- ミステリ
- 本格ミステリ
- 青春ミステリ
- サスペンス
- ハードボイルド
- ユーモア
- ユーモア・ハードボイルド
- 私立探偵小説
- 警察小説
- 歴史ミステリ
- 時代ミステリ
- 時代本格
- 短編集
- 連作短編集
- アンソロジー
- 倒叙推理
- パスティーシュ
- 心理ミステリ
- 鮎川哲也賞
- 創元ミステリ短編賞
- ミステリーズ!新人賞
- スリラー
- 奇妙な味
- 評論・研究
- ガイド
- エッセイ
- バラエティ
- 少年・少女探偵
- コミック
- ミステリーズ!
- クライム・コメディ
《黒川博行警察小説コレクション》
猟奇事件に挑む、大阪府警捜査一課シリーズ第8弾。第1の事件は、扼殺後にセーラー服に着替えさせたうえ化粧も施していた。第2の事件は、女子大生風のテニス服、第3の事件ではOL風のスーツ姿。女性の成長する姿を模しているのか? それともマネキンに見立てているのか? デート商法を舞台背景におきつつ、絶妙なストーリー展開を見せる意欲作。あとがき=黒川博行(文中に鷺沢萠の講談社文庫版解説を全文再録)/解説=中辻理夫
黒川博行
(クロカワヒロユキ )1941年生。高校の美術教師の傍ら、1983年に第1回サントリーミステリー大賞に投じ『二度のお別れ』が佳作入選しデビュー。軽妙な会話とトリッキーな内容が読者の支持を集め、『雨に殺せば』『八号古墳に消えて』など一連のシリーズを上梓する。1986年『キャッツアイころがった』で同賞大賞を受賞。96年に「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞を受賞。2014年に『破門』で第151回直木賞を受賞。