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永遠の王〈上〉

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2023年10月〜11月、ブロードウェイミュージカル「キャメロット」の原作小説!

『永遠の王〈上〉』

T・H・ホワイト
森下弓子

■公演概要
2023年、日本初上演!!
ブロードウェイミュージカル『キャメロット』

出演:坂本昌行 桐山照史(ジャニーズWEST) 唯月ふうか 入野自由 今井清隆ほか
公演日程:
10/7(土)〜10/28(土)日生劇場
11/4(土)〜11/20(月)大阪松竹座
音楽:フレデリック・ロウ脚本・歌詞:アラン・ジェイ・ラーナー
演出:宮田慶子 翻訳・訳詞:高橋亜子 製作:松竹株式会社

LERNER AND LOEWE'S CAMELOT
Book and Lyrics by ALAN JAY LERNER
Music by FREDERICK LOEWE

Original Production Directed and Staged by Moss Hart
Based on The Once and Fuiture King by T.H.White

【原作 内容紹介】
少年の名はウォート。孤児だ。いずれ騎士の従者となって一生を過ごす。それが少年の運命のはずだった。そう、森のなかで奇妙な老人と出会うまでは。予言者マーリン、時間を逆に生きる魔法使い。彼にはウォートが何者なのかわかっていた。少年こそは、イングランドを統べる伝説の王アーサーその人だったのだ! アーサー王伝説を描いた史上最高のファンタジイ。ブロードウェイミュージカル『キャメロット』原作。

事件

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2023年8月、WOWOW「ドラマW」で放送!

『事件』

大岡昇平

■「連続ドラマW 事件」放送概要
WOWOWにて8/13(日)放送・配信スタート
毎週日曜午後10:00
※第1話無料放送(全4話)
出演:椎名桔平
北香那 望月歩 秋田汐梨 高橋侃 / ふせえり 貴島明日香 中村シユン 仁村紗和
入山法子 堀部圭亮 いしのようこ / 永島敏行 / 嶋政宏 ほか
原作:大岡昇平『事件』(創元推理文庫刊)
監督:水田成英
脚本:三田俊之 保木本真也
音楽:横山克
企画・プロデュース:大木綾子
プロデューサー:大原康明 大瀬花恵
制作協力:FCC
製作著作:WOWOW

【原作 内容紹介】
1961年7月2日、神奈川県の山林から女性の刺殺体が発見される。被害者は地元で飲食店を経営していた若い女性。翌日、警察は自動車工場で働く19歳の少年を殺人及び死体遺棄の容疑で逮捕する。――最初はどこにでもある、ありふれた殺人のように思われた。しかし、公判が進むにつれて、法廷では意外な事実が明らかになっていく。果たして、少年は本当に殺人を犯したのか? 戦後日本文学の重鎮が圧倒的な筆致で描破した不朽の裁判小説。第31回日本推理作家協会賞に輝く名作が、最終稿を元に校訂を施した決定版にて甦る。著者あとがき=大岡昇平/解説=新保博久

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007/カジノ・ロワイヤル

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2023年3月〜6月、宝塚歌劇宙組公演の原作小説!

『007/カジノ・ロワイヤル』

イアン・フレミング
白石朗

■公演概要
アクション・ロマネスク
『カジノ・ロワイヤル 〜我が名はボンド〜』
原作/イアン・フレミング「007/カジノ・ロワイヤル」(白石朗訳、創元推理文庫刊)
宝塚歌劇 宙組公演
脚本・演出/小池 修一郎
主演:真風 涼帆、潤 花
宝塚大劇場:2023年3月11日(土)〜4月17日(月)
東京宝塚劇場:2023年5月6日(土)〜6月11日(日)
宝塚歌劇公式ホームページ:https://kageki.hankyu.co.jp/

【原作 内容紹介】
イギリスが誇る秘密情報部で、ある常識はずれの計画がもちあがった。ソ連の重要なスパイで、フランス共産党系労組の大物ル・シッフルを打倒せよ。彼は党の資金を使いこみ、高額のギャンブルで一挙に挽回しようとしていた。それを阻止し破滅させるために送りこまれたのは、冷酷な殺人をも厭(いと)わない007のコードをもつ男──ジェームズ・ボンド。007初登場作を新訳でリニューアル! 解説=杉江松恋

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流浪の月

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本屋大賞受賞作が広瀬すず、松坂桃李主演/李相日監督で映画化!

