ワラッテジグソー、コロシテパズル

笑ってジグソー、殺してパズル

平石貴樹


笑ってジグソー、殺してパズル

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:355ページ
初版:2002年5月17日

ISBN:978-4-488-42002-4
Cコード:C0193
文庫コード:M-ひ-2-2

写真:鈴木秀ヲ
装幀:柳川貴代


内容紹介

長年の趣味が昂じて、ジグソーパズル連盟日本支部長を務めるまでになった興津華子。三興グループのオーナーでもある華子を皮切りに、麻布台の富豪興津家で三たび惨劇が起こる。事件に対するは二十一歳の法務省特別調査官。動機に囚われない論理的思考で謎を解く名探偵更科ニッキ初登場、読み応え充分の解決編が嬉しい純粋本格ミステリ。



平石貴樹

(ヒライシタカキ )

1948年函館市生まれ。東京大学、同大学大学院に学ぶ。83年「虹のカマクーラ」で第7回すばる文学賞受賞。著書に『笑ってジグソー、殺してパズル』『だれもがポオを愛していた』『フィリップ・マーロウよりも孤独』『スラム・ダンク・マーダー その他』『サロメの夢は血の夢』『スノーバウンド@札幌連続殺人』『松谷警部と目黒の雨』等がある。