもよしな、オリジナルブックポーチを製作しました。今回は600ページ超の文庫にも使用できる文庫サイズポーチと、B6サイズのハードカバーやA5サイズの『紙魚の手帖』も入る単行本サイズポーチの2種をご用意しました。購入数の限定はいたしません。数に限りがございますのであらかじめご了承ください。販売価格は下記の通りです。
文庫サイズ:1,600円(本体価格)
単行本サイズ:2,200円(本体価格)
画像は単行本サイズのポーチです。別デザインの文庫サイズポーチは、当日イベントにお越しいただき、ぜひその目でチェックしてください!
【06/28更新】
・「くらりガチャ」缶バッジ新作販売!
店内にてカプセルトイを設置いたします。1回200円でくらりの缶バッジやブックマーカーがゲットできますので、ぜひガチャガチャと回してお楽しみください。
本イベントの開催に合わせて、新作缶バッジを製作いたしました。今回の新作は、スペードのエースやハートのクイーンなどをモチーフにした「トランプ柄くらり」全4種類です。
※カプセルトイの利用には専用コインが必要となります。専用コインはすでにお伝えしているキャッシュレス決済で購入いただけます。
・レジ袋不要のお客様限定ノベルティのお知らせ
商品を入れられるカバンや袋などを自らご持参いただき、会計の際にレジ袋をご辞退されるお客様には1回の会計につき1枚、「くらり」のシールをプレゼントいたします。数に限りがございますのであらかじめご了承ください。
(「くらり」シールは『ミステリーズ!』vol.100の付録や、過去にイベントでノベルティとして配布したものと同一です)
・新作グッズ販売決定!
缶バッジ以外にも、東京創元社オリジナル新作グッズを複数点販売いたします。詳細は次回以降にお知らせします。
【06/23更新】
・新刊書籍購入者限定ノベルティのお知らせ
ホンまつりで新刊書籍(流通在庫)をご購入のお客様に、購入冊数とサイズに応じたオリジナルブックカバーをプレゼントいたします。本イベント限定のノベルティですので、この機会にぜひ弊社書籍をお買い求めください。
ブックカバーは文庫サイズ(画像左)と文芸書サイズ(画像右)の2種類ございます。
※グッズや非流通商品には付きません。
・【重要】ご利用いただけるお支払い方法
本イベントのお支払い方法はキャッシュレス決済のみとさせていただきます。
現金でのお支払いはご利用できませんのであらかじめご了承ください。
取り扱いできる決済方法は下記の通りです。
【クレジットカード】
Visa
Mastercard®
JCB
American Express
Diners Club
Discover
【交通系電子マネー】
Kitaca:JR北海道
Suica:JR東日本
PASMO:関東私鉄、バス
TOICA:JR東海
manaca:名古屋地区私鉄
ICOCA:JR西日本
SUGOCA:JR九州
nimoca:西日本鉄道ほか
はやかけん:福岡市交通局
【その他電子マネー】
・iD
・QUICKPay
【QRコード】
・Alipay+
・WeChat Pay
・UnionPay
・COIN+
・d払い
・PayPay
・au PAY
2022.06.21
芦花公園『とらすの子』サイン本ネット販売のお知らせ
【サイン本販売のお申し込みは締め切りました】
7月29日発売の芦花公園『とらすの子』(四六判並製/税込定価1,760円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『とらすの子』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は6月28日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
サイン本のお申し込みはこちらから。
※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
◆『とらすの子』内容紹介◆
「とらすの会」の人は皆優しくて、居心地が良かったんです。中でもマレ様なんて噓みたいに綺麗で、どんな悩みも聞いてくれました。でも“会議”では、誰かが「許せない人」への恨みをマレ様に訴えて、会ったことないはずの人たちも口々に煽って……翌日、その「許せない人」は死体で見つかるんです。それが怖くて行かなくなったら、裏切者って責められて……。時間がないです、私、殺されます――
先ほどまで錯乱していた少女は、オカルト雑誌のライター・美羽の眼前で爆発するように血肉を散らして死んだ。スクープを狙った美羽は「とらすの会」を訪ねるが、マレ様に出会ったことで、想像を絶する奈落へと突き落とされる。
著者紹介
芦花公園(ろかこうえん)
東京都生まれ。Web小説サイト「カクヨム」で公開していた「ほねがらみ――某所怪談レポート」が注目を集め、編集者の目に留まり幻冬舎から『ほねがらみ』で書籍デビュー。翌月に刊行された『異端の祝祭』(角川ホラー文庫)も話題になる。近著に『漆黒の慕情』(角川ホラー文庫)がある。
※サイン本ネット販売の詳細・お申し込みについては、こちらをご覧ください。
お届けは2022年8月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
2022.06.20
エドワード・ケアリー『呑み込まれた男』(訳者・古屋美登里先生の直筆サイン入り)サイン本ネット販売のお知らせ
【サイン本販売のお申し込みは締め切りました】
7月12日発売のエドワード・ケアリー『呑み込まれた男』(四六判上製/税込定価2,310円)の訳者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『呑み込まれた男』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は6月27日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
