注目の本 バックナンバー


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れんげ野原のまんなかで

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元・図書館司書の著者が描く、大人気!図書館ミステリ

『れんげ野原のまんなかで』

森谷明子

唐突ですが、月にどれくらいの本をお読みなりますか? 1冊? 3冊? 10冊以上? たくさん読む方ほど図書館を利用する回数も多いかもしれません。
そんな本好きの方はもちろん、普段は全然本に興味がないという人に、一度は覗いてほしい、そんな図書館が本作に登場します。

ススキ生い茂る、町はずれのへんぴな山麓にぽつんと建っている〈秋葉図書館〉は、いつも閑古鳥。なんとか利用客数を増やしたいけれど思うようには行かず、他の図書館への貸し出し業務が中心になってしまっている。そんな図書館に新米司書として配属された文子は、ある日、閉館になっても館内に居座ろうとする小学生たちと遭遇。ちょっとした悪戯かと思っていたのだが……他にも幻の貸し出しリストや本のラベルの暗号など図書館ならではのミステリが楽しめます。何より、豊富な本の知識をもった司書たちが、利用客たちの謎を本の力で解決するのは、この作品ならではの面白さ。元・図書館司書の著者だからこそ描ける作品です。

8月中旬にはシリーズ2作目『花野に眠る』が文庫化! それに合わせてシリーズ1作目にあたる本作も新カバーに変わります。カバーイラストは、大人気シリーズ『お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂』(KADOKAWAメディアワークス文庫)を手がける、わみず氏。やわらかなタッチのイラストは物語のあたたかな雰囲気をかもし出しています。ぜひこの機会に最新刊も合わせてお手に取ってみてください。
ところで、あれ? と思った方いませんか? 内容紹介にある“ススキ”。タイトルが『れんげ野原のまんなかで』なのに。ここにも謎が隠されています。要チェックです!

【森谷明子の好評既刊】
〈秋葉図書館シリーズ〉
花野に眠る 秋葉図書館の四季 【8月21日刊行】
〈平安王朝推理絵巻〉
千年の黙 異本源氏物語  【第13回鮎川哲也賞受賞】
白の祝宴 逸文紫式部日記

(2017年8月10日)

風ヶ丘五十円玉祭りの謎

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絶好調! 青崎有吾の人気シリーズ第三弾が文庫化!

『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』

青崎有吾

学校内に住みつく天才高校生(けど駄目人間)・裏染天馬の活躍を描いた人気シリーズ第三弾、『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』が売行き絶好調です。いつもの『〇〇館の殺人』とタイトルが違うのは、本格ミステリ長編だった過去二作と違い、ちょっとした日常を切り取った、シリーズ初の短編集だからです。

個人的にはこれまで〈裏染天馬シリーズ〉を読んだことがない方にオススメしたい! むしろ本書からこのシリーズを楽しんでいただきたいくらいです。
キャラクター同士の掛け合いが魅力的な本シリーズですが、事件のスケールが大きい(?)既刊作品と違って、本書はあくまで日常のやりとりを描いています。夏休みの終わりを嘆くような高校生たちの等身大のキャラクターに親しみが持てます。特に本書のワトスン役(ヒロイン?)袴田柚乃がかわいい! 一見、文学少女風で実は卓球に打ち込むスポーツ女子なのですが、探偵役の裏染天馬をはじめ、周りの友人知人は奇人変人ばかり。振り回されっぱなし、ドギマギさせられまくりの彼女に、恋愛要素とはまた違う甘酸っぱさを感じます。

もちろんシリーズファンも大満足できるはず! 長編でなくては楽しめないよ、などということなかれ。シリーズファンだからこそのニヤニヤ箇所が盛りだくさんです。大きな事件に巻き込まれてばかりいた柚乃や天馬たちのちょっとした日常風景に思わずニヤリ。これまでとは違うギャップに、さらにニヤリ。長編ではあまり出番がなかったキャラクターが目立ち始めて、さらにさらにニヤリ。シリーズ第四弾の『図書館の殺人』を楽しむためにも外せない一冊です。

お祭りの屋台のお釣りが五十円玉ばかりなのはなぜかという謎に挑んだ表題作をはじめ、少女ふたりが教室から忽然と姿を消した「天使たちの残暑見舞い」など高校生たちの日常を扱った珠玉の五編。夏祭り、夏休み、新学期と今の季節にもぴったり!
ミステリ業界最注目作家“平成のエラリー・クイーン”こと青崎有吾が贈る、愛すべき一冊です。どの話からでも結構です。まずは一編お読みください。ハマりますよ〜。

【青崎有吾の好評シリーズ既刊】
体育館の殺人  【第22回鮎川哲也賞受賞】
水族館の殺人
図書館の殺人  【単行本】

(2017年8月10日)

巨神計画〈上〉

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クチコミで話題の巨大ロボット・プロジェクトSF!

