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天文学者に招待され、孤島に集まった六人の男女を襲う殺人事件。犯人は、この六人のなかにいる……奇蹟の島の殺人事件を、俊英が満を持して描いた快作、早くも文庫で登場!
ある日、望の後輩・有斗の家族が息子ひとりを残して姿を消した。神楽坂で起きた事件にお蔦さんが立ち上がる! 粋と人情、望が作る美味しい料理が堪能できるシリーズ第二弾。
過疎の村に伝わる独自の妖怪伝説と「クトル信仰」と呼ばれる謎の教義。村の名家を襲う不可能犯罪の真相とは?『影踏亭の怪談』の新鋭が贈る妖怪×本格ミステリ!
手話通訳士の資格を得た荒井尚人は、警察時代に立ち会った殺人事件の容疑者と再び出会う。コーダの手話通訳士・荒井尚人“最初の事件”を描く、待望の第一巻。大幅改稿の決定版。
『ななつのこ』『魔法飛行』『スペース』の〈駒子シリーズ〉でお馴染み、著者&装画家コンビが描くもうひとつの『ななつのこ』。優しく語られる物語の世界。オールカラー64頁。
突然始まった、老人による執拗なつきまとい。警察も周囲の男たちも真剣に取り合わない出来事が、すべての始まりだった──『死刑にいたる病』の著者による戦慄のミステリ!
綾部蓮は、私たちにとって遠い国の王様のような存在だった。若くして自ら命を絶った天才――彼と出会った人々に齎される謎と恩寵を忘れ難い余韻とともに描き出す連作長編。
伸び悩む若手刑事たちにアドバイスを与えるために人事課から派遣される謎の男、向井。彼の過去と刑事たちの直面したある事件とが交錯して、向井の真実が浮かび上がる。著者の警察小説中でも異色の一冊。
第三十三回鮎川哲也賞選評、および第一回創元ミステリ短編賞選評&受賞作掲載。本誌初登場・新野剛志、連載スタート。今村昌弘による〈明智恭介〉シリーズ最新短編ほか。
見た者を惹きつける稀代の人形作家・常世三姉妹。彼女たちには、人体そのものを人形の素材にしているとの噂もあり……。『名探偵の証明』の市川哲也が、満を持して贈る長編ミステリ。
就活生と老図書修復家の再出発や、ワルツさんと電子図書館司書との対立を描く短編、書き下ろしなどを収録。近未来の図書館を舞台に、本を愛し守る人々を描くシリーズ第2弾。
浅ノ宮遼/眞庵、北山猛邦、京橋史織、久青玩具堂、大和浩則で贈る、特集「初夏のミステリ読切 5つの謎迷宮」。本誌初登場! 熊倉献によるコミック新連載スタートほか。
紙の本が貴重な文化財となった近未来に、本を無料で貸し出す私立図書館があった。本を愛し守る司書官と利用者達との交流を描く伝説のシリーズ、書籍初収録短編も含む待望の文庫化!
桜庭一樹、新連載『名探偵の有害性』スタート。乾ルカ、近藤史恵、笹原千波、白尾悠、雛倉さりえの豪華執筆陣などで贈る、特集「舞台!」。宮澤伊織、読切短編掲載ほか。
昭和24年の戦後日本の混乱期と、青春の日々をみずみずしく描き出す。各方面から絶賛を浴びたミステリ長編、待望の文庫化。
今村昌弘による、明智恭介の活躍を描くシリーズ最新短編。夕木春央、君嶋彼方、川野芽生、斧田小夜、床品美帆など注目新鋭の短編を掲載、特集「2023早春・若手作家の宴」ほか。
ひったくりの犯人を突きとめたはずが、いったい私たちは何に巻き込まれたのか。『パラ・スター』で注目を浴びた俊英が〈犯罪と私たち〉を真摯かつ巧緻に描く、壮大な力作。
終戦後ふたたび復興を遂げつつある古書の街・神田神保町。古書をめぐる恐るべき“計画”に、一人の古書店主が立ち向かう。直木賞作家がすべての愛書家に贈る長編ミステリ。
特異な妖怪伝説が伝わる愛媛県山間部の小村・赤虫村を訪れた怪談作家の呻木叫子は、名家で続く不可能犯罪に関わることに。第十七回ミステリーズ!新人賞受賞者による初長編。
兄の死の報せで僕は久しぶりに東北の故郷に帰る。自分のいない七年間にいったい何があったのだろうか? 『しくじり家族』で注目の著者が贈る、衝撃のミステリデビュー作。