『流浪の月』

凪良ゆう

■作品概要
2020年本屋大賞を受賞し、多くの読者が心を震わされた傑作小説、凪良ゆう『流浪の月』が広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子と現在を代表する俳優により映画化。恋愛、友情、家族愛……そんな既存の言葉では括れない、限りなく稀有な関係性をスクリーンに描き出すのは、デビュー以来そのエモーショナルで骨太な作風で観客の心を鷲掴みにしてきた『悪人』『怒り』などの李相日監督。また、『パラサイト 半地下の家族』『バーニング』など、韓国映画史に残る作品を次々手がけてきた撮影監督 ホン・ギョンピョ、『キル・ビル Vol.1』『悪人』など、世界を股にかけて活躍する美術・種田陽平ら、国境を越えた才能が集結します。

【原作 内容紹介】
最初にお父さんがいなくなって、次にお母さんもいなくなって、わたしの幸福な日々は終わりを告げた。すこしずつ心が死んでいくわたしに居場所をくれたのが文だった。それがどのような結末を迎えるかも知らないままに――。だから十五年の時を経て彼と再会を果たし、わたしは再び願った。この願いを、きっと誰もが認めないだろう。周囲のひとびとの善意を打ち捨て、あるいは大切なひとさえも傷付けることになるかもしれない。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。本屋大賞受賞作。

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ほんものの魔法使

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2022年5月〜6月、宝塚歌劇雪組公演 原作!

『ほんものの魔法使』

ポール・ギャリコ
矢川澄子

■宝塚歌劇 公演情報
雪組公演 ロマンス『ほんものの魔法使』
脚本・演出:木村信司
主演:朝美 絢
開催劇場/公演期間:
宝塚バウホール
2021年5月21日(金)〜6月1日(火)
KAAT神奈川芸術劇場
2021年6月8日(火)〜6月16日(水)
詳しくは宝塚歌劇ホームページをご覧ください。
https://kageki.hankyu.co.jp/

【原作 内容紹介】
魔術師――――時に奇術師や手品師とも呼ばれる人々が住まう都市マジェイア。偉大なる魔術師の娘ながら周囲からできそこない扱いされていた少女ジェインの前に、ある日ふしぎな青年があらわれる。ものいう犬モプシーとはるばる山のむこうから旅してきたという彼は、魔術師ながら肩書きのない“ただのアダム”と名乗る。魔術師名匠組合への加入を希望するアダムのために、ジェインは助手となって審査会に臨むことに。そこで彼女が目の当たりにしたのは、種も仕掛けもない“ほんものの魔法”だった。矢川澄子の名訳で贈る、色褪せぬファンタジイの名作。解説=井辻朱美

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ビストロ・パ・マルのレシピ帖

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これであなたのおうちも〈ビストロ・パ・マル〉に! TVドラマ「シェフは名探偵」公式レシピ・ブック

『ビストロ・パ・マルのレシピ帖』

小川奈々

シリーズ累計37万部突破! 近藤史恵の大人気ミステリ〈ビストロ・パ・マル〉シリーズを原作としたTVドラマ「シェフは名探偵」が、大好評のうちに最終回を迎えました。
毎回登場する美味しそうな料理に思わず食べたい! と叫んだ方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そんなTVドラマや原作に登場した〈ビストロ・パ・マル〉でふるまわれる美味しい料理やデザートの絶品料理の数々、アミューズからデザートまで、そしてドラマで見られたまかない料理まで、43品のレシピを収録した『ビストロ・パ・マルのレシピ帖』を刊行いたしました。

オールカラーで料理写真を眺めるだけでも楽しく、深夜、テレビの前で指をくわえて(?)サーブされるのを見た、あのお洒落で美味しそうなフランス料理を再現できるのです。さらに、ドラマで主役を演じた西島秀俊さんをはじめ、豪華キャスト陣の写真やコメントも収録。料理が登場する原作も合わせてご紹介しています。
著者の小川奈々さんは、ドラマ「シェフは名探偵」の料理監修を手掛け、多方面で活躍する人気料理家です。

また、7月末の刊行後Amazonでは【シェフのレシピ】部門ランキングでも【フランス料理】部門ランキングでも1位を獲得。SNS上では「眺めるだけでも楽しい」「これならうちでも作れる」などの絶賛の声や、実際に「作ってみた」という画像が上がるなど、多くの反響をいただいています。
これであなたのおうちも〈ビストロ・パ・マル〉に! ぜひこの機会にお手に取ってみてください。

総務部業務レポート 〈ビストロ・パ・マル〉のレシピで料理してみた
(Webミステリーズ!/外部リンク)

【ドラマ「シェフは名探偵」原作小説】
近藤史恵〈ビストロ・パ・マル〉シリーズ
『タルト・タタンの夢』
『ヴァン・ショーをあなたに』
『マカロンはマカロン』

ドラマ「シェフは名探偵」公式サイト(テレビ東京)

