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判型:文庫判
ページ数:396ページ
初版:2022年7月15日
ISBN:978-4-488-10550-1
Cコード:C0197
文庫コード:M-ク-2-16
装画:吉實恵
装幀:柳川貴代+Fragment
セント・メアリ・ミード村の牧師館で治安判事が殺された。被害者は厳しい性格で恨みをもつ人間は多いが、殺すまでとなると……。とはいえ村は謎めいた婦人やスキャンダラスな噂のある画家など、怪しげな人物に事欠かない。難航する捜査をよそに、牧師館の隣人の穿鑿(せんさく)好きな老婦人が、好奇心と人間観察で事件を解決に導く。クリスティの二大探偵のひとりミス・マープル初登場作。解説=若竹七海
アガサ・クリスティ
イギリスの作家。1890年生、1976年歿。1920年に『スタイルズ荘の怪事件』でデビューして以来、長編短編集あわせて80冊を超す作品を発表した。着想のうまさと錯綜したプロット構成、それに独創的なトリックの加わった『アクロイド殺害事件』や『オリエント急行の殺人』といった、すでに古典の座を占めるものも少なくない。彼女の創造した名探偵にはエルキュール・ポワロやミス・マープルなどがいる。
山田順子
(ヤマダジュンコ )1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。主な訳書にアーモンド『肩胛骨は翼のなごり』『ミナの物語』、キング『スタンド・バイ・ミー』、プルマン『マハラジャのルビー』、マーヒー『マディガンのファンタジア』『不完全な魔法使い』、アンソニー〈魔法の国ザンス〉シリーズなど。