『巨神計画〈上〉』

シルヴァン・ヌーヴェル
佐田千織

みなさん、巨大ロボットはお好きですか? バラバラのパーツがついに1体のロボットに合体する様とか、ロボものの醍醐味ですよね。そんなわくわく感を裏切らず、かつ、そのロボットが地球の技術では製作不可とあれば、興味は俄然、沸いてくるはず。

物理学者ローズが、少女時代に偶然発見した、イリジウム合金製の巨大な“手”。それは明らかに人類の遺物ではなかった。何者かが六千年前に地球に残していったものだったのだ! さらに、人型巨大ロボットの一部だと判明した事で、全世界を巻き込む前代未聞の極秘計画がはじまった。
作品は、この巨大プロジェクトを指揮する謎の人物“インタビュアー”によるインタビュー形式中心に描かれることで、いま何が起こっているのか、を想像しながら読み進めていくことができます。さらに、垣間見えるプロジェクトに関わる人々の人間関係もこの話の重要な要素。上巻のラストの衝撃と、下巻を読み終えた後の続編を待ち望む渇望感は保証します!
そもそも何者が、何のためにこのロボットを地球に残したのか? ロボットが秘める力の全貌は? そしてインタビューアーの正体とは? 
謎が謎を呼ぶ一気読み必至のエンタテイメントを、ぜひこの機会にご一読ください。

渡邊利道/シルヴァン・ヌーヴェル『巨神計画』(佐田千織 訳)解説(全文)【Webミステリーズ!】

(2017年7月14日)

死と砂時計

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刊行直後から続々重版! 終末監獄で起こる奇妙な犯罪

『死と砂時計』

鳥飼否宇

第16回本格ミステリ大賞を受賞した、鳥飼否宇の傑作ミステリが待望の文庫化! 5月に刊行してから、重版に次ぐ重版で売切れ店続出の『死と砂時計』が絶好調です。

舞台となるのは世界中の死刑囚が収容されているジャリーミスタン終末監獄。そのため、登場人物はほぼ全て死刑囚で構成されています。つまり本作では、探偵も、被害者も、犯人も全てが檻の中という、なんともミステリ好きをワクワクさせる特殊な設定となっています。
特殊な環境だからこその不可解な事件が盛りだくさん! 監獄の牢名主のシュルツ老と彼を補佐する青年アラン(どちらも死刑囚! )が、奇妙な事件の解決に乗り出します。数時間後には死刑が執行される男が何故殺されてしまったのか? 人目につきやすい満月の夜にわざわざ脱獄したのは何故か? 男子禁制の女性刑務所で、何故女囚は身ごもったのか? などなど一味違う短編が全部で6編!その謎を鮮やかに解き明かされたときに得られるカタルシスは、本格ミステリを読む楽しさを再認識させてくれます。
さらにこのミステリ、ただただ面白いだけで終わる作品ではございません……。
思わず背筋が凍る、最後の一行までノンストップでお楽しみください。

(2017年7月14日)

魔都

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話題沸騰! 小説の魔術師・久生十蘭の代表作がついに復活!

『魔都』

久生十蘭

「ついに『魔都』が発売されるんですか!!」書店さんをお伺いし、新刊のご案内をする際、書店員さんから刊行を待ちわびた声を多く耳にしました。
長らく入手困難だった本書ですが、東京創元社から満を持しての刊行。発売直後、売り切れ店が続出しました。

新聞記者の古市加十(ふるいち・かじゅう)は銀座のバーで来遊中だった阿南(ベトナム)国皇帝との出会いをきっかけに日比谷公園で鳴く鶴の噴水の謎、皇帝の妾の堕死など魔都・東京に渦巻く不気味な事件に巻き込まれていきます。

1936年、『新青年』という雑誌で発表された本作は全13回の連載で、昭和九年の元旦を軸にした前後30時間の出来事を多視点で描くという意欲的な構想の元に生まれました。自在な語りで恋愛小説や謀略小説に相貌を変えたり、当時の国政を痛烈に皮肉ったりとミステリのジャンルには容易に収まらない本作は、時代を超え多くの読者を熱狂し続けています。
イラストレーターの影山徹さんが描く、幻想的な街並みに誘われるような装画も魅力的です。現代に蘇った名作の世界にあなたも誘われてみては?

