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一九八×年、灼熱の魂が駆け抜ける――中国地方にその名を轟かせた伝説の少女・赤緑豆小豆の、唖然呆然の一代記。里程標的傑作『赤朽葉家の伝説』姉妹編、仰天の快作文庫化。
出版社で働くマリアが憧れていた夫婦。その夫が殺された。通り魔殺人なのか? それとも、三角関係の清算か? それとも……。彼は不治の病だったという。ノーベル賞候補とも目される著者による愛と死をめぐる哲学的小説。
屑で財をなしたアイアマンガー一族。そんな一族のひとり、十五歳のクロッドはある日外の世界から来た少女に出会うが……。『望楼館追想』の著者が満を持しておくる超大作。
ニュージーランド代表のオールブラックス入りした一人の日本人ラガーマンの物語。ラガーマンの絆、友情、そして孤独を見事に描きげた堂場瞬一スポーツ小説の頂点ともいうべき傑作。
第35回鮎川哲也賞&第3回創元ミステリ短編賞選評。青柳碧人、待望の新連載スタート。読み切り、近藤史恵、櫻田智也、東川篤哉掲載ほか。
ひとりで生きてきた旅人と、職務放棄クローン。孤独な魂の出会いを繊細な筆致で綴る6つの物語。『凍土二人行黒スープ付き』に新作二篇を加え文庫化。
八十代も半ばを迎え、遺産のゆずり先に悩むヴェロニカ。遺産相続人として南極のアデリーペンギンがふさわしいかを見極めるため、はるか南の大陸へと一世一代の旅に出た──。
ヴィヴァルディの手書き楽譜がたどった数奇な運命を、音楽家でヴィヴァルディ研究の第一人者の鬼才サルデッリが見事に描いた傑作。2015年、優れた小説に与えられるジョヴァンニ・コミッソ文学賞受賞作。
天沢時生、小川一水、理山貞二ら豪華執筆陣が集う、恒例夏のSF特集号。第16回創元SF短編賞受賞作・選評掲載。
自動人形、空飛ぶ絨毯、遊園地、地下世界──ミルハウザーの作品世界を闊歩するひとびとは、精密な文章によって現実から飛翔する。名手の翻訳で贈る、研ぎ澄まされた十二篇。
蛍が舞う夜、中学生だった幸恵と隆之は秘密を抱えた。十五年後、二人の再会をきっかけに、周囲の人生が大きく動き出す。拭えぬ過去に翻弄される人々に温かな眼差しを注ぐ感動の連作長編。
ホリー・ジャクソン最新作先行掲載や、初邦訳の犯人当て短編などで贈る「英国ミステリ特集」。新連載、一色さゆり。読切、大島清昭、君嶋彼方。第25回本格ミステリ大賞全選評ほか。
一見無駄に見えるものを大事そうに集める人と、彼・彼女らの内面を知ろうとする人たちが不器用ながらも寄り添い合う様子を描いた、全5編からなる愛おしい短編集。
「かつてアイドルとして活動していた社長」と「その姿に憧れていた新入社員」が出会い、すれ違いや困難の果てにたどり着く、年齢や立場を越えた先にある”絆”の物語。
空き家やキャンプ場、岩場や砂浜……英国コーンウォールの海辺には、忘れがたい物語がひそんでいる。サマセット・モーム賞受賞作『潜水鐘に乗って』に続く珠玉の第二作品集。
蝉谷めぐ実、藤野恵美らの読切などで贈る、特集「作家と編集者」。寺地はるな、丸山正樹によるW新連載スタート。嶋津輝、松樹凛読み切り掲載ほか。
浜松、西宮、札幌、唐津、明洞、ポルト──それぞれの都市へ向かう列車を待つなかで、あるいは辿り着いた先で訪れる物語。旅の非日常へ誘う文庫オリジナル・アンソロジー。
謎の『百科全書』探究のため、ネットの海に乗り出した書痴老人が、思いも寄らない世界の波に揺られることになる。物語は捻れ、結ぼれ、エッシャー的円環がそこに生まれる!
殺人未遂事件の容疑者は”この世に存在しない人間”だった──強行犯係の里穂子と特命対策室の羽山が執念の捜査の末に辿り着いた胸を衝く真相とは。辻堂ミステリの到達点にして大藪春彦賞受賞作。
辻堂ゆめ、ミステリ長編新連載スタート。笹原千波、似鳥鶏、町田そのこ、溝渕久美子、雪富千晶紀読み切り。2024年ヒューゴー賞短編部門候補作、宝樹「美食三品」掲載ほか。