T・H・ホワイト
1906年英国の植民地であったインドのボンベイ(現在のムンバイ)生まれ。5歳から英国に住む祖父母にあずけられ、30年ケンブリッジ大学のクイーンズ・カレッジを卒業した後、教職に就きながら数編の小説を出版する。38年本書の第一部となる『石にさした剣』を出版。これはディズニー映画『王さまの剣』の原作となった。58年に四部からなる本書『永遠の王』を出版。同作は60年には『キャメロット』のタイトルでミュージカル化、ブロードウェイで上演された。64年没。
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力は正義のために。そして、戦乱とは無縁の秩序ある国家。アーサー王の治世は、この理想を全うしたかに見えた。円卓の旗の下に騎士たちは集い、聖杯を求めて世界じゅうに……
少年の名はウォート。孤児だ。いずれ騎士の従者となって一生を過ごす。それが少年の運命のはずだった。そう、森のなかで奇妙な老人と出会うまでは。予言者マーリン、時間を逆に生きる……
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