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MYSTERY通信

今月ご紹介する2点は、ともに年間ベスト級の絶品です! ウォーターズ『エアーズ家の没落』は、斜陽の領主一家に降りかかる悲劇を語る渾身の大作にして、たくらみに満ちた傑作。かたやオコンネル『愛おしい骨』は、20年ぶりに帰郷した男を待つ事件を迫真の筆致で描いた、著者の新たなる代表作となる傑作です。
(2010年9月2日)
「黄色い顔」「株式仲買店員」「海軍条約事件」、そして宿敵モリアーティー教授登場の「最後の事件」──。新訳で贈る、粒ぞろいの名作11編を収録するシリーズ第2短編集。
生活のためボストンに戻ったルイザは、親友と出かけた占い師の館で密室殺人に遭遇する。霊媒兼占い師を殺したのは誰か? 丹念な謎解きが光る〈名探偵オルコット〉第三弾。
事務所で兄の射殺死体を発見した弁護士サイモン。兄は恐喝者であったが故に殺されたのか。英国探偵小説と人間ドラマを見事融合し、クリスティを感嘆させたデビュー作、復活。
マザー・グースの有名な一節を模した奇怪な連続殺人に鋭く挑むファイロ・ヴァンス。江戸川乱歩が激賞し、後世に多大な影響を与えた至高の逸品。シリーズ新訳刊行スタート!
博打で首が回らず夫婦仲は崩壊寸前の動物園園長ジョージ。金さえあれば万事解決と叔母の財産を当てにするが目算が狂い……。実験作にしてクロフツ最後の未訳作、いよいよ登場。
人手不足の介護施設で働き始めたロバートとリリーの兄妹。その初日、危篤状態だった老患者が何者かに殺された!? 三〇年代のアメリカを生き生きと描く、人気シリーズ第五弾。
誕生から百年以上を経た現在も魅力の色褪せることのない名探偵の第一短編集、新訳で登場。「ボヘミアの醜聞」や「まだらの紐」など、いずれも忘れ難き十二の名品を収録する。
女二人の会話に犯罪の匂いを嗅ぎつけた劇作家が名探偵ゲスリンを訪ねると……。興味深い発端、論理的な謎解き、緊迫の終局。巧みな展開が小気味よい、マクドナルドの代表作。
衆人環視の中で起きた殺人は、伝説の一角獣の仕業なのか? フランスの古城を舞台に、稀代の怪盗、パリ警視庁の覆面探偵、そしてH・M卿の華麗なる知恵比べ。初文庫化!
第2次世界大戦を背景に、ホーソーン医師の結婚や、第一子の誕生が語られる、練達の不可能犯罪連作シリーズ最終巻。バリー賞受賞作「夏の雪だるまの謎」など全12編を収録。
さる夫人が毒殺された事件に対し、毎夜、自慢の頭脳を駆使した推理を披露する犯罪研究会のメンバーたち。混迷する推理合戦を制するのは誰か? 巨匠の代表作が新版で登場。
警官たちの厳重な監視下、偽物とすり替えられたダイヤモンド。誰が、いったいどうやって? 第二次大戦末期、フランス人が捕虜収容所で書き上げた傑作不可能犯罪ミステリ!
小説家が催す〈殺人者と犠牲者〉パーティの余興に用意された、絞首台と死体を模した藁人形。パーティの終わりに本物の死体がぶら下がり……探偵シェリンガムの捜査の行方は?
次の標的は、気の強い美人令嬢。怠惰に暮らすジゴロのネヴィルは、「共犯者」の指示のもと、一攫千金に向けて着々と計画を進めるが……巧手が策を巡らせる異色の本格推理!
凍った川に沈んだ車の中には惨殺死体が。翌日大聖堂の屋根の上で発見された白骨死体との繋がりとは? 敏腕記者が事件を追う。CWA賞受賞作家の英国本格派新シリーズ登場。
出版社社長宅のパーティで毒殺された人気作家エイモス。精神科医ウィリング博士の調査で、次々と明らかになる意外な事実と人間関係。復刊リクエスト第1位作品、新訳で登場。
夏、白夜の季節を迎えたシェトランド島で、道化師の仮面をかぶって死んでいた男をめぐり、島と本土をまたいだ捜査が始まる。『大鴉の啼く冬』に続く現代英国ミステリ第2弾。
オランダ記念病院で発生した老婦人の殺害事件。数少ない手がかりから、エラリーは精緻な推理で犯人を絞り込んでいく。フェアプレイ精神に満ちた、フーダニットの最高傑作!
地域行事をふたつも抱え込んだうえ、恋人メルの母親までやってくる今年のクリスマス。とどめに、またもやお隣で殺人が起きて……!? 主婦探偵が多忙な休暇を過ごす第10弾。
検死官にスローカム閣下を、陪審長にイングリス氏を迎え、再度招集された検死審問。巧みな語りのはてに控える、謎解きの愉しみ。傑作『検死審問』の続編、待望の本邦初訳。