エラリー・クイーンの冒険

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続々重版!ホームズと比肩する名探偵、エラリー・クイーンの事件簿

『エラリー・クイーンの冒険』

エラリー・クイーン
中村有希

名探偵といえばシャーロック・ホームズや金田一耕助などが有名ですが、「アメリカの推理小説そのもの」と評された巨匠中の巨匠エラリー・クイーンが描いた、著者と同名の名探偵をご存知でしょうか。名前は知っているけれど読んだことがない、海外作品はとっつきにくいと思っている方にぜひおすすめしたいのが、この短編集『エラリー・クイーンの冒険』です。

ニューヨーク市警きっての腕ききリチャード・クイーン警視と、その息子で推理小説作家のエラリー・クイーン。エラリーは警察官の父にが担当する難解な事件を明晰な頭脳と推理力で解き明かします。『エラリー・クイーンの冒険』では、犯人当て、ダイイングメッセージ、意外な隠し場所、怪異現象など、様々な種類の謎が収録されており、クイーンの短編集の中でも粒ぞろいの逸品です。
エラリーの論理的な思考は、ちょっとした差異を見逃さず、美しい解決を披露します。エラリーが登場する作品としては、ほかにデビュー作『ローマ帽子の謎』から始まる〈国名シリーズ〉の長編があり、短編集と同じく新訳版で刊行しています。

また本作には、国内の“エラリー・クイーン”と称される有栖川有栖先生と青崎有吾先生によるダブル推薦をいただいています。
国内外問わず、多くの作家に影響を与えたエラリー・クイーンの作品をぜひ、この機会にご堪能ください。

有栖川有栖先生、推薦(オビより転載)
名探偵エラリー・クイーンの〈精緻にして意外性に富んだ推理〉を堪能できる本格ミステリ短編集の精華。まさに論理の冒険。クイーンがすごいのは長編だけではない!

青崎有吾先生、推薦(オビより転載)
なぜ誰もがクイーンを目指すのか。この一冊に答えがある。ミステリ史上最も知的な十一の冒険譚。拍手の準備をお忘れなく。

【エラリー・クイーン〈国名シリーズ〉*すべて新訳版】
ローマ帽子の謎
フランス白粉の謎
オランダ靴の謎
ギリシャ棺の謎
エジプト十字架の謎
アメリカ銃の謎

(2018年9月21日)

イメコン

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『給食のおにいさん』の著者・遠藤彩見が描く、新基軸のお仕事ミステリ!

『イメコン』

遠藤彩見

駅ビルにある書店を舞台に書店員がさまざまな謎に挑む『配達あかずきん』(大崎梢)、商店街の小さなフレンチ・レストランのシェフが客たちの巻き込まれた不可解な出来事の謎を解く『タルト・タタンの夢』(近藤史恵)など、その仕事ならではの魅力にミステリの要素をプラスした「お仕事ミステリ」というジャンルがあります。今回ご紹介する『イメコン』はそんなお仕事ミステリの中でも「イメージ・コンサルタント」という職業を主人公にした作品です。

引きこもりの男子高校生の直央は、母親の幼馴染である五味が市長を務める市役所で王子と呼びたくなる雰囲気を醸し出すイケメン・一色に出会います。彼はその人にあった服装や所作を提案するイメージ・コンサルタントを生業にしており、ボランティアで五味市長のイメコンを引き受けていました。依頼人が抱えるコンプレックスやトラブルを鋭い洞察力を活かして解決していく一色。直央も彼のアシスタントとして様々な事件に巻き込まれることになります。
お仕事ミステリではその職業ならではのトリビアを知ることができるのも楽しみの一つですが、『イメコン』にも日常生活や仕事にすぐに活かせるイメージアップのための知識が盛りだくさんです。ここで作中で一色が披露したアドバイスをちょっとだけご紹介いたします。
・人に貫禄をつけるのは自信。自信を見せるには姿勢。
・ここぞというときは、光を背にして立つ。
・ハイヒールを履くといい声が出る。
・笑顔は3種類の“歯の出し方”で決まる。
・好きな色と似合う色は違う。

謎解きを存分に楽しむことができ、読んだらすぐに使えるイメージアップの知識が詰まった『イメコン』。新基軸のお仕事ミステリを是非お楽しみ下さい!

