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富裕なダッソー家で起こった密室殺人。その謎を追う矢吹駆は、第2次大戦中、ドイツの収容所で起こった三重密室事件にたどり着く……。著者の自説を実証して見せたシリーズ最高傑作。
副乳を持つ女、星川美緒の辿る数奇な運命!? 『ミレイの囚人』から三年、日本ミステリー文学大賞を授賞した斯界の巨星、土屋隆夫が満を持して放つ、待望の長編本格推理!
恐喝を働いていた私立探偵湯田が投宿中の旅館で刺殺された。湯田の餌食になっていた人間を探る捜査は難航、容疑者が一人また一人と消えていく状況下で、鬼貫警部の突破口は?
線路沿いで発見された紡績会社社長の屍体。彼の背後には労使抗争や新興宗教との確執が。暗礁に乗り上げた捜査を引き継いだ鬼貫警部は、三枚の写真を手掛かりに事件を手繰る。
文壇デビュー作「『罪深き死』の構図」に始まり、機知とユーモア溢れる連作短編集『粋理学入門』を中核に、代表的中編「判事よ自らを裁け」など全中短編の中から厳選した。
犯人は誰か? 探偵は誰か? そして死者は誰なのか? 推理劇「天使の殺人」の公演を控えた前衛劇団の内部で起こる、謎に満ち過ぎた殺人事件。先鋭的代表作、遂に文庫化!
トランクの中から現われた腐乱死体! 初恋の女性からの依頼で捜査に乗り出した鬼貫警部の前に立ちはだかる鉄壁なアリバイ。綿密な校訂でお届けする里程標的名編の決定版。
表題作のほか「紳士の園」や「閏の花嫁」など思わず喋りたくなるストーリー満載、問答無用に面白い八編。泡坂ミステリのエッセンスが詰まった名短編集。
表題作のほか「動かぬ鯨群」「三狂人」「燈台鬼」や幻の海洋奇譚「人間燈台」など、探偵小説の醍醐味を満喫させる「新青年」切っての本格作家大阪圭吉の傑作十一篇と初出時の挿絵を収録。
その名も高い「とむらい機関車」を始め「デパートの絞刑吏」「白鮫号の殺人事件」「あやつり裁判」といった名探偵青山喬介の全活躍譚など、本格探偵作家の傑作9編ほかエッセイ。挿絵附。
1989年度週刊文春ミステリー・ベスト10で一位となった『不安な産声』、不思議な誘拐劇の裏に潜む犯人の目的は何か、という斬新な趣向の『華やかな喪服』。中期の代表作。
久しく鳴りを潜めていた怪盗が、最愛の伴侶を右腕にして復活する日が来た。意気揚々と金満家の邸宅に乗り込んだが、相次ぐ番狂わせに進退窮まり……表題作など12編。
解体されナンバリングされた挙句、消え去った3人の死体。不審な人影の追跡劇と、密室からの人間消失。配達された小指。コンクリートに残された足跡――名探偵・蜘蛛手が……
幻のアイドル探しに駆り出された制作会社(プロダクション)社員・藤岡真の、狂騒の夏がいま始まる。第十回小説新潮新人賞を受賞した鬼才による、ブラックなユーモアと仕掛けに満ちた第一長編。
京葉道路に倒れていた女を利用して一儲け企んだ男たち。警察と素人探偵を巻き込み二転三転する誘拐作戦の行方は? 語り手捜しに始まる趣向に満ちたトリッキイな本格ミステリ。
絵画を眺めてから眠りに就くと、その絵の中に入り込んでしまう……楯経介の不思議な体験が、夢幻的な犯罪の世界へと読者を誘う!? 鮎川哲也賞作家、渾身の書下し長編。
憑かれたように描き続け、やがて自殺を遂げた画家。彼が遺した二枚の絵に込められた主題(メッセージ)とは? 図像学とミステリの幸福な邂逅により生み出された、第九回鮎川哲也賞受賞作。
わたしが結婚し、そしてこの手で殺した男は、背が高くて東大出だった――理想と見えた結婚生活の破綻を語る衝撃の手記「背が高くて東大出」など10編。
【第6回鮎川哲也賞佳作】8年前に自殺した従姉が住んでいたアパートに越した姉弟が、天井裏で古びた人形を見つけた。人形が秘めていた告発とも読めるメッセージを追って過去への旅を始めた姉弟は……。
自己破壊衝動に苛まれる男の物語「落ちる」、万年平行員のささやかな逆襲「ある脅迫」、完全犯罪かと思われた事件の皮肉な露顕「笑う男」――第40回直木賞を受けた3編など、多彩な趣向に満ちた初期秀作10編を収める。……