定価:2,090円 (本体価格:1,900円)
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プレイヤーに開発者、レビュアーや配信者……あまりにゲームを愛しすぎた人々は、その過剰な愛ゆえに運命を狂わせた。極限状況で編み出された奇抜な戦術。人生を賭したクリア時間への挑戦。ともに遊ぶことによって結ばれた、ほかの何よりも固い絆──臨界を超えた先に異才作家が見出した、至高のゲームSF11編。
「それはそれ、これはこれ」
「お前のこったからどうせそんなこったろうと思ったよ」
「「癪(しやく)に障る」とはよく言ったもので」
「邪魔にもならない」
「全国高校eスポーツ連合謝罪会見全文」
「ミコトの拳」
「ラジオアクティブ・ウィズ・ヤクザ」
「これを呪(のろ)いと呼ぶのなら」
「本音と、建前と、あとはご自由に」
「たかが≠ニはなんだたかが≠ニは」
「曰(いわ)く」
赤野工作
(アカノコウサク )ゲーマー・作家。2017年、小説サイト「カクヨム」への投稿作を改稿した、架空の低評価ゲームについてのレビュー集『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』でデビュー。同作は『SFが読みたい!』2018年度版の「ベストSF2017」国内篇にて4位となった。共著に『ゲーマーが本気で薦めるインディーゲーム200選』、訳書に『台湾老卓遊 台湾レトロテーブルゲーム図鑑』(陳介宇、陳芝〓[〓は女偏に亭]著)がある。