マイン川で発見された少女の溺死体。事件を端緒に明らかになる、想像を絶する陰謀とは。世界累計900万部突破、欧州席捲の警察小説〈刑事オリヴァー＆ピア〉シリーズ最新作！ 

【ミステリ・フロンティア百冊突破記念書き下ろし作品】ステージ上のボーカルの怪死。ロックバンド〈赤い青〉は活動困難な状況に追い込まれるが――。大型新人の第一長編！ 

優秀な記憶翻訳者（インタープリタ）として将来を嘱望される珊瑚は、今日もさまざまな事情を抱えた依頼人の記憶と向き合う。第5回創元SF短編賞受賞作に始まる全4編。 

「攻めの手筋と急所」「守りとサバキの手筋」を問題形式で、手筋のようで筋違いの手や、普通は俗手でも有力な打ち方、局面で最善な手だったなど、実践的な問題も含んでいる。  

江戸末期、同心・戸田惣左衛門親子が遭遇した四つの謎を丁寧に描く。『屍人荘の殺人』と競った、新たな時代ミステリの書き手が登場。滋味溢れる時代ミステリ、文庫オリジナル。 

高校生5人と教師しかいない理科室で、生徒のひとりが殺害された!?　ほかの生徒4人が一人称で、順繰りに事件について語っていく。巧みな構成が光る必読の謎解きミステリ！ 

アウシュヴィッツの死の天使・ヨーゼフ・メンゲレは、なぜ捕まることなく、裁かれることもなく、生き延びられたのか？　王侯のような生活と、追っ手に怯える日々の真実！ 

入院してたアナベルが、学院に戻ってきた。もちろん夢の世界にも。本当の敵はアーサー？　それともアナベル？　夢の世界を舞台にしたロマンティック・ファンタジイ完結。 

校舎の近くに落ちる爆弾、スナイパーに狙われた通学路。子供たちが戦争を生きるとはどういうことなのか。少女が内戦下の日々を曇りなき目で綴った21世紀版『アンネの日記』。 

次第に明かされる６人の過去。それはクローニングと記憶操作技術を巡る、人間とクローンの対立の歴史でもあった……。彼らは惨劇の真相を解き明かすことができるのか？ 

クローンとして蘇った彼らが最初に目にしたのは、自らの死体――恒星間移民船内で乗組員全員が他殺。しかも記憶も消されて……ヒューゴー賞、ネビュラ賞候補の新鋭ＳＦ！
 

長年続く〈黒後家蜘蛛の会〉では、ときに思わぬゲストが謎を持ちこむ。だが、ヘンリーの給仕と推理にはいささかの乱れもない。傑作ミステリ、安心と信頼のシリーズ第4弾。 

第28回鮎川哲也賞、第15回ミステリーズ！新人賞選評＆受賞作掲載。太田忠司、新連載開始。大倉崇裕、丸山正樹読切り掲載。人気企画再び！犯人当て小説企画スタートほか。 

宝石が胸にはまってしまった少女アイシャと、その宝石を持ち主にかえそうとする男タスラン。共に旅をすることになったふたりの奇怪な冒険行。大好評『青の王』に続く第二弾。 

札幌の中学校に通う少女・真史が日々のなかで出会う、ささやかだけど、とても大切な謎。少年少女が新たな扉を開く瞬間を切り取った四つの物語。第二十八回鮎川哲也賞受賞作。 

年古りた魔を自分の内に棲まわせる羽目になったペンリックは、庶子神神殿の神殿魔術師になるべく訓練を始めるが。ヒューゴー賞など四賞受賞の〈五神教〉シリーズ最新作登場。　 

周囲の男たちに好意を寄せられる愛らしい女子大生・石元陽菜。光と影、双方の顔を持つ彼女を巡り、殺意の糸が張り巡らされる……あまりに意外な犯人の正体、そして戦慄の真相。 

家政婦の死、燃やされた肖像画、謎の訪問者……病を抱えた名探偵アティカス・ピュントの推理は？　ミステリ界のトップランナーが構想に十五年を費やした、圧倒的な傑作登場。 

クラシカルなフーダニットにしてアガサ・クリスティへの完璧なオマージュ作品と、出版業界ミステリが交錯し、とてつもない仕掛けが炸裂！　ミステリ愛に満ちた瞠目の傑作。 

1942年、イギリスの工作員マギー・ホープは、ドイツ占領下のパリに潜入する。滞在先のホテルで知り合ったのは──。ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーのシリーズ最新刊！