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2022.08.29

作家・光原百合氏ご逝去

 

 
2022年8月24日(水)、かねてよりご病気でご療養中だった作家の光原百合氏(58歳)が、ご自宅でご逝去されました。葬儀は26日、近親者で営まれました。
 
光原百合氏は、1964年広島県尾道市生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。在学時から詩や童話とともにミステリも執筆、98年にミステリとして最初の著書となる『時計を忘れて森へいこう』を刊行しました。2002年「十八の夏」が第55回日本推理作家協会賞短編部門を、11年『扉守 潮ノ道の旅人』が第1回広島本大賞を受賞。近年はアミの会のメンバーとしてさまざまなアンソロジーに短編小説を発表、また尾道市立大学文学研究科で教授職にも就いていらっしゃいました。
他の著書に『風の交響楽』『遠い約束』『最後の願い』『銀の犬』『イオニアの風』などがあります。
 
謹んで哀悼の意を表します。