2021年ヒューゴー賞長編部門 受賞
2021年ネビュラ賞長編部門 受賞
2021年ローカス賞SF長編部門 受賞
マーダーボット・ダイアリー
ネットワーク・エフェクト
ネットワーク・エフェクト
【ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞】かつて大量殺人を犯したとされたが、その記憶を消されていた人型警備ユニットの“弊機”。プリザベーション連合に落ち着いた弊機は警備役として惑星調査任務に赴くが、絶体絶命の危機に。はたして弊機は人間たちを守り抜き、大好きな連続ドラマ鑑賞への耽溺に戻れるのか? ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞・日本翻訳大賞受賞『マーダーボット・ダイアリー』、待望の続編!
マーサ・ウェルズ
1964年テキサス州フォートワース生まれ。テキサスA&M大学で人類学の学位を取得。1993年に長編The Element of Fireでデビュー。《マーダーボット・ダイアリー》シリーズ第一話「システムの危殆」(2017)でヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞の各ノヴェラ部門、第二話「人工的なあり方」(2018)でヒューゴー賞・ローカス賞の各ノヴェラ部門を受賞。日本で刊行された『マーダーボット・ダイアリー』は第7回日本翻訳大賞を受賞。シリーズ初長編『ネットワーク・エフェクト』(2020)はヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞のトリプルクラウンに輝き、2021年にはシリーズ全体がヒューゴー賞シリーズ部門を受賞した。
中原尚哉
(ナカハラナオヤ )1964年生まれ。東京都立大学人文学部英米文学科卒。訳書にヴィンジ『遠き神々の炎』『星の涯の空』ほか多数。2021年、ウェルズ『マーダーボット・ダイアリー』で第7回日本翻訳大賞を受賞。