【久生十蘭の好評既刊】
日本探偵小説全集〈8〉久生十蘭集

(2017年4月19日)

冬雷

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全国の書店員さんから熱烈な支持! 注目の作家、遠田潤子の最高傑作!!

『冬雷』

遠田潤子

「おすすめ文庫王国2017」で第1位となった『雪の鉄樹』が大ブレイク!今もっとも注目を集める著者、遠田潤子。著者の描く濃密な世界とドラマチックな展開がたまらない、と多くの読者を虜にしています。そんな著者の最新長編ミステリ『冬雷』も多くの読者から支持され、異例の刊行前重版、さらに刊行直後にも重版となりました!

孤児だった少年、代助はとある名家に跡取りとして引き取られた。初めての家族、初めての恋。しかし、義弟の誕生とその後起きる失踪事件が彼の人生を狂わせていく――。12年後、大阪で鷹匠として働く代助の元に訃報が届く。彼を絶望へと突き落とした過去を暴くため代助は真相を追い始めるが……。

読み始めると一気にその世界に引きずり込まれてしまい、ページを捲る手が止まらなくなる。その圧倒的な筆力に翻弄されること間違いなし。過去と現在が織りなす、謎と濃厚な人間ドラマ。「とにかくおもしろいので読んでください!」と、声を大にして言いたい傑作です!
遠田潤子『冬雷』刊行記念 スペシャルインタビュー

【全国の書店員さんから熱烈な支持! 『冬雷』に寄せられた絶賛コメント!】
・文教堂書店青戸店 青柳将人さん
寝食の時間も忘れて貪り食らうように頁を捲った。物語は感動の結末に向けて加速度を上げていき、冬雷の如く読者を震撼させるに違いない。 
・大垣書店高槻店 井上哲也さん
いやあ、面白かったあー!! 夜中からマサカの一気読み。
私の睡眠時間を返して下さい!全国に遠田中毒患者増殖中!
・東京旭屋書店新越谷店 猪俣宏美さん
始まりから衝撃。読むのがつらくなるほどの絶望の数々。それでも読まずにはいられない物語だった。 
・三省堂書店営業企画室 内田 剛さん
凄まじい謎に満ちたこの物語は間違いなく新たな伝説となる!!
研ぎ澄まされた切れ味と密度の濃い描写は見事!! 最高レベルの一冊だ!! 
・書泉ブックタワー 江連聡美さん
最後の一言に思わず号泣しました。暗い海の底からやっと地上に出ることができたような、愛の彩に満ちた物語でした。 
・紀伊國屋書店梅田本店 小泉真規子さん
祟りとは人間の心の奥底にあるどろっとした感情が現世に放たれたものだと思う。
祟りさえ起こしてしまう人間の愚かさ。いい意味でえぐい。 
・恭文堂書店 菅原 豪さん
たとえ不遇な過去であったしても、あらぬ疑いをかけられ人から誹られようと、誠実に生きていれば必ず報われることがあるはず。
・丸善博多店 脊戸真由美さん
激しく物語の世界にはまりこんでしまう遠田潤子作品はクセになる。もっともっと、と求めてしまう。 
 ・大垣書店イオンモールKYOTO店 辻 香月さん 
二重三重の物語となり一気にラストへ。完璧に構築された世界へと誘われ、一筋縄ではいかない面白さに引き込まれます!! 
・精文館書店中島新町店 久田かおりさん
自分自身を犠牲にする、それは崇高であるけれど別の角度から見れば愚かでしかないのかも。遠田さんが描く、利他の思いが強く胸に迫ります。 
・勝木書店本店 樋口麻衣さん
愛すること、愛されることを求めている人々の心の奥の奥にある叫びが聞こえてくるような、静かだけれど激しい作品でした。
・紀伊國屋書店グランフロント大阪店 山本菜緒子さん
人間はどれだけ身勝手になれるのだろう。謎とともに彼にかけられた長い呪縛が解けて欲しい。そう願った。
・大盛堂書店 山本亮さん 
残酷であり溺れるほどの甘美を読者に与えてくれる。著者を語る上で外せない一冊となった。 
・文教堂書店北野店 若木ひとえさん
生後すぐに捨てられた子がたどる、あまりに険しい人生に冬雷の光が当てられている。濃い物語にどっぷり浸れます。 

