エイエンノオウ

永遠の王〈上〉

アーサーの書

T・H・ホワイト
森下弓子


永遠の王〈上〉

ジャンル
ファンタジイ > 異世界ファンタジイ
レーベル
創元推理文庫(F)

判型:文庫判
ページ数:556ページ
初版:1992年1月31日

ISBN:978-4-488-54901-5
Cコード:C0197
文庫コード:F-ホ-2-1

装画:羽住都
装幀:大野リサ


内容紹介

少年の名はウォート。孤児だ。いずれ騎士の従者となって一生を過ごす。それが少年の運命のはずだった。そう、森のなかで奇妙な老人と出会うまでは。予言者マーリン、時間を逆に生きる魔法使い。彼にはウォートが何者なのかわかっていた。少年こそは、イングランドを統べる伝説の王アーサーその人だったのだ! 史上最高のファンタジイ。

2023年10月〜11月、ブロードウェイミュージカル「キャメロット」の原作小説!



T・H・ホワイト

1906年英国の植民地であったインドのボンベイ(現在のムンバイ)生まれ。5歳から英国に住む祖父母にあずけられ、30年ケンブリッジ大学のクイーンズ・カレッジを卒業した後、教職に就きながら数編の小説を出版する。38年本書の第一部となる『石にさした剣』を出版。これはディズニー映画『王さまの剣』の原作となった。58年に四部からなる本書『永遠の王』を出版。同作は60年には『キャメロット』のタイトルでミュージカル化、ブロードウェイで上演された。64年没。


森下弓子

(モリシタユミコ )

主訳書、タニス・リー「冬物語」「死霊の都」、メアリ・シェリー「フランケンシュタイン」、T・H・ホワイト「永遠の王」、デ・リント「リトル・カントリー」、ハインライン「ルナ・ゲートの彼方」「宇宙の呼び声」「ダブル・スター」。