(2018年6月28日)

日曜の午後はミステリ作家とお茶を

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ジワジワ売れ続けて重版出来! 図書館司書の著者が贈る連作短編集

『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』

ロバート・ロプレスティ
高山真由美

5月に刊行したロバート・ロプレスティの『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』がクチコミを中心にジワジワ売れ続け、ついに重版決定です。1編辺り20ページ前後という気軽さでバラエティ豊かなミステリを楽しめる、超お買い得な連作短編集です。未読な方はぜひチェックを!

主人公はベテランミステリ作家のレオポルド・ロングシャンクス(通称:シャンクス)。事件を解決するのは警察の仕事であると言いつつも、不本意?ながら事件に巻き込まれ、なんだかんだ解決してしまうという、何ともミステリ好きがニヤリとしてしまうようなキャラクターです。筆者が特にニヤついてしまうのは、彼のシニカルな内面です。物語は彼目線で進むのですが、とにかく心のなかの愚痴が多い(笑)。人当たりの良い、社交的な印象とは違って、彼の内面はぼやきが止まらない! しかしこのぼやきもクセになります。そんな皮肉屋なところもシャンクスのことを好きになる魅力的な一面なのです。
キャラクターでいえば、シャンクスの妻・コーラも魅力的。彼女もシャンクス同様作家ですが、こちらはロマンス小説家。最初のほうはシャンクスよりキャリアが浅いため、シャンクスの妻という立ち位置でしかありませんでしたが、後半はシャンクスより本が売れるようになったりと、この夫婦二人の関係性を追って読んでいくのも楽しいです。
そんなシャンクスたちが出合った奇妙な14の謎。事件と呼べないような謎から詐欺や殺人事件などの凶悪犯罪まで、実にバラエティに富んだラインナップです。しかもどの話も予想を裏切る、切れ味の鋭い短編ばかり。前述の通り、これは超お買い得な作品ではないでしょうか。
その他にも、各章の最後にある「著者よりひとこと」もまた、シャンクスばりにシニカルで面白く、シャンクスとコーラは夫婦揃って作家ということもあって、業界のあるあるネタが散りばめられていたりと、本書を好きになる理由を10人に聞いたら10人異なるのではないかと思うくらい様々な魅力に溢れています。
タイトルの通り、日曜の午後に美味しいお茶を飲みながら、気軽に1編いかがでしょう。気持ちの良い休日を過ごせることをお約束いたします。

ミステリ作家の執筆と謎解き! 図書館司書の著者が贈る連作短編集(WEBミステリーズ!)

(2018年6月28日)

シリアの秘密図書館

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絶望的な状況下、人びとを救ったのは「本」だった! 感涙のノンフィクション

『シリアの秘密図書館』

デルフィーヌ・ミヌーイ
藤田真利子

いまもなお不安定なシリア情勢。日々の爆撃や戦闘に怯え、行く場所を失っている人が多くいます。そんな絶望的な状況下の中で、決して希望を失わず、明日を生き抜くために「本」を救い、「本」に救われた人びとがいました。『シリアの秘密図書館』は、そうした現場から直接届けられた彼らの声を集め描かれているノンフィクションです。

2015年、シリアの首都ダマスカス近郊の町ダラヤでは、市民がアサド政権軍に抵抗して籠城していた。彼らは政府によってテロリストとされていたが、実際は自由を求める一市民でしかなかった。政府軍からの空爆により、建物は破壊され、人びとが犠牲となる中、ダラヤの若者たちは瓦礫から本を取り出し、地下に「秘密の図書館」を作った。いつか持ち主の手元に本が戻るようにと、集めた本には元の持ち主の名前を書き、番号をふり管理をして……。

子供から大人まで、多くの人が心の平安や憩いを求めて図書館を訪れていました。『アメリ』『アルケミスト』『7つの習慣』……特に『アルケミスト』は人気で来館する多くの若者たちに回し読みされていたようです。また、もともと本を読む習慣のなかった人も、本を読むことに安らぎを覚え、さらに知識を深める楽しみを知っていったのです。

「本は僕を支配しない。与えてくれる。」
「本を読むのは、何よりもまず人間であり続けるためです」

本を読むことで生きる希望を諦めなかったダラヤの若者たちの言葉に思わず涙してしまいました。
どんな困難な状況の中でも「本」は私たちに自由と強さを与えてくれる。
この本を通して、知る現実は心に痛みを伴いますが、読み終わった後に沸き起こる感動は強い印象を残すのではないでしょうか。ぜひ、ご一読ください。

・住む町が戦場になっても、本と図書館を求めた
デルフィーヌ・ミヌーイ『シリアの秘密図書館』訳者あとがき(全文)

・本は人を救う!書籍にまつわる傑作ノンフィクション
戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊

(2018年5月18日)

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