クロゴケグモノカイ5

黒後家蜘蛛の会〈5〉

  【新版】

アイザック・アシモフ
池央耿


黒後家蜘蛛の会〈5〉

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
海外ミステリ > 連作短編集
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:350ページ
初版:1990年10月19日
改版:2018年12月14日

ISBN:978-4-488-16713-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-ア-2-5

装画:久保田眞由美
装幀:中村聡


内容紹介

著者自身が大のお気に入りだった、安楽椅子探偵ミステリの名作シリーズ第5弾。雑学問題から閃きを要する謎かけまで、名給仕ヘンリーが鮮やかに解決していく全12編を収録。


目次

「同音異義」
「目の付けどころ」
「幸運のお守り」
「三重の悪魔」
「水上の夕映え」
「待てど暮らせど」
「ひったくり」
「静かな場所」
「四葉のクローバー」
「封筒」
「アリバイ」
「秘伝」



アイザック・アシモフ

アメリカの作家。1920年、ロシアに生まれ、3歳で家族とアメリカに移住しニューヨークで育った。35年、15歳の若さでコロンビア大学へ入学。39年、SF専門誌に短編が掲載され作家デビュー。40年代の“SF黄金時代”の立役者の一人となり、50年、自身が考案した〈ロボット工学の三原則〉に基づく連作短編集『わたしはロボット』で一躍脚光を浴びた。SFの代表作に、壮大な未来叙事詩《銀河帝国の興亡》シリーズ、またミステリの代表作に、安楽椅子探偵物として名高い《黒後家蜘蛛の会》シリーズがある。一般向け科学解説書をはじめ、ノンフィクションも数多く発表した。92年没。


池央耿

(イケヒロアキ )

1940年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、ドン・ペンドルトン「マフィアへの挑戦」シリーズ、アシモフ「黒後家蜘蛛の会」1〜5、ニーヴン&パーネル「神の目の小さな塵」、ホーガン「星を継ぐもの」ほか多数。