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2022.05.15

第53回星雲賞参考候補作に東京創元社の作品が多数選出されました

5月15日(日)に第53回星雲賞の参考候補作が発表されました。同賞は、日本SF大会参加登録者によるファン投票で決定される、優秀なSF作品およびSF活動に贈られる賞であり、日本のSFおよび周辺ジャンルのアワードとしては最も長い歴史を持つ賞です。

 

第53回星雲賞の投票は5月15日~6月30日におこなわれ、受賞作の発表と贈賞式は2022年8月27~28日に第59回日本SF大会「F-CON」(開催:福島県)でおこなわれる予定です。詳細は下記リンク先をご確認ください。

 

第59回日本SF大会「F-CON」公式サイト
第53回星雲賞 参考候補作一覧ページ

 

今回、東京創元社の刊行作品で選出されたのは、以下の作品です。

 

【日本長編部門】

蒼衣の末姫

●門田充宏『蒼衣の末姫』(創元推理文庫)
無作為に人を襲う怪物が跋扈する世界。役立たずの姫として周囲から蔑まれてきた少女キサは、同じように大人たちに見捨てられた少年と出会い、過酷な宿命と立ち向かう決意をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【海外長編部門】

ネットワーク・エフェクト

●マーサ・ウェルズ/中原尚哉訳『ネットワーク・エフェクト』(創元SF文庫)

【ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞】かつて大量殺人を犯したとされたが、その記憶を消されていた人型警備ユニットの“弊機”。プリザベーション連合に落ち着いた弊機は警備役として惑星調査任務に赴くが、絶体絶命の危機に。はたして弊機は人間たちを守り抜き、大好きな連続ドラマ鑑賞への耽溺に戻れるのか? ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞・日本翻訳大賞受賞『マーダーボット・ダイアリー』、待望の続編!

 

 

 

 

 

【海外短編部門】

紙魚の手帖 vol.02

●S・チョウイー・ルウ/勝山海百合訳「沈黙のねうち」/『紙魚の手帖 vol.02』(A5判単行本)収録
移民の母は娘の将来のため、自らの母語を売り渡す決断を迫られる――
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パワードスーツSF傑作選 この地獄の片隅に

●カリン・ロワチー/中原尚哉訳「ノマド」/『パワードスーツSF傑作選 この地獄の片隅に』(創元SF文庫)
●デイヴィッド・バー・カートリー/中原尚哉訳「アーマーの恋の物語」/『パワードスーツSF傑作選 この地獄の片隅に』(創元SF文庫)

パワードスーツ、強化アーマー、人型歩行メカ――アレステア・レナルズ、ジャック・キャンベルら豪華執筆陣が、古今のSFを華やかに彩ってきたコンセプトをテーマに描く、全12編の傑作書き下ろしSFアンソロジー。加藤直之入魂のカバーイラストと扉絵12点も必見。解説=岡部いさく
※電子版には扉絵カラー版が収録されています。

 

 

 

銀河連邦SF傑作選 不死身の戦艦

●ジェイムズ・アラン・ガードナー/佐田千織訳「星間集団意識隊の婚活」/『銀河連邦SF傑作選 不死身の戦艦』(創元SF文庫)

広大無比の銀河に版図を広げた星間国家というコンセプトは、無数のSF作家の想像力をかき立ててきた。オースン・スコット・カード、ロイス・マクマスター・ビジョルド、G・R・R・マーティン、アン・マキャフリー、ロバート・J・ソウヤー、アレステア・レナルズ、アレン・スティール……豪華執筆陣による、その精華を集めた傑作選が登場。解説=大野万紀
※電子版には扉絵カラー版が収録されています。

 

 

 

 

 

【ノンフィクション部門】

SFマンガ傑作選

●福井健太編『SFマンガ傑作選』(創元SF文庫)

手塚治虫、松本零士、筒井康隆、萩尾望都、石ノ森章太郎、諸星大二郎、竹宮惠子、山田ミネコ、横山光輝、佐藤史生、佐々木淳子、高橋葉介、水樹和佳子、星野之宣……SFマンガの黄金期ともいうべき1970年代の作品を中心に綺羅星のごとき14編を収めた、ベスト・オブ・ベストの傑作マンガ・アンソロジー! 編者による各作品解説と、30ページを超す巻末のSFマンガ史概説も充実。編者=福井健太