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判型:文庫判
ページ数:360ページ
初版:1959年10月16日
改版:2003年11月14日
ISBN:978-4-488-10539-6
Cコード:C0197
文庫コード:M-ク-2-4
装画:ひらいたかこ
装幀:小倉敏夫
オリエント急行列車に乗り合わせた乗客たちは積雪に閉じこめられてしまった。その翌朝、ひとりの乗客が体いっぱいに無数の傷を受けて死んでいた。乗客のひとりエルキュール・ポワロの目と鼻の先で起きた事件である。被害者はアメリカ希代の幼児誘拐魔だった。そして乗客は世界中の雑多な人々――その全員にアリバイがあったのだ。有名な映画にもなった、クリスティを代表する傑作! 訳者あとがき=長沼弘毅
アガサ・クリスティ
イギリスの作家。1890年生、1976年歿。1920年に『スタイルズの怪事件』でデビューして以来、長編短編集あわせて80冊を超す作品を発表した。着想のうまさと錯綜したプロット構成、それに独創的なトリックの加わった『アクロイド殺害事件』や『オリエント急行の殺人』といった、すでに古典の座を占めるものも少なくない。彼女の創造した名探偵にはエルキュール・ポワロやミス・マープルなどがいる。