柳沢由実子
(ヤナギサワユミコ )
ホーカンの行方はわからず、妻のルイーズまで姿を消してしまった。ときおり襲う奇妙な記憶の欠落に悩まされながらヴァランダーは捜査を進める。刑事ヴァランダー最後の事件。
ヴァランダーの娘リンダのパートナーの父親が失踪した。家族は心当たりはないというが、ヴァランダーは、かすかな違和感を覚えていた。北欧ミステリの金字塔シリーズ最終巻。
湖の底で発見された白骨には、ソ連製の壊れた盗聴器が結びつけられていた。婚約者を残し失踪した男。時代に翻弄された哀しい人々の真実とは。北欧ミステリの巨人渾身の大作。
タイからの移民を母に持つ男の子が殺された。エーレンデュルら捜査陣は人種差別からくる殺人を疑い、捜査を始める。 世界のミステリ界をリードする著者のシリーズ第5弾。
ひとり島に住む元医師は、不治の病に冒されたかつての恋人の願いを叶えるべく、島を離れ旅に出る。〈刑事ヴァランダー・シリーズ〉の著者が描く孤独な男の希望と再生の物語。
北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルが生んだ刑事、クルト・ヴァランダー。ガラスの鍵賞受賞の第一長編『殺人者の顔』以前の、若き日のヴァランダーを描いた贅沢な短編集。
一人の男の栄光、悲劇、転落、そして死。全世界でシリーズ累計1000万部突破。翻訳ミステリー大賞・読者賞をダブル受賞。家族の在り方を描き続ける著者の、シリーズ第3弾。
湖の底で発見された白骨には、ソ連製の壊れた盗聴器が結びつけられていた。婚約者を残し失踪した男。時代に翻弄された哀しい人々の真実とは。北欧ミステリの巨人渾身のシリーズ第4弾。
北欧ミステリの帝王マンケルは、がんの告知を受けたときに何を思い、絶望といかに闘ったのか。人気の〈刑事ヴァランダー・シリーズ〉の著者の全てが込められた、魂の一冊。
殺人現場で見つかった日記は、ビルギッタを19世紀の中国の寒村、開拓時代のアメリカ、さらには発展著しい現代の中国、アフリカへと導く。ミステリを超えた金字塔的作品。
スウェーデンの寒村でおきた村人の惨殺事件。事件の根は世界の反対側に、そして過去に……。刑事ヴァランダー・シリーズで人気の北欧ミステリの帝王マンケルの集大成的大作。
長いこと封印されていた哀しい事件が捜査官エーレンデュルの手で明らかに。CWAゴールドダガー賞・ガラスの鍵賞を受賞。世界中が戦慄し涙した。究極の北欧ミステリ登場。
イースタの周辺では動物が燃やされる事件が重なっていた。だが、さらに女性が行方不明になり……。人気の刑事クルト・ヴァランダーが父娘で難事件に挑む。シリーズ第9弾。
警察官の卵となったヴァランダーの娘リンダは、イースタ署に赴任することになった。だが、その矢先友人が行方不明に。北欧ミステリの巨匠マンケルの人気シリーズ最新刊。
サンタクロースの扮装でめった刺しにされた男。一人の男の栄光、悲劇、転落、そして死。世界でシリーズ累計1000万部突破。世界を驚愕させた『湿地』『緑衣の女』に続く第3弾。
北の湿地の建物で老人の死体が発見された。現場に残された謎のメッセージ。被害者の隠された過去。衝撃の犯人、肺腑をえぐる真相。いま最も注目される北欧の巨人の傑作、待望の文庫化!
殺人現場で見つけた手記。それは一八六〇年代のアメリカで書かれたものだった。中国、アメリカ、スウェーデン、現代の予言者マンケルによるミステリを超えた金字塔的大作。
スウェーデンの小さな村でその惨劇は起きた。村のほぼ全ての家の住民が惨殺されたのだ。老人ばかりの過疎の村が、なぜ? 北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケル渾身の大作。
数十年のあいだ封印されていた哀しい事件が捜査官エーレンデュルの手で明らかに。CWAゴールドダガー賞・ガラスの鍵賞受賞作。世界が戦慄し涙した。究極の北欧ミステリ。
二人の少女がタクシー運転手を襲った。反省の色もない少女たちの態度に、違和感をおぼえるヴァランダー。だが、その一人が逃亡したことで、事件は意外な展開を見せ始める。