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判型:文庫判
ページ数:494ページ
初版:2022年12月16日
ISBN:978-4-488-24512-2
Cコード:C0197
文庫コード:M-ク-13-8
装画:松田真由美
装幀:柳川貴代+Fragment
ペレス警部の自宅を訪れたのは、シェトランド本島に一家で移住してきたヘレナ。彼女はまえの持ち主が納屋で自殺して以降、何者かが家に侵入して謎めいた紙片を残していくことに悩まされていた。その納屋で、今度は近所の家の子守りが死体で見つかり、ペレスが捜査担当者となるのだが──CWA最優秀長編賞受賞作『大鴉の啼く冬』に始まった現代本格ミステリ・シリーズ最終巻。解説=古山裕樹
アン・クリーヴス
作家。1954年英西部ヘレフォード生まれ。1986年 A BIRD IN THE HAND でデビュー。2002年、「運転代行人」がCWA最優秀短編賞の候補になる。2006年、『大鴉の啼く冬』でCWA最優秀長編賞を受賞。
玉木亨
(タマキトオル )1962年東京都生まれ。慶應大学経済学部卒。英米文学翻訳家。主な訳書にクリーヴス『大鴉の啼く冬』『白夜に惑う夏』、ケリー『水時計』、サンソム『蔵書まるごと消失事件』、マン『フランクを始末するには』などがある。