(2017年6月9日)

湖底のまつり

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40年前の傑作がいま再びの大ブレイク! ミステリ界の魔術師・泡坂妻夫の傑作ミステリ

『湖底のまつり』

泡坂妻夫

『11枚のトランプ』『亜愛一郎の狼狽』『しあわせの書』などでおなじみの泡坂妻夫の隠れた名作『湖底のまつり』が復刊し、重版に次ぐ重版となっています。2016年末に復刊したのち売行きを伸ばし、いま全国で大ブレイク! その面白さには、綾辻行人氏や連城三紀彦氏など、名だたるミステリ作家が太鼓判を押しています。

〈!注意!〉本書はなるべく予備知識を持たずに読まれることをお勧めします
傷心を癒すための旅先で香島紀子は山間の村で急に増水した川に流されてしまう。ロープを投げ、救いあげてくれた埴田晃二という青年とその夜結ばれるが、翌朝晃二の姿は消えていた。村祭で賑わう神社で、紀子は晃二がひと月前に殺されたと知らされる。では昨日、晃二と名乗っていた人物は一体だれだったのか……?

読み進めていくと、「ん?」と疑問が浮かび上がるものの、それがいったいなんなのかはっきりと分からない。やがて来る結末に「ああ、そうだったのか!」と唸らされること間違いなし。惑わされて、驚かされる、強烈な眩暈感を味わえる1冊です。
ミステリ界の魔術師と呼ばれた泡坂妻夫が描いた巨大な騙し絵。その凄さをぜひ、ご堪能ください。

【以下POP転載】多くのミステリ作家が絶賛!!
綾辻行人(創元推理文庫解説より)
「最高のミステリ作家が命を削って書き上げた最高の作品」
近藤史恵(豊島区私立中央図書館「泡坂妻夫展」リーフレットより)
「この小説の怪しさと美しさに胸を躍らせて読んだのを覚えています。トリッキーさとエロティシズムが融合した傑作です。」
連城三紀彦(角川文庫版解説より)
「どんな小短編でも大ペテン師であり続ける氏が、大掛かりな詐術で描いた巨大な「騙し絵」」

【泡坂妻夫の好評既刊】
11枚のとらんぷ
乱れからくり 第31回日本推理作家協会賞受賞作
亜愛一郎の狼狽 デビュー作「DL2号機事件」収録
亜愛一郎の転倒 
亜愛一郎の逃亡
亜智一郎の恐慌
喜劇悲奇劇

(2017年4月19日)

ニャン氏の事件簿

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2ヶ月連続重版出来! 刊行直後から話題沸騰の連作ミステリ

『ニャン氏の事件簿』

松尾由美

松尾由美が贈る、連作ミステリ『ニャン氏の事件簿』が売行き絶好調につき、2ヶ月連続重版が決定いたしました!

本書の名探偵役は、アロイシャス・ニャンという実業家。貿易・金融・缶詰製造などいくつかの事業において、投資ばかりでなく経営にも参画しており、若年ながら経済界にしっかり爪痕を残し、さらに、空いた時間には「ミーミ・ニャン吉」名義で童話を執筆するなど、多方面で活躍している……猫です。そう、『ニャン氏の事件簿』は猫が名探偵役の連作ミステリなのです。
その類まれな頭脳を活かし、事件のあらましを訊くだけで鮮やかに事件を解決します。しかし、ニャン氏はあくまで猫ですので、人間の言葉をしゃべることが出来ません。推理パートでは「ニャニャニャ」とか「ニャニャーン」等、猫語で推理を披露するのです。当然、主人公の佐多くんたちを含め、我々読者もニャン氏が何を言っているのかわかりませんので、そこは執事の丸山さんが「〜だニャ、とおっしゃっております」と通訳をするわけです。断っておきますが、丸山さんが名探偵ではございませんよ。間違いなく、ニャン氏が推理しているのです!
猫が名探偵役のミステリは数多くあれど、ここまで慧眼の猫は中々いないでしょう。そしてなにより、この名探偵は可愛い!大富豪の家で起こった謎の変死事件など、出てくる事件は物騒ですが、ニャン氏の可愛さに思わず顔を綻ばせながら読み進めてしまいます。

イラストレーター・Minoru氏による可愛いイラストも大人気! カバーいっぱいに描かれた色々なニャン氏に心奪われること間違いなしです。
編集担当も校正者もイラストレーターもみんな猫バカです! そんな猫バカたちによる、猫愛に満ちた『ニャン氏の事件簿』、一家に一冊いかがでしょうか。

【松尾由美の好評既刊】
わたしのリミット

(2017年4月19日)

最良の嘘の最後のひと言

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一気読み必至! ノンストップ・ミステリの快作が話題沸騰中!

