スターヴェルノヒゲキ

スターヴェルの悲劇

F・W・クロフツ
大庭忠男


スターヴェルの悲劇

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
フレンチ・シリーズ

ジョゼフ・フレンチ・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:370ページ
初版:1987年9月25日

ISBN:978-4-488-10630-0
Cコード:C0197
文庫コード:M-ク-3-7

写真:Joe Stockdale/Getty Images
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

スターヴェル屋敷が一夜にして焼失し、主人と召使夫婦の焼死体が焼け跡から発見され、金庫の中の紙幣が大量に灰になるという事件が起こる。微かな疑問がもとで、スコットランドヤードからフレンチ警部が乗り出すこととなった。事故か? 放火殺人か? だが、フレンチの懸命な捜査を嘲笑うように、事件は予想外の展開を見せて……。クロフツ初期の傑作として名高い作品の完訳。


F・W・クロフツ

1879年、アイルランド、ダブリン生まれ。鉄道技師であったが、病を得て長く休養した間に構想した『樽』を1920年に上梓し、好評を博する。続いて『ポンスン事件』『製材所の秘密』『フローテ公園の殺人』を発表。第5作『フレンチ警部最大の事件』でフレンチ警部を創造し、以後探偵役として定着させた。著書に『クロイドン発12時30分』『サウサンプトンの殺人』『フレンチ警部と毒蛇の謎』『フレンチ警視最初の事件』『殺人者はへまをする』等多数。1957年没。