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トピックス

2026.03.16

第57回星雲賞参考候補作に東京創元社の作品が多数選出されました

第57回星雲賞の参考候補作が発表されました。同賞は、日本SF大会参加登録者によるファン投票で決定される、優秀なSF作品およびSF活動に贈られる賞であり、日本のSFおよび周辺ジャンルのアワードとしては最も長い歴史を持つ賞です。

 

第57回星雲賞の投票は3月15日(日)~5月15日(金)にインターネット上で行なわれ、6月上旬に受賞作を発表し、授与式は7月11・12日に第64回日本SF大会「HELLCON」(会場:大分県大分市)でおこなわれる予定です。詳細は下記リンク先をご確認ください。

 

第64回日本SF大会「HELLCON」
第56回星雲賞 参考候補作一覧ページ

 

今回、東京創元社の刊行作品で選出されたのは、以下の作品です。

 

【日本長編部門】

無常商店街
●酉島伝法『無常商店街』(創元日本SF叢書)

姉から猫の世話を頼まれ、 見知らぬ町に滞在することになった翻訳家の宮原。ある日、 近づかないように忠告されていた商店街にうっかり足を踏み入れてしまう。常に景色が変容し、 重なりあった異界が垣間見える商店街の深淵から、アリアドネの伊藤と名乗る人物に救出されるも、姉が異界の町の御神体にされたという事実を知らされる。事態を打開するには、 来たる 「掌紋祭」 の 「踊り合い」 で異界に近づく必要があるという。宮原は祭りに参加するべく、 町のダンス教室で猛特訓を積むことに。言葉とイメージの奇術師・酉島伝法が贈る往(ゆ)きて踊りし物語!

 

【日本短編部門】

ときときチャンネル ない天気作ってみた
●宮澤伊織「ときときチャンネル ない天気作ってみた」『ときときチャンネル ない天気作ってみた』(創元日本SF叢書)収録

マッドサイエンティスト・多田羅未貴(たたらみき)の発明を配信サービス《ときときチャンネル》で紹介する十時(ととき)さくら。収益化条件の登録者数五〇〇人を達成したけれど、チャンネル存続の危機に直面!?
電気をDIYして、天気を操作して、ブラックホールで筋トレも!
全編配信口調と視聴者コメントで語られる、配信者SF第二弾。

 

風になるにはまだ
●笹原千波「本当は空に住むことさえ」『風になるにはまだ』(創元日本SF叢書)収録

散りたくない。
無形の情報に還(かえ)るにはまだ、わたしというものへの未練が濃い。
病気や障害などの事情で生身の体で生きることが難しくなった人々が、〈情報人格〉として仮想世界で暮らせるようになった近未来。情報人格の小春は、大学時代の同級生が集うパーティに出席するために「一日だけ体を貸し出してくれる」サービスを利用する。体を貸してくれたのは年の離れた大学生だった。ひとつの体を共有して、ふたりは特別な一日を過ごす。
第13回創元SF短編賞受賞作を含む瑞々しいデビュー作品集。

 

では人類、ごきげんよう
●斧田小夜「では人類、ごきげんよう」『では人類、ごきげんよう』(創元日本SF叢書)収録

天から地上へ墜ちてきた“彼”は、麒麟(きりん)の姿を得て漢の皇帝・武帝の相談相手となる──「麒麟の一生」。民主化運動が頂点に達したその国の広場の大集会を、猛毒を持つ伝説の巨鳥が襲った──「飲鴆止渇(いんちんしかつ)」(創元SF短編賞優秀賞受賞作)。耳なし芳一の舞台となった神社の駐車場に放置された自動運転車が体験する不思議な日々──「ほいち」など、伝説の生物に材をとり、遠い神話の時代から遙か未来の宇宙まで、期待の実力派が自在に物語るSF幻想、全六編。

 

【海外長編部門】

絶滅の牙
●レイ・ネイラー/金子浩訳『絶滅の牙』(創元SF文庫)
近未来。野生の象は絶滅し、シベリアには遺伝子工学で復活したマンモスの保護区が創設されていた。象を保護する生物学者だったダミラは死後一世紀を経て、その意識を一頭のマンモスにデジタル移植し、群れを率いる存在となる。だが彼女らを狙う密猟者が……自然と人間の相剋を、新時代の俊英がSFならではの視点で描ききった、ヒューゴー賞受賞、ネビュラ賞・ローカス賞候補作。解説=勝山海百合

 

