ツリーホーンノネガイゴト

ツリーホーンのねがいごと

フローレンス・パリー・ハイド
エドワード・ゴーリー
三辺律子


ツリーホーンのねがいごと

ジャンル
ファンタジイ > 奇妙な味
コミック・ビジュアル > ビジュアル

判型:四六判上製
ページ数:64ページ
初版:2025年5月9日

ISBN:978-4-488-01146-8
Cコード:C8097

装画:エドワード・ゴーリー
装幀:東京創元社装幀室


内容紹介

今日はツリーホーンの誕生日、おかあさんとおとうさんは忙しそうだけど、ちゃんとプレゼントはもらえるかな? 裏庭の地面の穴で見つけた古いつぼのせんを抜いたら、けむりといっしょに男の人があらわれた。これっておかあさんが待っているガスの検針員さん? それとも精霊? ためしにツリーホーンはねがいをかけてみることにした。ジンならかなえてくれるはず。エドワード・ゴーリーのイラスト30点。ナンセンスでとぼけた物語。


フローレンス・パリー・ハイド

1919年生まれ。アメリカの作家。児童書、ミステリ、詩集などを多数執筆。若い読者の好奇心を刺激する作品に生涯を捧げた。『ヒヤシンスひめ そらにうかんだおんなのこのあっとおどろくおはなし』『Scary もしこんなことになっちゃったら』などが翻訳されている。2011年没。


エドワード・ゴーリー

1925年生まれ。アメリカの画家、絵本作家。独特のシニカルで不条理な世界観と韻を踏んだ文章、特徴のあるモノクロの線画のイラストの作品を数多く発表している。日本でも『ギャシュリークラムのちびっ子たち または遠出のあとで』『うろんな客』『不幸な子供』など多数の作品が翻訳されている。2000年没。


三辺律子

(サンベリツコ )

東京都生まれ。フェリス女学院大学、白百合女子大学講師。訳書にエイキン『月のケーキ』、ジョーンズ『呪文の織り手』、ダレーシー『龍のすむ家』、ネルソン『君に太陽を』、ブラウン『神霊の血族』など多数。