ハンザイハフタリデ

犯罪は二人で

天藤真


犯罪は二人で

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
国内ミステリ > 短編集
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
天藤真推理小説全集 17

判型:文庫判
ページ数:444ページ
初版:2001年9月28日

ISBN:978-4-488-40817-6
Cコード:C0193
文庫コード:M-て-1-17

装画:松尾かおる
装幀:柳川貴代


内容紹介

恋女房を助手に復活を期す元怪盗が、お屋敷に勇躍乗り込んだ再デビュー当日、相次ぐ番狂わせに絶体絶命となる「犯罪は二人で」など12編。解説=末國善己


目次

「運食い野郎」
「推理クラブ殺人事件」
「隠すよりなお顕れる」
「絶命詞」
「のりうつる」
「犯罪は二人で」
「一人より二人がよい」
「闇の金が呼ぶ」
「純情な蠍」
「採点委員」
「七人美登利」
「飼われた殺意」



天藤真

(テンドウシン )

東京生まれ(1915‐83)。東京帝国大学国文科卒業。同盟通信記者を経て、戦後は農業に従事し、その傍ら千葉敬愛短期大学で教鞭を執った。62年「親友記」が第3回宝石賞に佳作入選。同年『陽気な容疑者たち』が第8回江戸川乱歩賞の最終候補となり、大下宇陀児の推輓を得て翌年刊行に至る。79年『大誘拐』で第32回日本推理作家協会賞を受賞。著書に『遠きに目ありて』『死の内幕』『鈍い球音』『皆殺しパーティ』『殺しへの招待』『炎の背景』『死角に消えた殺人者』『善人たちの夜』『わが師はサタン』『親友記』『星を拾う男たち』『われら殺人者』『雲の中の証人』『背が高くて東大出』『犯罪は二人で』等。