- ミステリ
- 本格ミステリ
- 青春ミステリ
- サスペンス
- ハードボイルド
- ユーモア
- ユーモア・ハードボイルド
- 私立探偵小説
- 警察小説
- 歴史ミステリ
- 時代ミステリ
- 時代本格
- 短編集
- 連作短編集
- アンソロジー
- 倒叙推理
- パスティーシュ
- 心理ミステリ
- 鮎川哲也賞
- 創元ミステリ短編賞
- ミステリーズ!新人賞
- スリラー
- 奇妙な味
- 評論・研究
- ガイド
- エッセイ
- バラエティ
- 少年・少女探偵
- コミック
- ミステリーズ!
- クライム・コメディ
優等生だがほかに取り立てて特徴のない高校生の恭平。彼はある日曜日、直情的でお節介な幼なじみの菜加に呼びつけられ、一方的に相談される。何でも拾ってしまう癖のある菜加が、昨日渋谷の雑踏で母親から置き去りにされた幼児を連れてきてしまったのだ。なぜか自分の名前すら言おうとしない幼児を、恭平たちは僅かな手掛かりを元に、然るべき場所に送り届けようとするが……。解説=光原百合
永嶋恵美
(ナガシマエミ )1964年福岡県生まれ。94年、映島巡名義の「ZERO」で第4回少年ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞。2000年、永嶋恵美名義で発表した『せん−さく』で注目を浴びる。16年、「ババ抜き」で第69回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。他の作品に『転落』『災厄』『視線』『泥棒猫ヒナコの事件簿 あなたの恋人、強奪します。』などがある。