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金色に輝く仮面をつけた怪盗が、大胆不敵な手口で日本の古美術品を次々に狙っていく。その怪人に恋をした大鳥不二子嬢を守るため、事件の渦中へと飛び込んでいく、ご存じ明智小五郎。
左腕に黒蜥蜴の刺青をした美貌の黒衣婦人。社交界の花形にして暗黒街の女王は、大阪の富豪岩瀬家の秘宝「エジプトの星」とその愛娘を狙って、大胆にも明智小五郎に挑戦状を……
『蜘蛛男』事件を終えて休養のために湖畔のホテルへやってきた明智小五郎。彼はそこで会った大宝石店の令嬢玉村妙子に、いつしか憎からぬ感情を抱くようになった。それも束の間、一足先に帰京……
次々と若い女性を誘拐し、惨殺する恐るべき殺人鬼〈蜘蛛男〉。彼はまず里見芳枝を空家の浴槽で殺し、切断して石膏像に見せかけ、衆目に曝した。次いで芳枝の姉・絹枝の心臓をえぐり、江ノ島の……
登場人物が探偵ばかりの倒錯世界、ミッシング・リンクの連続殺人、密室、ダイイング・メッセージ、アリバイ崩し、暗号、解決に始まり発端に終わる転倒した構成、童謡殺人など、ミステリ……
成城署の刑事が知り合った脳性麻痺の少年。その隠れた才能に目を見張るようになった警部が、そのとき抱え込んでいる捜査の話を聞かせたところ……天藤真の全作品中の白眉!
「バイトくん」から「経済概論」まで、幅広いジャンルにわたり、その独特の感性と卓越した批判精神で現代漫画界の寵児となった4コママンガの奇才は隠れたミステリ愛好家でもあった。
密室・アリバイ・アナグラム・プロバビリティの犯罪、等々、さまざまなアイディアに満ち満ちた著者ならではのミステリ・ワールド。表題作ほか、「桜」……
因習の村に伝わる奇妙な子守唄、その歌詞どおりの連続殺人劇が繰り広げられる。キチガイじゃが、とつぶやく老人、獄門寺や病院坂……横溝正史の作品を彷彿させる世界を舞台に、トリックの冴え……
戦前の本格派を代表する3作家の1長編1中編5短編を収録した。葛山二郎「赤いペンキを買った女」、大阪圭吉「とむらい機関車」「三狂人」「寒の夜晴れ」「三の字旅行会」、アリバイ破りの……
比良カシウにはいっていたと思われるストリキニーネのために死者が出、比良家は家宅捜査を受けた。その時、物置小屋から無産党の弁護士の射殺体が発見され……
傑作中編「完全犯罪」で彗星の如きデビューを飾った鬼才・小栗虫太郎。本巻には小栗の創造した名探偵法水麟太郎ものの代表作、「後光殺人事件」「聖アレキセイ寺院の惨劇」「オフェリア殺し」……
デビュー間もない時期に発表された「二癈人」を筆頭に、ご存じ明智小五郎が初めて登場した記念すべき「D坂の殺人事件」から、戦後の名品「防空壕」に至る全10編を、初出誌の挿絵を付してお届けする。
蓑浦金之助は会社の同僚木崎初代と熱烈な恋に陥った。彼女は捨てられた子で、先祖の系図帳を持っていたが、先祖がどこの誰ともわからない。ある夜、初代は……
発端に提出される謎の見事さもさることながら、解明の鮮やかさが印象的な『顎十郎捕物帳』と『平賀源内捕物帳』は、十蘭の作品中、もっとも本格探偵小説の醍醐味を味わうことのできる傑作シリーズ……
戦前の浪漫主義を代表する「鬼火」は発表時の削除訂正を復元し、あわせて乱歩の「陰獣」と並ぶ竹中英太郎の傑作挿絵を全点復刻した。戦後本格探偵小説の途を開いた『本陣殺人事件』……
戦時中、犯人当てゲームに熱中し、古今東西の探偵小説を読破していた安吾が、満を持して発表した『不連続殺人事件』は、読者に挑戦した堂々たる本格巨編である。さらに結城新十郎と……
犯罪心理の描写に冴えをみせた大下宇陀児。『虚像』は見事な到達点である。角田喜久雄が従来日本になかった本格探偵小説をと意気込んで書いた『高木家の惨劇』は本格長編時代の夜明けを告げた。
著者の得意とする精神分析を巧みに取り入れ、新しい型の名探偵像を創造した大心地先生譚は、海外探偵小説ファンにも新鮮な驚きを与えるだろう。「網膜脈視症」などの代表的短編と……
検事から弁護士への道を歩んだ浜尾四郎は、処女作「彼が殺したか」以来、その怜悧な理智と懐疑の目で、「殺された天一坊」「悪魔の弟子」など印象深い短編を多く残している。また……