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恐怖の宇宙帝王/暗黒星大接近!

エドモンド・ハミルトン
野田昌宏


恐怖の宇宙帝王/暗黒星大接近!

ジャンル
SF > スペースオペラ
レーベル
創元SF文庫
シリーズ
キャプテン・フューチャー全集 1

判型:文庫判
ページ数:590ページ
初版:2004年8月27日

ISBN:978-4-488-63711-8
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ハ-6-11

装画:鶴田謙二
装幀:岩郷重力


内容紹介

●野田昌宏氏推薦――「本当に自分が、かれらとともに宇宙せましと暴れまわっているような、たのしい気分にたちまちひきずりこまれてしまうのは、やはりハミルトンの持つただならぬ筆力とイマジネーションの所以だろう。」

人類が太陽系にあまねく進出した未来、惑星世界を揺るがす数々の怪事件に決然と立ち向かう一人の青年がいた――かれこそはキャプテン・フューチャー、科学の天才にして正義の守護者である。この冒険家が、鋼鉄ロボットのグラッグ、合成人間のオットー、〈生きている脳〉サイモン・ライトの3人の仲間とともに八面六臂の大活躍を繰り広げる! SFの黄金時代に華々しく登場し、圧倒的支持を集めたスペース・オペラの記念碑的名作シリーズを時系列順に編纂し、全11集の合本版で贈る。本集には、木星に蔓延する奇病の裏にひそむ陰謀を暴く『恐怖の宇宙帝王』、太陽系に迫る巨大な暗黒星の危機を回避させることを条件に、9惑星の支配権を要求する怪人との死闘を描く『暗黒星大接近!』の2作を収録。また全巻巻末には、シリーズの世界設定を解説した人気コラム「INSIDE: CAPTAIN FUTURE」を全編訳出した。訳者あとがき=野田昌宏

【著者のことば】
「キャプテン・フューチャーにはおなじみ、三人の仲間がいて、常に彼と行動をともにしているけれど、その蔭にはもうひとりの仲間がいることをどうぞ忘れないでいただきたい。そのもうひとりとは、いうまでもなく作者、つまりわたしである。この物語を書きながらわたしは、いつも彼らとともに笑い、怒り、そして数々の危険を冒してきたのである。」
――エドモンド・ハミルトン

*第10位『本の雑誌増刊・おすすめ文庫王国2004年版』ジャンル別ベスト10・SF(大森望氏選)


目次

『恐怖の宇宙帝王』
『暗黒星大接近!』



エドモンド・ハミルトン

1904年、オハイオ州生まれ。父親は漫画家、母親は元教師。秀才の誉れ高く10歳で高校へ入学し14歳で卒業。15歳でウエストミンスター・カレッジに入学し物理学を専攻したが、文学にかぶれて大学を中退。鉄道職員となり、愛読していたA・メリットやエドガー・ライス・バローズの影響を受けた小説を書きはじめる。1926年、〈ウィアード・テールズ〉誌より「マムルスの邪神」でデビュー。恒星系や銀河をたびたび危機に陥れることから“世界破壊者(ワールド・レッカー)”の異名をとる。代表作は〈スター・キング〉2部作、スペースオペラの古典とされる〈キャプテン・フューチャー〉〈スターウルフ〉シリーズや、本格SF『虚空の遺産』『時果つるところ』などがある。1977年歿。夫人は、やはり著名なSF作家のリイ・ブラケット。


野田昌宏

(ノダマサヒロ )

1933年福岡県生まれ。学習院大学政治経済学部卒。SF作家・翻訳家・研究家・宇宙開発評論家として活躍。主な著書に『SF英雄群像』『レモン月夜の宇宙船』《銀河乞食軍団》他多数、訳書にハミルトン《キャプテン・フューチャー》《スターウルフ》、ジョーンズ《ジェイムスン教授》、チャンドラー《銀河辺境》などのシリーズほか多数。『「科學小説」神髄』で第16回日本SF大賞特別賞を受賞。2008年6月6日歿。没後、その功績をたたえ、星雲賞特別賞、日本SF大賞特別賞が贈られた。