セガタカクテトウダイデ

背が高くて東大出

天藤真


背が高くて東大出

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
国内ミステリ > 短編集
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
天藤真推理小説全集 16

判型:文庫判
ページ数:438ページ
初版:2001年7月27日

ISBN:978-4-488-40816-9
Cコード:C0193
文庫コード:M-て-1-16

装画:松尾かおる
装幀:柳川貴代


内容紹介

理想の彼氏とゴールインしたわたしを待っていたのは、泣きの涙の結婚生活。台風迫る山荘の一夜を境に訪れたカタストロフィとは……「背が高くて東大出」など10編を収める。解説=鷹城宏


目次

「背が高くて東大出」
「父子像」
「背面の悪魔」
「女子高生事件」
「死の色は紅」
「日曜日は殺しの日」
「三枚の千円札」
「死神はコーナーに待つ」
「札吹雪」
「誰が為に鐘は鳴る」



天藤真

(テンドウシン )

東京生まれ(1915‐83)。東京帝国大学国文科卒業。同盟通信記者を経て、戦後は農業に従事し、その傍ら千葉敬愛短期大学で教鞭を執った。62年「親友記」が第3回宝石賞に佳作入選。同年『陽気な容疑者たち』が第8回江戸川乱歩賞の最終候補となり、大下宇陀児の推輓を得て翌年刊行に至る。79年『大誘拐』で第32回日本推理作家協会賞を受賞。著書に『遠きに目ありて』『死の内幕』『鈍い球音』『皆殺しパーティ』『殺しへの招待』『炎の背景』『死角に消えた殺人者』『善人たちの夜』『わが師はサタン』『親友記』『星を拾う男たち』『われら殺人者』『雲の中の証人』『背が高くて東大出』『犯罪は二人で』等。