反転領域
●アレステア・レナルズ/中原尚哉訳『反転領域』(創元SF文庫)
時は19世紀。外科医サイラスが乗船する小型帆船デメテル号は、ノルウェー沿岸の極地探検にむかっていた。目的地のフィヨルドには、古代に建造された未知の大建築物があるという。ついに現地に到達した探検隊一行が目的の建築物を発見したとき、予想だにしなかった事態が起こる……読者の予測を鮮やかに反転させる、超絶展開の傑作SF! 2023年ローカス賞、ドラゴン賞候補作。解説=渡邊利道

 

バベル オックスフォード翻訳家革命秘史〈上〉バベル オックスフォード翻訳家革命秘史〈下〉
●R・F・クァン/古沢嘉通訳『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』(海外文学セレクション)
銀と、ふたつの言語における単語の意味のずれから生じる翻訳の魔法によって、大英帝国が世界の覇権を握る19世紀。英語とは大きく異なる言語を求めて広東(カントン)から連れてこられた中国人少年ロビンは、オックスフォード大学の王立翻訳研究所、通称バベルの新入生となり、言語のエキスパートになるための厳しい訓練を受ける。だが一方で、学内には大英帝国に叛旗を翻す秘密結社があった。言語の力を巡る本格ファンタジー。ネビュラ賞、ローカス賞受賞作。

 

パラドクス・ホテル
●ロブ・ハート/茂木健訳『パラドクス・ホテル』(創元SF文庫)
過去へのタイムトラベルが実現した近未来。時間犯罪取締局(TEA)の元調査官ジャニュアリーはタイムトラベラー特有の病気である時間離脱症(アンスタック)を患って退職し、時空港(タイムポート)併設ホテルの警備主任をしている。アンスタックの症状で未来や過去を幻視する彼女は、時間の止まった死体を目撃したり、自分の銃殺シーンを幻視したため、調査を開始。一方、ホテル内では時間の流れが乱れるなどの異常事態が発生し……NPR ベストブック2022選出作。解説=渡邊利道

 

【海外短編部門】

紙魚の手帖 vol.24 AUGUST 2025
●レイチェル・K・ジョーンズ/佐田千織訳「惑星タルタロスの五つの場景」『紙魚の手帖 vol.24』(A5判並製)収録
今年もSFの夏がやってきました。特集号『Genesis』をお楽しみください。■天沢時生、稲田一声、小川一水、宮澤伊織、理山貞二、レイチェル・K・ジョーンズら豪華執筆陣による読切短編。■第16回創元SF短編賞選評および、受賞作・雨露山鳥「観覧車を育てた人」高谷再「打席に立つのは」掲載。■目利きの翻訳家・書評家による「SF入門のための10の名作短編」座談会など。

 


2026.03.12

第17回創元SF短編賞 最終候補作発表

東京創元社が主催する短編SFの新人賞である、第17回創元SF短編賞の二次選考結果を発表しました。
創元SF短編賞のページでご確認ください。

 

https://www.tsogen.co.jp/award/sfss/17th/

 

 

2026.02.20

第17回創元SF短編賞 一次選考結果発表

東京創元社が主催する短編SFの新人賞である、第17回創元SF短編賞の一次選考結果を公開しました。
詳細は下記リンクより、創元SF短編賞のページでご確認ください。

 

http://www.tsogen.co.jp/award/sfss/17th

 

 

2026.02.03

第36回鮎川哲也賞の最終候補作が決定しました

東京創元社が主催する長編ミステリの新人賞である、第36回鮎川哲也賞の最終候補作が決定しました。

鮎川哲也賞のページでご確認ください。

https://www.tsogen.co.jp/award/ayukawa/

 

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2026.01.28

第36回鮎川哲也賞2次選考結果発表

東京創元社が主催する長編ミステリの新人賞である、第36回鮎川哲也賞の2次選考結果を発表しました。

鮎川哲也賞のページでご確認ください。

https://www.tsogen.co.jp/award/ayukawa/

 

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2026.01.16

第17回創元SF短編賞の応募を締め切りました/第18回創元SF短編賞の募集を開始します

 

第17回創元SF短編賞の募集を1月13日に締め切りました。応募総数は過去最高の764編でした。多数のご応募をいただき、誠にありがとうございます。

引き続きまして、第18回創元SF短編賞の募集を開始いたします。応募要項は下記のページをご参照ください。

 

https://www.tsogen.co.jp/award/sfss/18th/#awardKitei

 

