
2023.06.27
前川ほまれ『藍色時刻の君たちは』サイン本ネット販売のお知らせ
【サイン本販売のお申し込みは締め切りました】
7月28日発売の前川ほまれ『藍色時刻の君たちは』(四六判仮フランス装/税込定価1,980円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!
当サイトを通して『藍色時刻の君たちは』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は7月4日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
サイン本のお申し込みはこちらから。
※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
◆『藍色時刻の君たちは』内容紹介◆
2010年10月。宮城県の港町に暮らす高校2年生の小羽(こはね)は、統合失調症を患う母を抱え、介護と家事に忙殺されていた。彼女の鬱屈した感情は、同級生である、双極性障害の祖母を介護する航平と、アルコール依存症の母と幼い弟の面倒を見る凛子にしか理解されない。3人は周囲の介護についての無理解に苦しめられ、誰にも助けを求められない孤立した日常を送っていた。しかし、町にある親族の家に身を寄せていた青葉という女性が、小羽たちの孤独に理解を示す。優しく寄り添い続ける青葉との交流で、3人は前向きな日常を過ごせるようになっていった矢先、2011年3月の震災によって全てが一変してしまう。 2022年7月。看護師になった小羽は、震災時の後悔と癒えない傷に苦しんでいた。そんなある時、彼女は旧友たちと再会し、それを機に過去や、謎めいた青葉が抱えていた秘密と向き合うことになる……。
著者紹介
前川ほまれ(まえかわ・ほまれ)
1986年生まれ、宮城県出身。看護師として働くかたわら、小説を書き始める。2017年『跡を消す: 特殊清掃専門会社デッドモーニング 』で、第7回ポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。『シークレット・ペイン: 夜去医療刑務所・南病舎』は第22回大藪春彦賞の候補となる。その他の著書に『セゾン・サンカンシオン』がある。
※サイン本ネット販売の詳細・お申し込みについては、こちらをご覧ください。
お届けは2023年7月下旬になる予定です。あらかじめご了承ください。