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伝説の〈世界恐怖小説全集〉最終巻のために、英米怪奇小説翻訳の巨匠・平井呈一が編訳した幻のアンソロジー『屍衣の花嫁』が再臨。古き佳き大英帝国の気風が横溢する怪談集。
あの惨劇のあった洋館に、身代わり殺人を願う「強欲な羊たち」はいまだ絶えない。承認欲求の女、復讐の女など、狂気の羊たちの饗宴。著者が原点に立ち返って描く、恐怖連作。
江戸川乱歩が絶賛したことで知られる「奇妙な味」を代表する表題作を中心に、人間心理に潜む不安と恐怖を描き上げた名匠の傑作13篇を収録する。
死体を物理的に蹂躙する死骸検師(ネクロマンサー)、死者の生前の能力や記憶を扱う死霊見師(ネクロスコープ)――ソ連と英国、それぞれの諜報機関に属する霊的能力者たちの死闘!
死体を物理的に蹂躙する死霊術師(ネクロマンサー)、死者の生前の能力や記憶を扱う死霊見師(ネクロスコープ)――ソ連と英国、それぞれの諜報機関に属する霊的能力者たちの死闘!
遠く離れた街を目指す五人。かれらを待ち受けるのは、荒廃したイギリスの風景と無数の〈餓えた奴ら〉。危機また危機の旅路、そして衝撃のラスト。圧巻のエンターテインメント。
カズオ・イシグロmeetsウォーキング・デッド! 究極の世界、極限の逃避行、そして戦慄の結末……。七月公開・映画『ディストピア パンドラの少女』原作がついに文庫化!
クトゥルーとその眷属が遂に目覚めようとしている……ド・マリニーの元にタイタス・クロウよりもたらされた突然の凶報。人類の存亡を賭した最終決戦の行方は。堂々の最終巻!
十代の子どもが葬られている忘れ去られた墓地。いつのまにか現れた子どもたちが次々と語り始めるのは、彼らの最後の物語だった。ノスタルジー漂うゴーストストーリーの傑作。
1815年、フランス。パリを目指す23歳の青年が巻き込まれる一夜の冒険譚を描いた表題作ほか、19世紀ゴシックホラーの大家による知られざる傑作を収める怪異短篇集。
同世代の少女たちに強烈な劣等感と優越感を併せ持つナタリー。友人のいないカレッジ、独善的な父の支配する家庭……彷徨う少女を待ち受けるものとは。
お互いに触れると、霊の声が聞こえる少女と見える青年。幽霊にまつわるトラブルと数々の恐怖症を描く、新感覚ホラー。『強欲な羊』で読者の心を抉った新鋭が贈る、最新連作集。
モリーは14歳。弟のキップとふたりなんとか雇ってくれる屋敷をみつけたが、そこで待っていたのは夜中に屋敷を歩き回る男の影……。ディズニー映画化決定の傑作ホラー。
少女の霊が眠る館に集められた「被検体」たち。彼らが備える能力が合成されたとき、恐るべき〈人格のフランケンシュタインの怪物〉が目覚める。新感覚ゴシックホラーの傑作。
少女の霊が眠る館に集められた「被検体」たち。彼らが備える能力が合成されたとき、恐るべき〈人格のフランケンシュタインの怪物〉が目覚める。新感覚ゴシックホラーの傑作。
邪神イタカが支配する地で必死に抗う感応能力者シルバーハットと仲間たち。邪神狩人の盟友ド・マリニーの登場は彼らにとっての福音となるか? 長編第五作。
ヴェトナムの悪夢に苦しむ兵士たち。「フロイト計画」に基づき、彼らを収容する施設に着任した新たな精神科医の目的とは……『エクソシスト』の鬼才による神と贖罪の物語。
身近な人間の裡に潜む悪意、目に見えなくとも確かに存在する邪悪なもの、そして幽霊たち。著者の真髄を凝縮した傑作二十三編を収録し、エッセイ五編を付す。本邦初訳作多数。
文庫版全集最終巻。「忌み嫌われる家」「霧の高みの不思議な家」をはじめ、幻想小説13編を収録。巻末には、初期掌編集、夢書簡抜粋などを収めた。
クトゥルー神話の創造主にして20世紀最高の怪奇小説家ラヴクラフト。本書には、ランドルフ・カーターを主人公とする一連の作品、および、それと関連する初期のダンセイニ風掌編を収録。猫を愛す……