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弁護士事務所に出向した探偵社の社員が勝ち味の薄い難件に直面、やたら不利な情況証拠と人手不足の上に手弁当を強いられ、果ては女難にあえぎつつ東奔西走する中編「雲の中の証人」など9編を収める。解説=横井司
「逢う時は死人」
「公平について」
「雲の中の証人」
「赤い鴉」
「私が殺した私」
「あたしと真夏とスパイ」
「或る殺人」
「鉄段」
「めだかの還る日」
天藤真
(テンドウシン )1915年生、1983年歿。1962年、旧〈宝石〉誌に投じた「親友記」が宝石賞に佳作入選、作家活動を開始する。同年『陽気な容疑者たち』が第8回江戸川乱歩賞の最終候補となり、大下宇陀児の推輓を得て翌年刊行に至った。寡作ながらユーモアと機智に富んだ文章、状況設定の妙と意表を衝く展開を身上とする作品を発表し続け、79年には『大誘拐』で第32回日本推理作家協会賞を受賞。