2025.12.24

第36回鮎川哲也賞1次選考結果発表

東京創元社が主催する長編ミステリの新人賞である、第36回鮎川哲也賞の1次選考結果を発表しました。

鮎川哲也賞のページでご確認ください。

https://www.tsogen.co.jp/award/ayukawa/

 

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2025.12.15

作家ジョン・ヴァーリイ逝去

2025年12月10日、ジョン・ヴァーリイ(John Varley)が亡くなりました。享年78。

 

ヴァーリイは1947年テキサス州生まれ。1974年に中編「ピクニック・オン・ニアサイド」でデビューし、同作に始まる《八世界》シリーズで人気を博しました。1981年の短編「プッシャー」がヒューゴー賞、ローカス賞を受賞、1978年のノヴェラ「残像」と1984年のノヴェラ「PRESS ENTER■」がヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞のトリプルクラウンに輝くなど、高い評価を受けています。日本でも「PRESS ENTER■」と「タンゴ・チャーリーとフォックストロット・ロミオ」で星雲賞海外短編部門を2回受賞しました。

 

東京創元社からは長編『ティーターン』(深町眞理子訳)、『ウィザード』(小野田和子訳)、短編集『バービーはなぜ殺される』(浅倉久志ほか訳)、《〈八世界〉全短編》全2巻(浅倉久志、大野万紀訳)が刊行されました。また、本邦初訳作品を含む新短編集を刊行予定です。

 

どうぞ安らかにお眠りください。

 

●Locus Onlineの訃報記事
https://locusmag.com/2025/12/john-varley-1947-2025/

2025.12.12

北山猛邦『神の光』&ホロヴィッツ『マーブル館殺人事件』が国内・海外両部門で1位! 『2026 本格ミステリ・ベスト10』に東京創元社の作品が多数ランクインしました

 

発売中の『2026 本格ミステリ・ベスト10』(原書房)において、東京創元社の作品が多数ランクインしました。
海外ランキングでは、アンソニー・ホロヴィッツ『マーブル館殺人事件』が第1位、ピーター・スワンソン『9人はなぜ殺される』が第7位となりました。
国内ランキングでは、北山猛邦『神の光』が第1位となり、国内・海外両部門での1位を達成しました。そのほか、山口未桜『白魔の檻』が第7位になりました。

 

 

20位までのランクイン作品は以下のとおりです。

 

■海外ランキング
第1位 『マーブル館殺人事件』上下 アンソニー・ホロヴィッツ/山田蘭訳

第7位 『9人はなぜ殺される』ピーター・スワンソン/務台夏子訳
 

■国内ランキング
第1位 『神の光』北山猛邦

第7位 『白魔の檻』山口未桜

第15位 『僕たちの青春はちょっとだけ特別』雨井湖音

第15位 『狼少年ABC』梓崎優

第18位 『命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎』辻真先

第18位 『朝からブルマンの男』水見はがね
 

2025.12.11

嶋津輝『カフェーの帰り道』が第174回直木三十五賞の候補作に選出されました

 

 
東京創元社から好評発売中の嶋津輝『カフェーの帰り道』(単行本/四六判仮フランス装)が第174回直木三十五賞の候補作に選出されました。
選考会は2026年1月14日(水)におこなわれます。
 
【『カフェーの帰り道』内容紹介】
東京・上野の片隅にある、あまり流行(はや)っていない「カフェー西行」。食堂や喫茶も兼ねた近隣住民の憩いの場には、客をもてなす個性豊かな女給がいた。竹久夢二風の化粧で注目を集めるタイ子、小説修業が上手くいかず焦るセイ、嘘つきだが面倒見のいい美登里を、大胆な嘘で驚かせる年上の新米・園子。彼女たちは「西行」で朗らかに働き、それぞれの道を見つけて去って行ったが……。大正から昭和にかけ、女給として働いた“百年前のわたしたちの物語”。
 
【著者紹介】
嶋津輝(しまづ・てる)
1969年東京都生まれ。2016年、「姉といもうと」で第96回オール讀物新人賞を受賞。19年、同作を含む短編集『スナック墓場』で書籍デビュー(文庫化にあたり、『駐車場のねこ』と改題)。23年刊行の長編『欅(たすき)がけの二人』で第170回直木賞候補となる。『猫はわかっている』『私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー』などのアンソロジーにも作品が収録されている。
 
公益財団法人日本文学振興会の直木賞ページ
https://bungakushinko.or.jp/award/naoki/