ヨウキナヨウギシャタチ

陽気な容疑者たち

天藤真


陽気な容疑者たち

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
天藤真推理小説全集 2

判型:文庫判
ページ数:282ページ
初版:1995年2月17日

ISBN:978-4-488-40802-2
Cコード:C0193
文庫コード:M-て-1-2



内容紹介

伯父の経理事務所に勤める主人公は、顧客の鉄工所経営者が会社解散を決意し、従業員と対立しているのに巻き込まれた上、蔵の中で経営者が急死するという事件に遭遇する。「推理小説には持ちこみ難いユーモアや機智を、それとは目立たぬ程度に配分しつつ、綿密な密室事件を作り上げている」と、大下宇陀児が激賞した著者の長編第一作である。



天藤真

(テンドウシン )

1915年生、1983年歿。1962年、旧〈宝石〉誌に投じた「親友記」が宝石賞に佳作入選、作家活動を開始する。同年『陽気な容疑者たち』が第8回江戸川乱歩賞の最終候補となり、大下宇陀児の推輓を得て翌年刊行に至った。寡作ながらユーモアと機智に富んだ文章、状況設定の妙と意表を衝く展開を身上とする作品を発表し続け、79年には『大誘拐』で第32回日本推理作家協会賞を受賞。