『最良の嘘の最後のひと言』

河野裕

今回営業部がオススメするのは、『いなくなれ、群青に始まる』に始まる〈階段島〉シリーズや、〈サクラダリセット〉シリーズで最注目の気鋭・河野裕の最新作『最良の嘘の最後のひと言』です。売行き絶好調につき、刊行1週間で即重版となりました。今が旬のノンストップ・ミステリです!
事の発端は、検索エンジンとSNSで急成長を遂げたIT企業〈ハルウィン〉が、奇妙な求人募集を行ったところから。「4月1日に年収8000万円で超能力者をひとり採用
する」というものでした。2万人を超える応募者の中から審査を経て、7人の“自称”超能力者たちが最終試験に残ります。最終試験の内容は、1枚の採用通知書を試
験終了時にもっていること。彼らは、策略をめぐらせて、1つしかない採用枠を奪い合います。時には手を組み、時に敵対し、と目まぐるしく攻防が変わっていきます。騙し騙され、裏切り裏切られ、有利に思えた途端に不利な状況に陥っていたり。最後に勝つのは一体誰か? とにかく目が離せない、エンターテイメントの傑作となっております。
また、本作の刊行記念キャンペーンとして、作中に登場する〈ハルウィン〉による超能力者採用試験を実際に行っております。下記URLからエントリーできますので、ツイッターアカウントをお持ちの方は、ぜひエントリーしてみてください。惜しくも採用されなかった方の中から抽選で10名様に、著者直筆サイン入りのプルーフ本が当たります。皆さまのユニークなエントリーをお待ちしております!

・年収8,000万円、採用者は1人。ただし超能力者に限る。
株式会社〈ハルウィン〉採用試験エントリー(『最良の嘘の最後のひと言』公式サイト)


(2017年3月15日)

失踪者〈上〉

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書評家、大絶早くも今年の年間ミステリベスト級の傑作登場!

『失踪者〈上〉』

シャルロッテ・リンク
浅井晶子

本国ドイツで刊行される作品すべてがベストセラーとなっているシャルロッテ・リンクの最新刊『失踪者』が多くの書評家に支持され高い評価をいただいています。
雑誌、新聞、ネットと続々と書評が掲載され、「こんなに読みやすくて面白い作品は珍しい」「上下巻を一気に読んでしまった」「年間ミステリベスト級の作品」と大絶賛! そのクチコミは広まり刊行後すぐに重版が決定いたしました!

ジャーナリストとして復帰を目指すロザンナは5年前に起きた、幼馴染であるエレインの失踪事件を調べ始める。彼女は自分の結婚式に向かう途中、姿を消してしまったのだ。最後の目撃者は、霧で空港に足止めされてしまった彼女を親切心から家に泊めた弁護士の男。彼は証拠もないのに殺人の容疑をかけられ、家族も社会的な地位や名誉もすべて失っていた。そして、事件を追うロザンナの元にエレインを知っているという情報が。彼女は生きていたのか!? 複雑に絡みあう人間模様。一筋縄ではいかない展開に、衝撃のラストが待ち受ける!

著者の本国での人気は日本での宮部みゆきや東野圭吾に匹敵するほど。謎解きの面白さに、読み応えのある人間ドラマで最後までぐいぐいと引っ張り、あっという間に読めてしまいます。その面白さは、多くの書評家たちのお墨付き。ぜひ、ご堪能ください。

【多くの書評家が大絶賛!!!】 *POPテキストより転載 
登場人物の精緻な描写それ自体で読者を惹きつける。
その吸引力たるや尋常ではなく、上下巻を一気に読み終えてしまった。
酒井貞道(書評七福神の一月度ベスト)

心理と、スリリングな展開が二重三重の謎となり、やがて衝撃の結末を迎える。
年度初めで、早くも年間ベスト級の登場だ。
関口苑生(週刊現代2017年3月4日号)

壊れた家族や孤独な人々をめぐる人間模様が克明に書き込まれつつ、
予想を裏切る展開が次々に待ち受けている。途中でやめられないのも当然だ。
吉野仁(小説すばる2017年3月号)


(2017年3月15日)

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