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ロンドン有数の宝石商ノーンズ商会の役員たちは、ギルフォードに参集した。ところが夜のうちに経理部長が殺され、さらにつづいて会社の金庫から、50万ポンド相当の宝石類が紛失していることが発見される。経理部長の死と紛失した宝石類──二つの謎はどう関連しているのか? 堅固なアリバイを持つ容疑者たちに対する、フレンチ首席警部の執拗な捜査を描いた力作長編。
F・W・クロフツ
イギリスの作家。1879生、1957歿。土木技師見習をふり出しに鉄道の技術畑を歩いたが、40歳の時、大病の後に『樽』を書き上げ、大成功を収めた。以来フレンチ警部(のちに首席警部から警視へと昇進している)をはじめとする努力型、凡人型の探偵の活動するアリバイ破りものに『マギル最後の旅』等、数多くの名作を残したほか、『クロイドン発12時30分』などのような倒叙ものの傑作がある。




























