クロイハクチョウ

黒い白鳥

鮎川哲也


在庫なし

定価:924円 (本体価格:840円)

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黒い白鳥

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
鬼貫警部シリーズ

判型:文庫判
ページ数:448ページ
初版:2002年3月22日

ISBN:978-4-488-40304-1
Cコード:C0193
文庫コード:M-あ-3-4

装画:EMI
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

【日本探偵作家クラブ賞受賞】
久喜駅近くの線路沿いで見つかった射殺屍体の身許は、労使抗争に揺れる東和紡績の社長と判明した。敗色濃厚な組合側の妄動か冷遇の憂き目に遭う新興宗教かと囁かれるが、捜査は膠着。一条の糸を手繰って京都から大阪、そして九州へ向かう鬼貫警部が香椎線終着駅の町で得たものは……? 第13回日本探偵作家クラブ賞受賞作。解説=有栖川有栖



鮎川哲也

(アユカワテツヤ )

1919年生、2002年歿。1956年、講談社の書下し長探偵小説全集第13巻募集に応じた『黒いトランク』が出世作となる。乱歩編の〈宝石〉に迎えられて以降 本格派の驍将 の座を確立、1960年、『黒い白鳥』『憎悪の化石』で第13回日本探偵作家クラブ賞を受賞。鬼貫警部や星影龍三の活躍、三番館シリーズほかの本格推理を書き続ける一方、アンソロジー編纂、新人作家紹介等に尽力した。その名を冠したミステリ新人賞〈鮎川哲也賞〉が、1990年、東京創元社により創設された。