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我利我利亡者の地主、不気味な絵を描く洋画家、弾けなくなった天才ピアニスト、元博徒の顔役、腺病質な少年、書かない小説家……といった人々が住む……
古書ブーム絶頂期を回想する「展覧会の客」、コレクター気質を垣間見せる「『憂鬱な愛人』事件」、電子検索をテーマに描く「電網恢々事件」の3編を収録。
金城学園大学の〈革命〉に乗り出した学生六人は、手始めに悪名高い学部長夫人をノックアウトし、意気揚々と第二段階へ駒を進める。そこへ降って湧いた……
出所したばかりの男が刺殺された。第一容疑者の女にその余裕はなかったはずだが、兇器が出てこない?!――秀作『危険な童話』と、デパートの……
渋谷のおんぼろビルにある「霊感占い所」には、今日も怪現象に頭を悩ますお客さんがやって来る。そんな彼らの相談に応えて占い師が口にするのは……
大富豪の老婦人を狙った身代金誘拐は、想像もつかない桁違いの大誘拐劇へ……誘拐ミステリの金字塔であり、岡本喜八監督による映画化も有名なオールタイムベスト級の傑作。
県内有数の名士・八田家の当主が癌を苦にして自殺を遂げた。一周忌の法要のために遺族は追善興行を計画し、昔馴染の旅役者を呼び寄せる。「旦那、……
事件は二つある。禿頭とイヌにまつわる事件なんだ――。落馬事故後の意識喪失状態からシャーロック・ホームズとして蘇生した男の許へ舞い込んだ……
驟雨に洗われた坂道を疾走し、崖を飛び越えた真新しいブルーの車体――。その朝、千葉県銚子の景勝屏風浦で、大破した車の中から同乗四名の遺体が……
塔から飛び降りたはずの学者の死体が屋上で発見され、塔の下には別人が死んでいた!?(「神なき塔」)、ノアの箱舟を再現し、大洪水に備えようとした男が……
拉致され山荘に閉じ込められた初対面の「おっぺ」と「ピンクル」は、見知らぬ男の死体までしょいこむ破目に。前夜の記憶をたどりニュースを聴くに及んで……
妙な振る舞いをする女の子、噂の幽霊を実地検証した顛末、受付嬢に売り子に奮闘した学園祭、クリスマス・イブの大事件……文章修業を始めた駒子が……
とある5月の逢魔が時、紅薔薇の香りに惹かれて迷い込んだ洋館で、花梨は亡父の面影をうつす館の主、苑田俊春に出会う。誘われるまま館に通ううち……
【第4回鮎川哲也賞受賞作】得意客ぐるみ慰安旅行に出かけた喫茶店〈北斎屋〉一行は、瀬戸内海に浮かぶS島へ。かつて新興宗教の聖地だった島に、男女八人が降り立つ。
【第3回鮎川哲也賞受賞作】短大生の入江駒子は『ななつのこ』という本に出逢い、ファンレターを書こうと思い立つ。身辺を騒がせた〈スイカジュース事件〉をまじえて長い手紙を綴ったところ……
最終学年を迎えた〈私〉は、卒論のテーマ「芥川龍之介」を掘り下げていくかたわら、出版社で初めてのアルバイトを経験する。その縁あって、図らずも……
四国山中に孤立する芸術家の村へ行ったまま戻らないマリア。英都大学推理研の一行は大雨のなか村への潜入を図るが、ほどなく橋が濁流に呑まれて……
純真無垢なるものへの哀歌「地虫」を劈頭に、定番の傑作「赤い密室」や、余りにも有名な朗読犯人当てのテキスト「達也が嗤う」、フーダニットの……
連続する幼女誘拐事件の捜査が難航し窮地に立たされる捜査一課長……。人は耐えがたい悲しみに慟哭する――新興宗教や現代の家族愛を題材に内奥の痛切な叫びを描破した、鮮烈なデビュー作。
過ぐる昭和の半ば、探偵小説専門誌「宝石」の刷新に乗り出した江戸川乱歩から届いた一通の書状が、伸び盛りの駿馬に天翔る機縁を与えることとなる。乱歩編輯の……