過去1年分の新刊です。
少年たちをのせて天空をゆく船、ひとが人形に変化する奇病が蔓延した村、機械の身体を持つと男と植物に身を覆われた少女との出会い……。幻想文学の新鋭による初の小説集。
ノンフィクション・その他 >> 囲碁
戦いの技術や手筋の要素が詰まっている定石の勉強は、棋力向上には欠かせない。しかし覚えるだけでは役に立たない。アルファ碁の登場で、顕著になった定石の考え方を解説した。
相沢沙呼、石持浅海、大倉崇裕、倉知淳、似鳥鶏の競演で贈る、倒叙ミステリ特集! 第22回本格ミステリ大賞全選評掲載。廣嶋玲子、溝渕久美子、ハーディング読切ほか。
『吸血鬼ドラキュラ』に先駆けて発表された吸血鬼小説に焦点を当てた画期的アンソロジー。バイロン、ポリドリによる名作の新訳、伝説の大著『吸血鬼ヴァーニー』抄訳ほか10篇を収録。
義理に厚いお蔦さんの元には、今日も誰かの困りごとが集まってくる。商店街で多発する万引き、何十年も前にいなくなった芸妓の捜索──粋と人情、そして美味しい料理が味わえる大好評シリーズ最新作!
テレビ草創期の昭和36年、生放送中のドラマ撮影現場で主演女優が殺害された!? この時代を知る著者だから描けた、〈昭和ミステリ〉シリーズ第三弾。ミステリ作家デビュー50周年記念出版。
【《銀河英雄伝説》刊行40周年記念出版】正伝を2作ずつまとめて5集に、外伝の超短編を時系列順に再編して2集に収めた全7集とし、各集ごと函入りにした四六判上製で贈る。
湖の畔のサマーハウスで自殺した女性。数年前に母親を亡くして以来、降霊術師のもとに出入りしていたという。捜査官エーレンデュルはわずかな疑問を胸に孤独な捜査を進める。
恩人の死の謎を解くべく京都にやってきた駆け出しカメラマン、安見直行。無愛想な変人にして辻占の達人・六角聡明が見いだす真相とは? 古都・京都の21世紀型不可能犯罪を描く連作ミステリ。
ナチス占領下のパリ。苦しくても、わたしたちには愛する本があった──。ある女性司書の謎めいた人生を軸に、戦時下を生きた図書館員たちの勇気と友情を描いた感動の物語!
余命半年、IT企業会長の最後の自伝が、企業存続の大きな鍵を握る。取材で続々と判明する新たな事実に隠された陰謀とは何か? 吉川英治文学新人賞作家が描く、渾身のミステリ。
巨大な建物の世界で孤独に暮らす男。彼が自分はなぜこの世界にいるのかを疑問に思ったとき、すべての謎が。数々の賞を総なめにした著者が16年ぶりに放つ傑作異世界幻想譚。
2022年5月映画公開記念、特集「小説と映画でより深く楽しむ『流浪の月』の世界」。坂木司『きみのかたち』、長編連載スタート。櫻田智也、君嶋彼方ら読み切り掲載ほか。
常に太陽に同じ面を向ける惑星の、永遠の夜と昼の間の黄昏で衰退してゆく人類。ソフィーは人類の命運を握る秘密に迫る。『空のあらゆる鳥を』の新鋭が贈るローカス賞受賞SF。
変わりつつある出版界。紙の本は消えるのか ? 読者は何を求めるのか ? 古きよき時代の編集者が直面する時代の荒波。彼の驚きと哀しみと当惑はすべての出版人と読書人アルアルといっていいだろう。
道行く塀の上に、こちらを指差すような霊がいる。私立探偵の春近と、中学生の楓が遭遇した霊は、衝撃的な事件を告げる始まりに過ぎなかった。『ただし、無音に限り』に続く第二弾。
読書セラピーで女性たちは救われるのか? 消えた読書家の女性の秘密とは? 文学は人生に役立つものなのか? シェルバネンコ賞受賞のミステリ風味の物語。
ノンフィクション・その他 >> 囲碁
相手の石を攻めるのは楽しい。しかしながら、攻めることは相手の石を殺すことではない。攻めによってポイントを挙げていくというのが正しい考えで、その攻めの方法を記した。
妖怪の子育ては楽じゃない! 事件がいっぱいで、妖怪の子預かり屋は今日も大さわぎ。可愛くてちょっぴりこわい大人気の〈妖怪の子預かります〉第二シーズン、いよいよ開始。