過去1年分の新刊です。
テムズ川沿いの高級住宅地で発生した、容疑者全員が同じ動機を持つ事件。警察に招聘された探偵ホーソーンは……。あらゆる期待を超える、〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ最新刊!
本書は18世紀末のドイツロマン派の作品から、ティーク、ホフマンなどの9篇を収録。不条理な運命に翻弄され狂気と正気の狭間でもがき苦しむ人々の姿を描く、珠玉の作品集。
平成を賑わせた名探偵・五狐焚風と助手の鳴宮夕暮。中年になってごく普通の日常を生きる二人は、ある告発を切っ掛けに過去に解決した事件を振り返る巡礼の旅に出る。
異本『サラゴサ手稿』工藤幸雄訳完結。第四十二日―第六十六日。訳者による「ヤン・ポトツキについて」を収録。
ノンフィクション・その他 >> 人文科学
身分を隠し、刑務官としてアメリカの民営刑務所に潜入したジャーナリストの著者が見たのは、信じられない世界だった──。民営刑務所の暗部を暴く、傑作ノンフィクション!
生きるため、他人になりすます“わたし”。だがパーティで会った自分そっくりの女性が自分の本名を名乗ってきて……。嘘の達人たちの壮絶な騙しあい。大型サスペンス登場!
雪山のおかしな殺人事件。被害者が最後に残したのはクリスティ『春にして君を離れ』のサイン入り初版本だった──舞台は謎と雪が降り積もる書店。新ミステリシリーズ第一弾!
カウンター席だけのバーの、三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、在野の研究家らしき宮田六郎。宮田の爆弾発言を契機に始まった歴史検証バトルは回を追うごとに熱を帯び……。
アトランティス大陸、ストーンヘンジ、ピラミッド、ノアの方舟、始皇帝、ナスカの地上絵、モアイ像。七つの謎がすっきり解ける。大好評『邪馬台国はどこですか?』の姉妹編。
日本人なら知っておきたい七つのテーマに、鯨史観は如何なるアプローチを試みるか。好評『邪馬台国はどこですか?』『新・世界の七不思議』に続く第三弾、文庫オリジナル。
宮田六郎と早乙女静香、『邪馬台国はどこですか?』でおなじみのコンビが京都で殺人がらみのトラブルに遭遇、警察に疑われながら解明に当たる。歴史上の謎に通じるその真相とは?
取材する予定の量子学研究所所長がビルから落下した事件に、偶然居合わせた宮田と静香。『邪馬台国はどこですか?』に連なるシリーズ最新長編。創立70周年記念文庫書き下ろし。
ぼくらは星々を越えて飛ぶ。人類の存続を賭けて――別の銀河をめざし飛び続ける宇宙船たちを襲う試練。第45回日本SF大賞特別賞を受賞した第一短編集。
北極圏の米軍極秘基地で発生した火災。現場で発見された遺体には不可解な点が。CIAの依頼で調査を進めるジャックが辿りついた恐るべき真相とは。意外性抜群の極上ミステリ!
死体発見後、過去へ遡る章と未来へ進む章が交互に展開され、殺しの「始まり」と「終わり」がとてつもない衝撃とともに明かされる。英国ミステリ界の気鋭が放つ傑作ミステリ!
部下に誘われた大学のオカルト研究会のイベントで、とある怪談を聞いた日を境にカレンの日常は怪現象に蝕まれることとなる。選考委員大絶賛、創元ホラー長編賞受賞作。
彩瀬まる、飛浩隆、松崎有理ら豪華執筆陣が集う、恒例夏のSF特集号。第15回創元SF短編賞受賞作・選評掲載。
チムニーズ館では政府の高官や経済界の大物が集まるなか殺人事件が発生、友人に頼まれ潜入した冒険好きの青年ケイドも巻き込まれる。ミステリの女王の冒険活劇、新訳で復活。
円城塔初期の傑作と呼ぶべき二作「パリンプセスト あるいは重ね書きされた八つの物語」「ムーンシャイン」に、書籍未収録の「遍歴」「ローラのオリジナル」を加えた全四編。
実話怪談作家・呻木叫子が遭遇する四つの怪事件──連続バラバラ殺人が起きた栃木の古屋敷、静岡の謎の古墳、博物館内をさまよう美しい少女の霊。都市伝説と民俗学が交叉する異色の怪奇ミステリ連作集。