ホッグズバックノカイジケン

ホッグズ・バックの怪事件

F・W・クロフツ
大庭忠男


ホッグズ・バックの怪事件

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
フレンチ・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:366ページ
初版:1983年5月20日

ISBN:978-4-488-10626-3
Cコード:C0197
文庫コード:M-ク-3-14

写真:Richard Fairless/Getty Images
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

イングランドの町で引退した医師が失踪した。三分ほど前には、くつろいで新聞を読んでいる姿を妻が見ているというのに。誘拐か? それとも数日前、彼が密かに会っていた女性と駈落ちしたのだろうか? 彼が書いていた原稿とは何か……? そしてまた失踪者が一人……。フレンチ警部が64の手がかりをあげて連続失踪事件の真相を解明する。訳者あとがき=大庭忠男


F・W・クロフツ

1879年、アイルランド、ダブリン生まれ。鉄道技師であったが、病を得て長く休養した間に構想した『樽』を1920年に上梓し、好評を博する。続いて『ポンスン事件』『製材所の秘密』『フローテ公園の殺人』を発表。第5作『フレンチ警部最大の事件』でフレンチ警部を創造し、以後探偵役として定着させた。著書に『クロイドン発12時30分』『サウサンプトンの殺人』『フレンチ警部と毒蛇の謎』『フレンチ警視最初の事件』『殺人者はへまをする』等多数。1957年没。