*注記*
著者ではなく、訳者の古屋美登里先生の直筆サイン入りになります。
サイン本のお申し込みはこちらから。
※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
◆『呑み込まれた男』内容紹介◆
巨きな魚の腹の中。乗っていた舟ごと呑み込まれたジュゼッペは、そこにあった朽ちかけた船で発見した航海日誌に、自分の来し方を綴っていく。彼が造った、木彫りの人形ピノッキオに命が宿ったこと。学校に行って戻ってこなかったその子の行方を捜し、小さな舟で海に乗り出したこと。そして彼の手記はさらに遡り……。絶望的な状況下、ジュゼッペ老人は何を思い、何を綴ったのか。鬼才ケアリーが描く、もう一つのピノッキオの物語。
著者紹介
エドワード・ケアリー
Edward Carey
1970年にイングランド東部のノーフォーク州で生まれる。これまでに長篇小説『望楼館追想』(2000)、『アルヴァとイルヴァ』(2003)、〈アイアマンガー三部作〉(2013, 2014, 2015)、『おちび』(2018)、『呑み込まれた男』(2020)、『飢渇の人』(2021)、スケッチ集B: A YEAR IN PLAGUES AND PENCILS (2021)を発表。イラストレーター、彫塑家としても国際的に活躍。現在はアメリカ合衆国テキサス州で妻と子供ふたりと暮らしている。妻はアメリカの作家エリザベス・マクラッケン。
訳者紹介
古屋美登里(ふるや・みどり)
翻訳家。訳書にエドワード・ケアリー『望楼館追想』、『アルヴァとイルヴァ』(以上、文藝春秋)、〈アイアマンガー三部作〉、『おちび』『飢渇の人』(以上、東京創元社)、M・L・ステッドマン『海を照らす光』(ハヤカワepi文庫)、B・J・ホラーズ編『モンスターズ 現代アメリカ傑作短篇集』(白水社)、デイヴィッド・マイケリス『スヌーピーの父 チャールズ・シュルツ伝』、デイヴィッド・フィンケル『帰還兵はなぜ自殺するのか』(以上、亜紀書房)ほか。著書に『雑な読書』、『楽な読書』(以上、シンコーミュージック)
※サイン本ネット販売の詳細・お申し込みについては、こちらをご覧ください。
お届けは2022年7月中旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
2022.06.09
喜国雅彦『嗜好機械の事件簿』サイン本ネット販売のお知らせ
【サイン本販売のお申し込みは締め切りました】
6月30日発売の喜国雅彦『嗜好機械の事件簿』(A5判並製/税込定価1,100円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『嗜好機械の事件簿』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は6月16日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
サイン本のお申し込みはこちらから。
※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
◆『嗜好機械の事件簿』内容紹介◆
ミステリを愛し、ミステリに狂わされたすべてのひとへ――本書に収められているのは、あなたのために蒐集された物語です。クローズドサークルから助かるコペルニクス的発想の転換、史上最高のトリックを考えた推理作家を待つ恍惚と誘惑、衆人環視下の殺人を可能にする驚愕の方法……脱力する笑いにひとさじ添えられた毒に、読めばいつしか病みつきになるはず。日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞に輝く唯一の漫画家による、謎と笑いのコレクション。
著者紹介
喜国雅彦(きくに・まさひこ)
1958年香川県生まれ。多摩美術大学卒。81年「ふぉ~てぃん」でデビュー。87年に始まった四コマ漫画による初連載作品『傷だらけの天使たち』が人気を博して、一躍ギャグ漫画の新旗手となる。94年に連載の始まったシリアスな作風の長編『月光の囁き』は99年に実写映画化、ロカルノ国際映画祭にも出品されるなどして熱狂的なファンを獲得する。かねてより戦前戦後の探偵小説を渉猟、耽読した顛末を纏めた『本棚探偵の冒険』をきっかけに探偵小説をめぐる古本エッセイも精力的に執筆、2015年『本棚探偵最後の挨拶』が第68回日本推理作家協会賞を、17年『本格力 本棚探偵のミステリ・ブックガイド』(国樹由香と共著)が第17回本格ミステリ大賞を受賞する。
※サイン本ネット販売の詳細・お申し込みについては、こちらをご覧ください。
お届けは2022年7月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
2022.06.07
イラストレーター・ねこ助先生のパネル展が東京・ジュンク堂書店池袋本店で開催中です(6月1日~29日)
東京創元社で鈴森琴『皇女アルスルと角の王』(創元推理文庫)のカバーイラストを手がけられたイラストレーター・ねこ助先生のパネル展が、6月1日より東京・池袋の「ジュンク堂書店 池袋本店」で開催中です。
パネル展示のほか、作品集やグッズの販売もおこなっておりますので、お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
乙女の本棚シリーズ『鼠』刊行記念 ねこ助展
日時:6月1日(水)~6月29日(土) 10:00~22:00
会場:ジュンク堂書店 池袋本店
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-15-5
TEL:03-5956-6111
詳細は公式ホームページをごらんください。
https://honto.jp/store/news/detail_041000066065.html?shgcd=HB300