スター・キング

スター・キング

  【新版】

エドモンド・ハミルトン
井上一夫


スター・キング

ジャンル
SF > スペースオペラ
レーベル
創元SF文庫

判型:文庫判
ページ数:342ページ
初版:1969年11月21日
改版:2020年11月27日

ISBN:978-4-488-63724-8
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ハ-6-1

装画:鈴木康士
装幀:東京創元社装幀室


内容紹介

「ジョン・ゴードン、聞こえるか?」夢うつつに聞こえてきたのは、はるか20万年未来からの呼びかけだった。銀河帝国の皇子で科学者でもある青年が、過去の世界を探索するため精神交換を提案してきたのだ。代わりにゴードンは驚異の未来世界を見ることができる。求めに応じ、帝国の支配者の息子となった彼は、銀河の命運を賭けた謀略に巻き込まれた。永遠の名作スペース・オペラ。



エドモンド・ハミルトン

1904年、オハイオ州生まれ。父親は漫画家、母親は元教師。秀才の誉れ高く10歳で高校へ入学、14歳でウエストミンスター・カレッジに入学し物理学を専攻するが、文学にかぶれて中退。鉄道職員の仕事の傍ら、愛読していたA・メリットやエドガー・ライス・バローズの影響を受けた小説を書きはじめる。1926年、〈ウィアード・テールズ〉誌より「マムルスの邪神」でデビュー。恒星系や銀河をたびたび危機に陥れることから“世界の破壊者(ワールド・レッカー)”の異名をとる。代表作は〈スター・キング〉2部作、〈キャプテン・フューチャー〉〈スターウルフ〉シリーズ、『虚空の遺産』『時果つるところ』など。1977年歿。夫人は、やはり著名なSF作家のリイ・ブラケット。