2026.07.10
創元推理文庫2026年復刊フェア書目が決定しました【2026年10月上旬開催予定】
東京創元社では、品切れ中の文庫作品を対象として、毎年”復刊フェア”を開催しています。
本年の復刊フェアは、2026年10月上旬より開催を予定しております。
今回も、X(旧twitter)やインスタグラム、Web東京創元社マガジンで実施したアンケートの結果やお問い合わせに寄せられたご意見を参考にして、書目を決定しました。
今回復刊されますのは、以下の7点(8冊)です。
「●新カバー」とあるものは、復刊を機にカバーが新しくなります。
◆ミステリ◆
F・W・クロフツ/井上勇訳『フレンチ油田を掘りあてる』 ●新カバー
フレンチ警部は長年にわたる功績を認められて、いまや警視に昇進した。だが、新しい難事件がまた彼を待ち受けていた。鉄道の踏切で発見された大地主の長男の死体。それはフレンチの出馬によって殺人事件に変貌した。油脈発見の秘密をにぎる一家の中に犯人がいるはずだが、どの容疑者にも、動機とチャンスの結びつきが欠けていたのだ!
ドロシー・L・セイヤーズ/浅羽莢子訳『ベローナ・クラブの不愉快な事件』 ●新カバー
休戦記念日の晩、ベローナ・クラブで古参会員の老将軍が頓死した。彼には資産家となった妹がおり、兄が自分より長生きしたなら遺産の大部分を兄に遺し、逆の場合には被後見人の娘に大半を渡すという遺言をつくっていた。だが、その彼女が偶然同じ朝に亡くなっていたことから、将軍の死亡時刻を決定する必要が生じ……? ピーター卿第4弾。
レイモンド・T・ボンド編/宇野利泰他訳『暗号ミステリ傑作選』
さあ、読者諸賢も鉛筆と脳ミソをとがらせて取りかかりなさい。ここには古今の暗号小説の粋が集められているのです。フリーマン、ポースト、ベントリー、バウチャー、セイヤーズ、アリンガム、O・ヘンリー、M・R・ジェイムズ等々、多彩な作家がくりひろげる多様な暗号小説の世界。編者ボンドの暗号論を巻頭に付した、歴史的なアンソロジー!
渡辺温『アンドロギュノスの裔(ちすじ)』
横溝正史の右腕として『新青年』の編集をしながら小説の執筆に励んでいた渡辺温は、原稿依頼に赴いた谷崎潤一郎宅からの帰途、貨物列車との衝突事故で27年の短い生涯を閉じた。僅かな活動期間に遺した短篇、脚本、映画に関する随筆、翻訳など、多彩な分野の作品を執筆年代順に網羅。初の文庫版全集として一冊に集成した。憂愁と浪漫に溢れる、影絵の如き物語世界を御堪能あれ。
◆ファンタジイ◆
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/浅羽莢子訳『ダークホルムの闇の君』 ●新カバー
別の世界から事業家チェズニー氏がやってきて40年、魔法世界は今や観光地。だが諸国の財政は危機に瀕し、町も畑も荒れ放題。この世界を救うのは誰か? 神殿のお告げで選ばれたのは魔術師ダーク。彼と妻、1男1女5グリフィンの子供たちまで巻き込まれて……。辛口のユーモアを盛り込んだファンタジイ。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/浅羽莢子訳『グリフィンの年』 ●新カバー
若手教授たちに経営が任された魔術師大学の赤字はかさみ、寄付を募る手紙が事件を呼ぶ。新入生を狙う刺客。学食に乱入する海賊。女子学生につきまとう外套掛け? 大学の危機にダークの娘、グリフィンのエルダと仲間たちが大活躍。『ダークホルムの闇の君』につづいて、魔法世界のキャンパスライフを生き生きと描くユーモア・ファンタジイ第2弾。
◆SF◆
ラリー・ニーヴン&ジュリー・パーネル/酒井昭伸訳『降伏の儀式』(上下) ●新カバー
【星雲賞受賞作】地球人類は初の地球外生命体を迎えようとしていた。だが、地球に近づきつつあるその巨大異星船は、たびかさなる人類からのメッセージにも、まったく返答をよこさなかった。彼らはいったい何をもくろんでいるのか? SF界きってのベストセラー・コンビが放つ、超本格的地球侵略SF大作。
※いずれも2026年7月10日時点では購入できません。
